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ダブルワークジョブスタイルのすすめ。お引越しのお知らせこのたび、管理人谷口の2008年5月末『福業のススメ』の出版が決定したことにより『ダブルワークジョブスタイルのすすめ』を以下のブログに“そのまま”移転しました!『福業(ダブルワークライフ)のススメ』今後ともよろしくお願いいたします!管理人 谷口晋一
2008.03.25
ダブルワークに関するご相談やお話をしていく中で、『好きを仕事にするってのは本当にできるのでしょうか?』『趣味の延長線上ってことでしたら仕事とはいえないのでは?』などといった方向の話題になることがあります。これは“仕事”に対する価値観に関することにもつながるので、なかなか即答していけるテーマにはなりません。仕事を『時に我慢しながらでも、自分の時間を提供(犠牲に)して収入を得る手段』という発想を少しでももたれていると上記のような考えが浮かんでくるのではないでしょうか?もちろんこれは数年前までスタンダードイメージでしたので仕方のないことかもしれませんし、何度も何度もその方と語り合う中で、お伝えできるテーマだと思います。先日会って話した方は、店舗を経営しながら自分の地域(3県ほどのエリア)の業界にいる仲間たちをサポートする働きをしています。そんな彼が『谷口さん、ダブルワークのうちの一つは趣味のままではないんですよね?つまり一方だけでなく両方とも収入を得ていなければダブルワークにはならないのですよね?』と。はい、確かに。ちなみに収入というのを、お給料としての発想(仕事の価値観)ですと「仕事をする=その月から収入が発生する」ですので、「ダブルワークをはじめる=すぐにダブルサラリーになる」と考えがちです。(そういったケースもありますが)私自身はそれはスタート地点でもなくゴールでもない“中間地点”だと考えています。スタートはセカンドジョブ(二つ目の仕事としようとする対象)から収入をすぐに得られることという位置づけで考えることは危険です。あくまでも趣味としてはじめたテーマだとしても、収入につながるように“軌道修正”したり、大きく舵を切るような形にしてすぐにではないにしても収入が得られるように方向づけしていく必要があります。しかし!収入を得る。つまりダブルサラリーになることがゴールか?といわれるとそれもまた違うのです。収入を得ることがゴールと勘違いしてしまうと、ダブルで苦しくなってしまいます(苦笑)ゴールはあくまでも、『自分自身の中に常に“自己客観力や気づき変換装置”のようなものを持たせながら時代の変化に機敏に対応していくステージにいるんだという実感を持っていること』なんだと。経済評論家で『効率が10倍アップする 新・知的生産術 自分をグーグル化する方法』などの著書で知られる勝間和代さんが、ある雑誌の中でこれから求められる30代後半の姿として『社会の変化、人間の仕組みなどに着目して、新しい考え方を求める時代』 と表記していましたが、何も30代後半に限ったことでなくてダブルワークジョブスタイルをとっている方たちはみな、その発想の中にいるのではないでしょうか?
2008.03.16
先日ミクシーでミク友さんでもあるセラピスト兼主婦業をしている女性からメッセージをいただきました。mixi⇒ http://mixi.jp/show_profile.pl?id=827206『谷口さん。セラピストサロン業と主婦業の両立の悩みというのは、ダブルワーカーの持つ悩みと同じということなのでしょうか?(文章は簡略化しています)』主婦業をしながら他の仕事を同時にするということは、時間のやりくりなどが大変でしょう。確かに時間のやりくりなど、ダブルワーカーとしての悩みと重なりますので同じ側面があります(そんな視点で彼女にはメールをお返ししました)ただ、彼女の文面から伝わってくる“悩みの本質”はもう一つ、別のところにあるのかも…と感じました。それは“承認欲求”の低下。これこそ、現在日本中のどこかしこで仕事をなされている方々の、多くの苦悩の元になっているのではないか?と。どんなハードな仕事であっても、身近な周囲からや社会全体でも“必要とされている仕事”と常に自分自身が実感していると苦悩というのは浮かんでこないものです。逆にどんな仕事であっても、常に自分が周囲から承認されていないと感じるようになると、なかなか言葉に表現できない苦しみが胸を覆うことになるのではないでしょうか…。このブログで何度もお話しているのですが、ダブルワークジョブスタイルというものは、決して小手先の副収入を得ていくような副業スタイルを勧めるというのではありません。⇒ 目の前の仕事(ファーストジョブ)への承認欲求が満たされにくくなってきている現状の中、⇒ もう一つのセカンドジョブ(自分自身で承認欲求を満たしやすい)を同時にすることによって、⇒ ファーストジョブへの自己承認欲求を高めるような相乗効果があるのではないか?と。違う業界の中での仕事を同時にすることの相乗効果を意識するだけで可能になってくるステージアップの現実を知ることは、ダブルワークジョブスタイルの本質の一つになるのでは?と私自身考えています。
2008.03.12
先日セラピスト支援事業のお仕事で博多にうかがったときに感じたこと。実は今回のセミナー、私にとって大いなるチャレンジでもありました。なぜかといいますと、ノウハウセミナーでありながらそれぞれの参加者のステージがバラバラだったからです。整体学校の1年生でセミナーなるものに参加するのも初めて!という人もいれば、すでにブログやHPなどネットを使いこなしていて、よりステージアップするために!というセラピストも。限られた3時間という時間で私は何を語り、一人ひとりの参加者に何に気づいてもらい、どう一歩踏み出してもらうか…。『セミナー屋は人を集めるまで力を入れる。しかしメッセンジャーは集めてから全身全霊を込めて準備する』…なんて言葉を今、作ったのですが(笑)一人も欠けることなく参加者全員が参加した意義を見つけ出してもらわないと人前に立つ資格なし!と常に自戒してます。(そんだけ力入れても、やっぱり一歩踏み出さない人もいるワケですから何事も極めるということは終わりがありませんね)で、セミナー終了後懇親会の席で何人も声をかけていただいたセラピスト数人からこんな言葉を。『実はこれだけ立場が違う人たちを前に谷口さんがどんな進め方をするか、楽しみだったんです(ニヤリ)』あらっ?ワタシ試されていたのね?(笑)セミナー講師も…セラピストも…施術家も…インストラクターも…コンサルタントも…クリエーターも…タレントも…士業の方も…医師も…教師も…お客さまと直接関われるプロフェッショナルはみな!相手に試されることを喜び、それに応えることに誇りを持っていかなくちゃいけないと思っています。このスタンスを外さなければ、ダブルワークになっても決してぶれなくなります。さ…ボクもまた一歩踏みだそうっ!みなさんが目指す新たな世界ではいかがですか?
2008.03.05
『個人で○○のビジネスをするなら、最低年収1000万でしょ!?いいですか?そうじゃなかったらやる意味などありませんっ!』個人事業者向け経営セミナーやフランチャイズセミナーなどに出席するとよく使われるフレーズ“年収○○万”。独立開業希望のサラリーマンなどの平均年収をベースに、そこに投資する費用とその効果を時系列で挙げて「がんばれば手が届く数字」として算出されています。みなさんもこんなフレーズを耳にしたことありますか?(なぜか耳にしている男性が多いんですよねぇ)なぜそんなことを書いたかといいますと、先日西日本の施術院に取材にいった際にそこの男性施術家から「経営セミナーなどに参加したりすると年収○○万を目指さなきゃダメだ!みたいなキーワードが出てくるのですが、谷口さんもセミナーやパーソナルサポートをしていてその通りだと思い、実際にそんなこと言いますか?」と聞かれたから。なんだか、ふと当時を思い出して苦笑いしてしまいました!何を隠そう、僕もダブルワークの一つ、セラピスト支援事業をする前にはこういったフレーズの渦にみずから入り込んで、勝手に?苦しんでいた時期があったからなんです…。取材用の録音テープを止めて彼に伝えたこと。「もしその講師が今でも、数十人以上の参加者を前にそのようなことを連呼していたとしたら、同じような立場でもある私からしてちょっと残念だなぁと思ってしまいます。 もちろん目標設定を年収1000万にするのもOKだと思います。でもそれはその個人の環境の中で決めていくことですもんねぇ。 やはりセミナー講師という立場で考えるなら、金太郎飴みたいに個人事業主なら○○!みたいなフレーズを強調連呼するより、個々人が現実的に行動を促進できる様なお話をすべきなのではないかなぁと。 もっとも聞く側にとっても、そのフレーズだけにとらわれないで自分用に変換させていくような“気づき変換装置”みたいなものを装着する必要はありますよね。 “気づき変換装置”みたいなのがあれば、今流行り?のメンター(助言者)も必要なくなってくるのではないでしょうか? ま、そんな偉そうなこと話してますが、僕も数年前は『年収3000万!思えば必ず成し遂げられるっ。そのためにはまずは売上200%アップ!』なんてこぶし振り上げてましたからねぇ… 今考えるとそのときが一番“人間として薄っぺら”な時でした(苦笑)」イメージしやすい高めの目標設定をした結果、そのことだけにとらわれてしまって苦しむぐらいなら、いま自分が何をすべきか?の優先順位を決めて一番最初にすべきことを真剣に取り組んだ方がいい。と私個人は考えています。
2008.03.03
お読みになった方もいらっしゃるかと思いますが、今日の日本経済新聞朝刊の1面(日経朝刊08.2.25)に「働くニホン」というコラムがあり、そこで「何のために」終わらぬ問い。というタイトルで 仕事の値段とは? という記事がありました。http://netplus.nikkei.co.jp/ダブルワークジョブスタイルという仕事のスタイルを選択し、かつ社会が今後そのスタイルを“受容”しはじめるであろうと考えている私としては、同時並行で異種の仕事をするわけですから「何のために?」を常に考え続けて生きている様な気がします。記事内には、米ハーバード大ビジネススクールでの講義で『どんなに成功しても自分なりの「働く意味」を見出せなければ幸せになれない。』との言葉があったと紹介されていました。いくつかの仕事を通して、働くことを通して…なにを自分は見出しているのか?⇒ (働くことを通して)生きるため?⇒ (働くことを通して)家族のため?⇒ (働くことを通して)社会に足跡を残すため?⇒ (働くことを通して)自己成長のため?⇒ (働くことを通して)達成感をえるため?⇒ (働くことを通して)周囲からの評価を得るため?などなど…。ちなみに報酬(賃金)は、何かを手にするための交換対価であってお金そのものを得ることは目的といえるのかなぁ?と考えたり…。ダブルワークジョブスタイルを選択すれば必ず幸せになるのではなく、そういう生き方もあるのだと気づき、自分の与えられた環境においてそのスタイルが今のスタイルよりよりベターであれば選択ができる。そんなこんなで、我々は時に働く意味を見出す努力をし忘れてしまっていないか…と考えることもあります。「何のために?」と考えて適切な答えが出てこないことが“ヤバイ”のではなくて、日々の生活の中で「何のために?」を考えることをやめてしまっている働き方そのものが“ヤバイ”と思いませんか?働くことを通して…みなさんはなにを見出していますか?
2008.02.25
新たに始めた仕事が忙しくなってきて、人の助けが必要になってきたら…。ま、うれしい悲鳴ではありますが、こんなときにどういった対応をするかでその後のダブルワークジョブスタイルの方向性が定まってくるかと思います。ビジネス上で一番コストがかかるといわれているのは、初期投資と人件費。そして、共に働く人によってそのビジネスがいかようにもなるのも事実。ダブルワークジョブスタイルを進めていく上で、人にどのように関わってもらうかはとても大きなポイントですが、私の経験上すぐに長期雇用につなげた結果、さまざまな問題が新たに発生しました。いろいろな理由がありますが、これはダブルワークだから…ということとは関係なしに現代社会の流れと現在の雇用システムにすこし歪みが出てきている一つの表れかと思います。やはりダブルワークという形で2つのことを同時並行で進めていくときには長期雇用⇒ある程度任せられる⇒ビジョンのずれ⇒トラブルか、退職か、内紛か。この構図は避けなければなりません。本当に人を雇うということが必要かどうか…は熟考に熟考を重ねないといけない案件かと思います。ちなみにもっとやってはいけないのは、友人などを気軽に?ビジネスパートナーとして迎え入れること。ありがちなスタイルですが、さまざまな地雷が待っています(苦笑)またこれにつきましては、お話させていただければと思っています。
2008.02.21
ダブルワークジョブスタイルで私が常日頃考えていることの一つに、“同時に仕事を二つする”というスタイルそのものが大切なのではなく、そのスタンスが結果としてその人自身の価値を高め、QOL(クオリティーライフ)の向上につながることが大切なのだ。ということがあります。私は人にはその人の持つ、イチ側面部分だけで社会や周囲の評価を受けがちだが、本来人は何面もの姿を持つ多面性動物なのではないか?と考えることがあります。そして自分自身が無意識のうちに「私は○○というタイプの人間なんだ」と決め始めた瞬間からその人のキャリアアップを自分自身で阻害しているのではないか…と思っています。私自身の経験上でも、ただ単なる本業と副業という関係性から私個人のキャリアアップは望めませんでした。しかし、“ダブルワークジョブスタイル”つまり同時に複数の仕事をすることによって、自分の持つ多面性を周囲に表現していき社会的評価を含めた周囲の評価にいくつかのパターンを持たせることによって、キャリアアップにつながっていきました。ダブルワークジョブスタイルは、その人の魅力につながりヒューマンキャリアアップにつながるのではないかと考えたのです。それがこのブログのタイトルでもある“ダブルワークジョブスタイルのすすめ”のテーマの一つです。5月下旬頃発行予定の、私自身の実体験を元にしたダブルワークに関する書籍のために、現在原稿執筆中なのですが、自分の中にある“スマートさとずるさ”を自分自身が同時に受容してこそ筆が進むということに気づかされます。またそのことは同時に、周囲の人の持つ多面性を受け入れることができることにもつながっているようです。いろんなタイプの人との人脈を広げることができたことを考えますと、実は自分の持つ多面性を表現するのと同時に、他人の持つ多面性を受け入れることができるようになったことが自分にとってこのスタイルを続けていくことの一番のメリットだったかもしれません。
2008.02.08
私が携わらせていただいているNPOで知り合った男がいます。彼は、無農薬野菜の持つ力を広く世に伝えていきたい、という思いから外食産業で働きながら休日や空いた時間を活用して農地を借り、無農薬野菜を作りさまざまなイベントなどで販売しています。彼と食事をする機会があったのですが、そのとき彼は今現在の苦しんでいる現実を語ってくれました。「もともと外食産業で働いていて、無農薬野菜の必要性に駆られたのがきっかけだった」「本当は無農薬野菜に関わる仕事一本でやっていきたい」「でも現実的にそれは難しい。家族を養わなくてはいけない」などなど。確かに無農薬野菜の販売で安定的な収益ベースを確保し“それ一本”でやっていくためには農地や農具などの多大な初期投資と販売ルートの確保が必要かと思います。そして、気候変動や市場性からみても中途半端な規模ではとってもリスクが高い。そんな彼にダブルワークジョブスタイルをとっている私のスタンスといくつかの提案をさせていただきました。⇒ 現在たずさわっている二つの仕事を自分の中で無意識的に“敵対関係”にしていないか?⇒ 外食産業の仕事の中で“顧客ニーズ”の中に無農薬野菜というキーワードは引っかかってきていないか?⇒ 無農薬野菜販売の仕事の中で“販売ルート”の中に外食産業(彼が勤めている会社でなくて良い)へのルートを模索できないか?などなど…。彼の中の苦しみは、自分がいる各ポジションに対して相反していると感じているところからきているのではないか?と考えたわけですが、それぞれの業界で抱えている悩みというのは、実際にその業界に入ったものでなければわからないことが多々あります。そのコネクターになれるチャンスがあるのは、まさに彼のようなポジションを持っているものだと。いつか一本にする(おそらく彼のケースは無農薬販売)という目標はすばらしいですが、その他にもこの2つのポジションに立ち続けながら相乗効果的に進めていくコネクターという生き方もあるんだよ。ということを彼には伝えたかったのです。今度また彼とご飯が食べたくなってきました(笑)
2008.02.03
ちなみに『好きというだけでは、仕事なんてできない!』この言葉はよく耳にされるかと思います。確かに実際ダブルワークをしてみて痛感するのは、好きというのと素直に追いかけられるものというのは、似て非なるものでした。やはりとことん“追いかける”必要があるのです。“好き”というだけでは、行動が伴わないケースも含まれますので。プロフェッショナルとセミプロの明確な違いは、とことん掘り下げているかどうかといわれることがあります。追いかける先が人なのか、事業なのか、モノなのか、情報なのか、場所なのかは別として追いかけるときにはとことん追いかける必要があります。また追いかけるテーマに対して、素直さを持っていなくてはなりません。知ったかぶりになっているときには、絶対に先には進めません。勝海舟の言葉に「事を遂げる者は、愚直でなければならぬ。才走ってはいかぬ。」という言葉があります。愚直さといいますか表題に挙げた素直さこそ、結果として人が平等に与えられた一日24時間の時間を有効に活用でき、ダブルワークという同時並行で別の仕事をいわば車輪の両輪のように回転させていける能力の一つだと、私は思っています。
2008.01.30
みなさんは、何か困った出来事が起こって、にっちもさっちもいかなくなった時にどうしますか?調べ物ではありませんので、グーグルなどで検索しようにも、いい答えは見つからないはずです。そんな時、ふと誰かの顔を思い出すことってありませんか?『あ、○○に聞いてみよう。もしかしたら何か知ってるかもしれない』コレ、今も昔も変わらずにいろんなシーンで繰り返される現象です。さまざまな業界にはそういった人がいて、いろんな人を紹介してもらったり話を振ってもらったり。時にはその人から連絡があるとなんとか知恵を出して協力しようと思ったり。闇世界のフィクサーではありませんので、アンダーグラウンドなイメージは持っていただきたくはないのですが…こういう人は業界を股にかけてといいますか、とにかくいろんな人脈(ネットワーク)を持っています。これは一言で言いますと、業界間のコネクターになっている。ということと私は考えています。仮に一つの業界を丸で示すとします。以前まで、その人はその丸の中心に行こうとしていました。しかし、思い切って丸のふちに行ってみると、今までは気づかなかった無数の丸が点在していることに気づきます。よーく見てみるとその丸たちのふちには、それぞれ手を振っている人がいて互いに望めば簡単にその人とコンタクトがとれることに気づきます。そうして、コネクター同士がつながったときその業界は活性化しはじめるのです。ここで注目されるのは、丸の中心にいる人ではなく丸のふちにいて多くの丸と手をつないでいるコネクターです。すべてではありませんが、ダブルワークジョブスタイルをとっている人は、知らずとそうなっていく人が多いです。この立場の人は、これからの社会の流れを考える上でとても価値ある人と評価されるようになってくると…私は考えています。
2008.01.26
ダブルワークといっても、それこそ片手間にポツポツ続けていくのではなく、ご自身のキャリアアップにつなげていく事こそが、ダブルワークジョブスタイルだと私は考えています。やはりそのためには“情報を発信できるツール”をいくつか持っていた方が良いかと思います。情報を発信できるツールと耳にしてすぐに思い浮かべるのは、ブログやホームページなどインターネットに関するものでしょう。そういった意味でインターネットが残したものは、大きいですね。しかし、昨今「ブログを毎日アップしている」、「ブログをいくつも持っている」、「ホームページの表示順位が上位」など、あまりにも表面的評価に終始している方が増えてきたのも事実です。もちろん表面的評価ではなく、発信ツールの客観的評価を得ていくことはとても重要です。と同時に、果たしてその発信ツールのクオリティーはどうか?ということを振りかえって見ている方がどれだけいらっしゃるか?と考えることがあります。何より私自身、多いときはブログは3つ、サイトは4つ管理していましたがそのことに振り回されていた時期は疲弊感だけ残ってしまってたいした成果は得られなかったという苦い経験があります。情報発信ツールは必要。しかし、その発信ツールのクオリティーとは何か?を今一度考える時期にきているのではないでしょうか?ブログやサイトといったネットを介した発信ツールに関して、クオリティーのレベルをはかるものの一つは何かといえば、レスポンスの速さがあげられます。ダブルワークジョブスタイルを進める上で、限られた時間を集中的に有効活用することは、大事なスキルといえます。モノを販売するにしても、セミナーなどで人を集めるにしても、アンケートなど集計するにしても、レスポンスが遅くバラバラですと、すべてにおいて対応が後手に回ってしまうのです。ちなみに情報発信ツールにおいて、すぐにレスポンスをもらうためのノウハウとして・表示のバランス(視認性)・適正価格の提示・試供品などスモールステップ手法などがありますが、結局のところ一番大切なのはクライアントとの信頼関係の構築だと私自身は痛感しています。信頼という目に見えないものがベースとなってはじめて、上記のノウハウが有効となるのです。信頼とノウハウ。順番を間違えてはいけない…。そのことを身をもって体験できたのも、やはりダブルワークを通してでした。【発信ツールの質というのは、目に見えない人との接点を実感させること】
2008.01.22
ダブルワークジョブスタイルを数年間続けてきていると、社会の流れというのが見えてきます。それはおそらく、違うポジションで社会と関わっているからだと思うのですが、最近とみに振り子が揺れ戻ってきているな…と。個々人が、良かれと思って社会生活を送っているということを前提としてですが、流れるスピードやそこからくる結果が“行き過ぎる”と、ちょうど柱時計の振り子が揺れ戻るように“反動”することが起こると私は考えています。つまり個々人の“良かれと思うこと”が、総体的にがらっと変わるということです。世代で言うならば、20代後半から30代にかけての人と会って話を聞くと自然と今までの振り子の向きと違う発想で物事を見ていたり、マスコミでも明らかに今までの振り子の向きとは違う社会貢献型の銀行や社会起業家のテーマにしたり。実は私自身、ここ数年は振り子がちょうど“揺れ戻る”折り返し時期にきたのではないか?と考えています。これからダブルワークジョブスタイルを…と考えられている人にとって、その振り子の流れを“肌で感じて”アクションしていただきたいと私は願っています。【振り子で一番になることよりも、振り子の向きを知ることが必要】
2008.01.18
ダブルワークジョブスタイルを目指す方には、ならべく元のお仕事と“タイプの違う”仕事を選択できればよりベターだ…と話すことがあります。お勤めであれば、同じタイプのダブルワークは良い結果が得られないことが多いです。(もちろん就業規則は守るべきですし、それについては後日またお話できればと思います)私の経験上、違うタイプの仕事を同時に取りこむことによって得られるメリットは、計り知れませんでした。その中で今回一つ、挙げろというならば『自分と携わっている業界が、客観性を持って見えてくる』ということでしょうか。仕事というのは、それぞれの世界観(業界観)が構築されています。これは外からではなかなか理解しづらい独特のモノですよね。「いやぁ、転職してみて初めてわかったよ」なんて話をよく聞きますし、時に特定の業界を指して「独特の業界だ」などと語られます。ですが、私は特定の業界だけが特殊とは思っていません。むしろ、たとえどんな業界であっても他者からみれば、独特の業界観に感じてしまうのではないでしょうか?ダブルワークジョブスタイルを続けていると、それぞれの業界独特の感覚を肌で感じることができます。そして、鳥瞰図的といいますかその業界全体を客観的に眺めることのできるスキルを早い段階で身につけることができるようになります。その結果、その感覚が研ぎ澄まされたその感覚は、もう一方の業界において“革新的な発想”に転換できる可能性や“一歩抜け出すチャンス”となるのです。もちろん新たな業界を知っていく道のりは、しんどさも伴います。しかし、そのステップこそが客観的にその業界を眺めることができるようになるスキルにつながると私は確信しています。【ダブルワークジョブスタイルが、副業スタイルと決定的に違うのは、自分自身がしっかりキャリアアップしている実感が伴っていることだ!】
2008.01.15
実は…ダブルワークジョブスタイルについてのアドバイスをしているときに、一番聞かれるのが「ダブルワークの始め方」これから始めようっ!と思われているわけですから、当然といえば当然ですよね。ダブルワークアドバイザーのワタシとしましては、そもそもダブルワークジョブスタイルというのが、一つの“ライフスタイル”だということを前提に、相談者の環境や動機をお聞きします。・なぜダブルワークを?・まとまった時間の取れる時は?・お勤めであればその企業の就業規則の内容を知っているか?・ダブルワークジョブスタイルをとっていくのに活用できる資源は?などなど。そういった情報をたな卸ししてから、どういうジョブスタイルがいいかアドバイスさせていただいたり、時に共に考え、時に共に模索していくわけです。そんな中、ほとんどのケースでお伝えしているのが“始め方以上に終わり方を明確に”ということです。『始める前から終わることなんて!』と思われるかもしれませんが、本当に大切なことなんです。明確さという点では、始め方より終わり方が絶対です。事業家の多くが何に失敗しているかといえば、始め方より終わり方です。同じようにダブルワークジョブスタイルでキャリアアップを考えている方にも求められる発想だと私は思っています。ここで大切なのは、「会社」という箱よりも「誰に何をどう提供するのか」というニーズコンテンツという中味を、ユーザーがより重視するようになったのが現代社会なんだと。会社という箱があれば、とりあえずは存続して未来永劫のように存続できるというものから、社会の変化に敏感に対応していく個々やチームがニーズコンテンツに即して姿形を変えていく。というものに、パラダイムシフトしているのでは…とここ数年僕は感じています。僕がダブルワークジョブスタイルを提唱しているのは、社会のパラダイムシフトに対応しつつ自分のキャリアをステージアップしていく…そんな方たちに対してなんです。そんな方たちは、“終わる”ということに郷愁を感じたりしていません!なぜならその終わりの先に新たな光が差し込んでいることを認識していますし、良い終わり方さえできれば、必ず次のステージにフィードバックできると確信しているからなのかもしれません。【ダブルワークジョブスタイルは、ライフスタイルの一つ。始め方より終わり方を明確に!】
2008.01.09
さぁ!今年もお仕事が始まろうとしています。私は今日が仕事始めでございます。やはり年末年始にかけて、社会人ともなると手帳を常備しスケジュールをたてて仕事をしている方が多いと思いますがみなさんいかがでしょうか?私も学生時代から手帳を持ち歩き、ここ10年ぐらいはA5サイズのシステム手帳を愛用しております。ま、字の汚さは相変わらずで時々自分の字が読めなくなりますが(苦笑)で、年始ともなると“綿密な年間計画”なるものを立てていた時期があったのですが、今はそういうものをたてなくなっています。なぜって?今の時代、12ヶ月という期間はものすごく変化があってその都度練り直さなければならなくなってしまうからです。もちろん、大まかな計画はあります。でも、綿密な年間計画というより大雑把に頭の中にイメージしている程度なんです。ただ、3ヶ月ぐらいの計画は結構細かい(笑)一つの仕事だけでなく、一日の中でもいくつもの仕事を同時並行で進めていくダブルワークジョブスタイルをここ数年続けていますので、スケジュールをたてなければ自分の頭がパンクしてしまいます!私なりのスケジュール管理のコツとしまして□ 確定スケジュールは鉛筆で書き込むキャンセルなどもあるのでボールペンでは書かないようにしています。殴り書きでも後で書き直せます。□ 確定スケジュールの中でもアポイント日程を色ペンで囲う(この仕事は赤ペン、あの仕事は青ペンなどと)特に人と逢うような場合、すっぽかしは致命的ですから!□ 3ヶ月先など、先の仕事でも企画などから携わる仕事の場合は、少し大きめの付箋を使って今週の欄に貼っておく。そうしますと、ずーっと頭の中に意識しておけるので、気づいたら締め切りギリギリ!というのから回避できます。□ 1,2週間先の仕事で「やっとかないかんなぁ。でも今はちょっと…」というものは、小さめの付箋で。付箋が便利なのは、優先順位を“貼りなおせる”というところでしょうか。もちろん色分けしています。ま、私の場合、意外と見落としがちなのはプライベートの予定。スイッチオフになっちゃうと手帳すら見なくなってしまって…ちなみに今日は次男の誕生日。コレ忘れてたら…シャレにならん。
2008.01.05
去年一年、振り返ってみて…いやここ数年振り返ってみて。『人は“ビジョンとポジション”を周囲に語れれば語れるほど、○○。』○○は、前に進める。拓ける。未来が見えてくる。評価される。ステージアップ、キャリアアップする。などの言葉をあてはめることができますでしょうか。これは、いろんなお立場の、いろんな人と出逢ってきて僕自身が痛感してきたことでもあります。『あーこの人おもしれぇっ!損得勘定抜きにしてこいつのためになんかしてあげられることってないかなぁ…。』と思える人には、不思議とベストメンバーがそろってきますし、プロジェクトそのものが価値あるものとして活き続けます。これはですねぇ、社会一般で言われるような“肩書き”や“今までの実績”ではないんです。もちろんそこに“胡散臭さ”もない(笑)ある意味、人の本質を見ていく作業の中に含まれているものかもしれません。“ビジョンを語る”とは、その人がどんな目的を持って仕事だったら仕事、家庭だったら家庭、生き方だったら生き方をしているか…を明確にわかりやすく相手に伝えられるということでもあり“ポジションを語る”というのは、その人の持つ強みや、逆に弱みなどを正直に伝えることでしょうか。夢ばっかり語っていても分不相応や大風呂敷と思われては○○になりませんし、自分をアピールし続けても「で、何がしたいの?」と突っ込まれても○○にはなりませんよねぇ…。このビジョンとポジションの表現力とバランスが実に大切だということを…ここ数年で学ばさせていただきました!これって“応援される立場”への近道なのかもしれませんね。ま、そうなるためにゃ僕自身、常に自己客観視していかなくちゃいけないわけで…そんなことを考えながら年を越していくのでしょう。
2008.01.05
「新しいジブンを生み出したいっ!」と思う方が、時々仕事や学校、時に結婚生活を“リセット”しました。なんて相談(報告)をいただくことがあります。ふとそんなときに、私自身の経験を思い起こすことがあります。なぜか、ばっさりやめてしまった方がその後うまくいかない(苦笑)楽なんですけどねぇ…そちらの方が。実は今年の春頃から新しいステージの構築をしているのですが、毎度のことながらこの作業はホントにシンドイ作業でして(苦笑)1999年にリフレクソロジーサロンの経営を手探りで始めたときも…2003年にセラピスト支援事業を準備し始めたときも…いやぁ、しんどかった…。何がしんどいって、やっぱりジブンへの破壊作業が(笑)で、何を破壊するか?といいますと、ボクのココロの中にある経験則といいますかこれをいままでやってきたから…といった“成功感覚”みたいなものなんです。まったく違うジャンルを新たにライフサイクルに加える場合「こういう風にやったらうまくいった」というのは、必ず“足かせ”になります。つまりはこの成功感覚みたいなものを壊す経験をジブンの中で徹底的にしないと、自分自身の器を広げることにはつながらないのかなぁと。壊す作業と言いましてもこれは、今までのことをばっさり切っちゃう。といったことではないんです。むしろ、ボクの立てるステージを増やすといったもの。・そのためにいろいろな仕事を重ねること(周囲から見ますと、副業になります)があります。・謙虚にその世界の先輩たちの話を聞き吸収するということでもあります。・まずは真似からはじめてみるということでもあります。数年前に出会った臨床心理士の先生が、ご飯食べながらボクに語ってくれた言葉をいま時々思い起こしています。『自分の中でおきる不一致を見つめる作業が個性化につながるんだよ』『きづきというのは、リフレーミング(肯定的認識)を習慣化させることからはじまり、その人の枠を拡大し、元来しんどいこと。』『問題解決の主体は自分自身で、その人によって必要な意味づけがその人によって作り上げられる』などなど。やっぱ、臨床心理士(&国立大学助教授)だけあって言葉にするの上手いなぁ(笑)今までやってきたことをやめるんじゃなくて、ジブンのココロの中にある経験則をばっさり切りとってこそ、新たなステージ(キャリアアップを含めて)が目の前に広がってくるんです。その作業を早くできればできるほど、いいんですよねぇ…
2008.01.05
今日私は、新たな事業に関係する自閉症児向け療育プログラム(対人関係能力発達プログラム)の勉強のため名古屋市内のマンションの一室におりました。いやぁ…なかなか勉強になります!(毎回、頭破裂しそうですけど…)といいますのも、学んだ中で日常的ないろんな“気づき”が得られるからです。今回学んだのは、自閉症児特有の問題点として健常児と比べて自然に習得できない能力を認識し、それを習得できる様にする、いわば“療育ポイント”というのを学びました!で、今日いくつかのポイントの中で2つ、私のアンテナにヒットしたものが。それは、■ 経験の共有(Experience Sharing)への療育。…療育対象となる子どもに他の人との関わりを通して“経験(感覚)を共有する”ためのコミュニケーション能力を高める■ 回復力(Resilience)への療育。…療育対象となる子どもに他の人との関わりを通して“小さな失敗を繰り返しながら成功体験を少しずつでも増やしていく”ことによって回復力を身につけるというもの。(※説明文は僕自身が理解し、文字化したものです)勉強会に参加されている女性(僕以外は全員母親)の多くは、おそらくご自身のお子さんのことなどをイメージされていたかと思います。でも僕は上記二つのことを聞いたとき、全然違うことを想像していました。これって、療育上大切なポイントなだけでなく、世の中どんな仕事においても人と接していく上で共通する大切なポイントになるんじゃないだろうか…なんて。まず“経験の共有”という点でいえば、顧客との関係構築で今叫ばれているのは、まさにこういったことでもあります。事実、マーケティング手法の中でエクスペリエンス マーケティングというものが、それにあてはまるのかなぁと。そして“回復力”。これは、特に会社組織などで管理職などが、そのジャンルにおいて経験の乏しい部下などに対してのマネジメント手法でごくごく一般的に用いられる方法でもあります。ま、細かなことを言えば違いなどありますが、どのジャンルにおいても本質を突き詰めていけば共通点が浮かび上がってくるわけで、私のスタンスでもあるダブルワークジョブスタイルを意識していく場合、そのあたりをきちっと認識していることってとっても大切なんでしょうね。みなさん、それぞれまったく別のジャンルから共通項を見出だす経験ってありませんか?私はそういうのに気づくと、結構うれしいです(笑)
2008.01.05
実はコーヒーはあまり好きではないのですが、ここ数年スタバにはまっているワタシ。 休日の朝の楽しみといえば、近所のスタバの開店直後(朝7時)に入店し、3時間ほど新聞を読んだり、読書したり…。今朝もそんな時を過ごしており、たまたま朝刊に目を通していますと『生まれながらにして未来を見通せる人はいない。“価値の移行”を見逃さないことが起業家にとって大切な資質である』こんな記事が目に留まりました。これって起業家(事業家)に限らず、バリバリ働いている営業職であろうと、ストレス満載の?中間管理職であろうと、何もわからないまま右往左往している新入社員であろうと、“その業界の価値の移行”に敏感であることはその道のプロとして、ものすごく大切なスキルになってくるんじゃないかなぁ…と。業界といっても一人ひとり人間の集合体という点では、ちょっと大げさに言えば、'''これからの日本人にとって必要とされてくる資質'''なんじゃないかなぁ…と、ちびちびコーヒーをすすりながら思ったわけです。少なくも、ダブルワークジョブスタイルをとっているワタシにとっては絶対に身につけておきたい資質の一つ。現にその感覚を大切にしているからこそ、次にすべき仕事が見えてくるといいますか…。 価値の移行に敏感であれば、僕自身今までより動くことが半歩早くなる。別に2,3歩先じゃなくてもいいんです。半歩で。実はその半歩先の動きこそ、単純に複数の仕事を足す。という副業的発想ではなく、いろいろな価値の流れを組み合わせた相乗効果となって、自分自身の成長(キャリアアップ)に直結してくるのではないかと。それこそが、副業ではなくワタシの目指しているダブルワークジョブスタイル。これからもこの価値の移行に敏感になっていたいと思っています。
2008.01.05
多くの人は社会で生活していますと、いろんな人といろんなシチュエーションで逢うことになります。ワタシも仕事上だけでなく、いろんな人にいろんな場面で出逢うのですが、魅力を感じる人やまた逢いたいなぁ…と感じる人は常に次のことを考えていて、結果同時並行で違う仕事をしている人(ダブルワーカー)であることが多いです。ま、“ダブルワークをしている=魅力的な人”ではなくて(苦笑)ガツガツしていないといいますか、「意識してそうなったわけじゃないけど、そういわれれば僕もダブルワーカーなんだねぇ…」なんて感じで(笑)ワタシがなぜそういう人って魅力的に感じるんだろう…と突き詰めて考えてみたのですがその魅力的な方たちはダブルワークをすることによって『自分で自分をキャリアアップさせていけるスキルを自ら身につけている』という“空気”といいますかオーラがにじみ出ているからなのではないか?と私自身勝手に推測しています。以前の記事のコメントに“相乗効果”という言葉がありましたが、ダブルワークが少しずつでも動き始めますと、それぞれまったく関係のないかのようなオシゴトであっても相乗効果が生まれてくることは間違いないようです。これは仕事のジャンルによってではありません。むしろ一つの仕事にとらわれていない自分に対して“俺は(私は)どの世界にいっても通用するんだ”という自信がにじみでてきている…そんな感じでしょうか。『どうやって生きるか。』ではなく『どうやって生きていくか。』でも決して彼らは自慢げではありません。逆にとても謙虚です。ちなみにワタシが出会ってきた中では…□ 雑誌の編集長でありながら、自らが愛してやまない南の島のグッズを輸入し、おみやげ的なものとしないで日常生活でいかせるようにアドバイスしながら販売している人□ 普段はお一人でサロンを経営しているアロマセラピストでありながら、週末などは結婚式の司会をこなしている人□ 世界で一番有名な?IT企業で仕事をしながら、NPO法人の理事をされていて小学校や中学校にブロードバンド環境が整うように文部科学省に働きかけている人などなど…。もう話題が豊富で、いつも気持ちに余裕があって、相手の考えをしっかりと受け止めているのでしょうね。ホント魅力的な人たちです!相乗効果という点でも、上記にあげた方たちはそれぞれのシゴトに活かしています。なんといいましょうか、同時進行で別のシゴトを続けていくといろんな物事の発想が研ぎ澄まされてくるようなのです。ちなみに僕自身の場合は、最初にしていた仕事において営業をしていました。ま、これはホント何も考えずに仕事をしていただけでした。しかし次に得たシゴトの経験を元に最初のシゴトの営業手法を変えてみたら、結果的に営業の数字もあがりました。もちろんこういった数字だけではありません。むしろ、それ以外の“人脈”という点では相乗効果は計り知れませんです。「なんでそんな(変わった)業界の人知ってるの?」なんてことはよく聞かれます。コレ、なにげにうれしかったりして(照笑)別に人脈をガンガン活用して、というわけではなく、ちょっと一つのジャンルで行き詰ったりするともう一つのジャンルの人たちの発想にヒントが隠されていることがあるのです。副業とはその点でも大きく違います。そのあたりについては、いつの日かワタシなりの考えを書いてみたいなぁと思います。
2008.01.05
先日一緒にご飯を食べた彼とは、時々仕事とは?なんて話し合う間柄です。『ダブルワークジョブスタイルって、どんな意味合いというか定義なんですか?』なんて質問を受けながら、炭火焼の料理に舌鼓を打っておりました。最近、新聞などをみていて社会全体の中で“安定志向が強い”という記事が。特に20代の安定志向が強いとも。いろんな理由はあるにしろ、農耕民族をルーツとしている日本人のDNAにとっては大切な発想だと僕は思っています。と、同時に新聞記事では、安定指向型20代の特徴は“一つの会社にとどまることが安定する”ということではないようで、変にキャリアアップという言葉に惑わされているのか、入社後すぐに派遣会社に登録するそうです(苦笑)で、僕が冒頭の炭火焼で海老を頭から食べながら彼に話したのは『ダブルワークジョブスタイルの定義になっているか僕も整理中なのですが、どんな形であれ目の前のシゴトを簡単に捨てない勇気というか覚悟をもった上で新たなビジョンを描ける、そのスタイルこそ僕の考えるダブルワークジョブスタイルです』彼はとっても繁盛している(忙しい)接骨院のオーナーですが、その仕事を切り離さないで次のビジョンを描きながらそれに進んでいる。それこそが、ダブルワークでキャリアアップすることでもあり、ダブルワークで得られる真の成功の道筋なのだと思うのです。ま、それはたまたま彼を横に見ながら出てきた言葉だったのかもしれませんが…。それにしても炭火焼のホタテってなんであんなにおいしいんでしょうねぇ。
2008.01.05
先日横浜に出かけた話ですが、その日は石川町駅近くの宿をとっていまして夜ご飯を食べにテクテクと伊勢崎町駅の方まで歩いていたときのことです。ちょうど横浜スタジアムがあったのですが、その日はTUBE(チューブ)のコンサート当日。まったく外からは見えないスタジアムの中。でもものすごい轟音が周辺にこだましていました!いいですよねぇ…夏の終わりにチューブのコンサート(をちょっと聴ける)だなんて。で、通り過ぎるカップルがすれ違いざまにこんな“お約束の会話”をしていました。『チューブって夏以外どうしてんのかなぁ?(笑)』確かにチューブといえば夏。春秋冬はどこかに“こもっている”のでしょうか?いやいや!おそらく露出という点では夏がピークでもあってもその他のシーズンではしっかり“営業”しているはず。ま、それはいいとしまして、歩きながら考えたのは“自分ブランドとは畑の中の果樹の集合体”ではないかなぁということ。私が出逢ってきた自分ブランディングができている方たちというのは、自分というフィールド(畑)の中で、どんな種類の種をどれだけ撒き、どんな育て方をして、どんな実とするかのイメージをしっかり持っている人なんですよねぇ。冒頭でのTUBU(チューブ)だって、夏といえばチューブ!というイメージはありますが、春秋冬にしっかり“実”を得るために果樹園にいろいろな種を撒き、いわば果樹園全体の実を得ているのかなぁと。私のジョブスタイルであるダブルワークというのは、副業やサイドビジネスと同様に最初からスコーン!と収益を得ることが主目的と思われがち。しかし、どうしてどうして発想として大切なのは自分という限られたフィールドの中で、『まずは種をみつけ⇒種をどこに撒くかを決め⇒出てきた芽を間引き⇒そだてて実としていく』という事なのではないかなぁと。それができていると、しっかり根を張って(ブランドの確立)いるので収穫は長きに渡って得られるんですよねぇ。私自身もブランドを限られたフィールドの中で、いくつもの種を撒き、果樹にしていきたいと思った次第です。それこそが、自分ブランドの確立ということにつながると信じて。
2008.01.05
昨日、名古屋駅にあるJR高島屋のビルでお会いした男性は、釧路から来た方でした。ミクシーで連絡をいただいて…。29歳でいろいろな仕事(保険業や足裏マッサージ、人材紹介など)を手がけられている立派な男性でした。具体的な仕事のお話なのかなぁ…と思っていましたら、ただ単純に僕がどんな仕事をどんなスキームでしているかと知りたい!と思っていたそうです。ま、だいたいこういうケースですとMLM(マルチレベルマーケティング、いわゆるネットワークビジネスですね)か、ビジネスパートナーシップ、または投資のお話なのですが。そんな数々の出逢いの中で話題になるのが、互いの持つ“仕事観”を語るときなんです。“恋愛観”なんかは、いくつになっても盛り上がりますよねぇ(笑)ま、僕はその辺になると口がモゴモゴしちゃってダメなんですが。でも多くの場合、一生のうちかなりの時間を費やす“仕事”についての価値観ってあまり話したことがないのではないでしょうか?仕事観といって、パッと浮かんでくるのは、・相手はいろいろだが、価値あるものを安定的に提供し続けるものである。・対価としての報酬はお金だけでなく、さまざまである。・自分がそれを“好き”“夢中”“真剣”になれるものであれば、よりレベルアップできるものである。・一人ではできない。でも人に頼っていてもできない。・社会に貢献、還元、影響を与えるものであればよりベターだしそれを意識すべき。・それ自体が尊いもので、規模や報酬、肩書きなどで評価できるものではない。・本来“苦楽しい”ものである。・相手に対して、望むものだけを提供するのではなくそれを超えたものを提供する。・組織上の肩書きはなくなっても、有形無形の資産は残るものである。などなど、挙げ始めるとキリがないので…。ちなみにそんな仕事観を持つ僕の場合は、セラピスト支援事業や機械工具販売、輸入機器販売サポート、子育て支援事業などを一つの会社の中でやっているので、複数の仕事をするという点でダブルワークジョブスタイルなんて勝手につけております。いわゆる、ダブルワークや副業、サイドビジネスなど、仕事そのもののスタイルが複数化する世の中になればなるほど、そのあたりの“仕事観”に左右されてくるのではないでしょうか?つまり、ダブルワークや副業、サイドビジネスなどをやるにはそれなりにエネルギーが要るわけで、そこには自分なりの仕事観があるはずなんですよね。(なんとかして楽して稼ぐ!というのもそれはそれで立派な仕事観です)冒頭の釧路の彼と話していたときに、なぜこんなやり方(ダブルワークスタイル)をしているのですか?といった話になったのでそのときは「うーん、今のスタイルが性に合っているんですよね。」としか言い様がなかったです。いやホントに自分の仕事観に忠実にしていくと、自然と僕の場合ダブルワークスタイルになってしまうんです。特に、僕にとって大切なのは“自分はどこで何をしたら必要とされる人間になれるのだろうか…”という渇望感です。結果としてそのためにするアクションは、軸がぶれにくいので仕事として成り立っていくんです。みなさんはどんな“仕事観”を持っていますか?
2008.01.05
少し前に日本経済新聞の中に、'''6人に一人「副業経験」'''というちょっとした記事があったので、それをちょっとご紹介できればと。記事によると、人材派遣会社の調査で「会社員の6人に一人が社会人になってから副業を経験している」というデータが出たそうです。そこでとってもおもしろいなぁ!と思ったのが、収入との相関関係。現在の年収に満足していない人が副業をするパーセンテージは、20.8%。で、おもしろいなぁ!と感じたのは、現在の年収に満足している人が副業をするケース。実に12.6%の人がしているそうです!社会通念上、副業、サイドビジネスといえば、収入をちょっとでも得るために行うもの。という認識があったのではないかと(私自身がそう思っていましたから)しかし現在副業をしている人の中で、収入に満足している人が10人に一人以上いるという現実を考えると、その理由だけではなくなってきているんだなぁと。記事にもありましたが、「仕事以外の活動を副収入に結びつけ、自分の世界を広げている人が多いのでは」というのは、なるほどそのとおりかもしれませんね。私がダブルワーク ジョブスタイルで続けてこれたのは、やはり収入とは別のところの自分の世界を広げたい!という渇望があったからなのかもしれません。ちなみに、記事にあげられた副業(サイドビジネス)の職種は・試験監督・引越し・音楽、美術活動・IT機器操作講師です。もっといろいろあるんですけどねぇ。 で、試験監督ってどんな副業なんでしょう…
2008.01.05
何を隠そう、ワタシはとにかく“人と逢う”のが好きで(もはや性癖の域)。もちろん、オシゴトやプライベートなど誰と逢ってもうれしいのですが『あっ!この人いいな…』とワタシの感性がビビッ!と働いたときは、無常の喜び(興奮)があります。“どんな人と出逢うと興奮するのか?”をワタシなりに考察しました。もちろん老若男女問わずに…ですが、ざーっと挙げていきますと□ インプットとアウトプットのバランスが取れている人□ 軸のぶれていない人□ キャリアアップを自らプランニングできるスキルを持っている人□ 笑顔の人□ 作り笑顔も上手に表現できる人□ 感性が鋭い人□ 感性の鈍さを素直さで吸収できる人□ 人に興味や好奇心をもっている人□ モノに興味や好奇心をもっている人□ おだやかに生きている人□ 自分の苦悩を周囲に上手に表現できる人□ 自分の喜びを周囲に上手に表現できる人□ アクションしている人□ あえてとどまることができる人□ 目に“どう生きるか”が映っている人□ 社会的活動(仕事や学び、家庭)をしっかり見据え取り組んでいる人□ 恋人や家庭を大切にしている人□ 恋人や家庭を持っていなくとも大切にしようと考えている人□ 何かを継続している人などなど…。その中でも最近特に出逢った中で印象に残っている人たちの共通点というのが、“インプットとアウトプットのバランスが取れている人”と“キャリアアップを自らプランニングできるスキル”を持っている人です。実は、このインプットとアウトプット。キャリアアップを自らプランニングできるスキル。においては、ダブルワーカー特有の才能ともいえます。この前の記事で、『この「⇔」が示すとおりどちらかが犠牲になるのではなく、相乗効果、キャッチボールができるものを見つけてビジネスにしていくことではないかと思っています。』といったコメントをある方から頂戴したのですが、ダブルワークというのは本来“ついでに”するものとは対極をなすもので、一つのオシゴトからインプットしながらもう一つのオシゴトへアウトプットできるものなんだと。それが、コメントをくださった方のおっしゃる“相乗効果”なのでしょう!また、キャリアアップするためにプランニングできるスキル。とありますが、むしろこれはダブルワークというジョブスタイルを続けることで身につく。といった方が正しいかもしれません。今、社会(職場など)は終身雇用が象徴するような一人ひとりのライフプランを提示しにくくなってきていて、一人ひとりに“自立”を半ば強引に求め始めていると私は思っているのですが、上記で挙げたようなダブルワーカーの持ちうる才能というのは、そういった点でもこれからどんどん世の中に“発光”していくのではないかなぁと思っています。
2008.01.05
ダブルワークでキャリアアップができていきますと、ほとんどのケースでお金(収入)も増えていく傾向となります。ただ、収入として形あるものになっていくまでの間に共通点があるのかなぁと思うことがあります。これは、どんなシゴトをされている方にでも共通していることかもしれません。それは『こちらが望むタイミングとは若干(時にずいぶん長く)のタイムラグがあって収入と言う形となる』ということ。コレ、すごい自分の中での戒めになってます(苦笑)せっかちな僕は、今までどんだけ目先の利益で失敗してきたことか…。なんといっても人間の弱みといいますか、本質的に未来を当てることができない性質を表していますよねぇ…。僕自身、ダブルワークというジョブスタイルは、これからの日本の社会の中でも必要になってくる考え方かと確信しています。だからこそ!その影にどんな“落とし穴”が潜んでいるか、ものすごく痛い思いをしてきた僕だからこそ語れるのではないか…と。こういった経験を赤裸々に語っていくことが何よりのメッセージになると信じて…。記事にできればと思っています。あーでも、考えただけで嫌な汗がでてきますね、ホントに。
2008.01.05
この書庫では、いろんな失敗と修羅場を経験しつつ、同時進行で違うジャンルのビジネスというものがどういう経緯で出来上がっていくのか…なんてお話ができたらいいなぁと思っております!…などと偉そうに書きましたが、最初から“ダブルワークの達人”になる!という目標があったわけではありません。むしろ、自分自身が一番居心地のいいなと感じる(ストレスのたまらない)環境を試行錯誤で創り出していった結果、“ダブルワーク的オシゴトスタイル”となって、気づけば数年前の自分からは考えられないようなキャリアアップにつながっていったといった方が正しいんです。実はよく聞かれることなんです。『ダブルワークって結局、副業ってことでしょ?』最初は僕もそんなイメージでした。まずは本業ありきで、それに迷惑かけないように“細々”と続けられてかつ、そこそこの収入が得られればいいなぁと。ただ目先のことだけですと、僕の場合ホントいけませんでしたねぇ(反省)初期投資がかからない。手軽に始められる。誰でも簡単に。今の時代(流行)は…。なんて言葉に飛びついてやってたんです。結果として痛い目にあってるんですよねぇ…これが!でもそんな痛い思いをしてきたからこそ!ダブルワーク的発想を取り入れて、今ではそれぞれのジャンルで何百人もの人たちとオシゴトができているわけですから、人生まわりまわってうまい具合にできているんでしょうか。いろんな失敗と修羅場をくぐってきた。というのもこの書庫ではできるだけリアルに語れればと思います。ホント一歩間違えれば、修正きかなくなっちゃいます…。自戒の念を込めて。
2008.01.05
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