こんばんは
株式会社サムズガーデン スタッフのマミです
いや~今夜も暑うおますな
今回はこんな夜にぴったりの
妖怪のお話です
お化けの類が苦手な方はご遠慮くださーい
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付喪神(つくもがみ)
妖怪の一種。
モノを100年使い続けると宿る精霊。
人間に害を及ぼすといわれている。
『百鬼夜行絵巻』参照。
昔の人は
100年超えてそのモノを使い続けると付喪神が人間に害を及ぼすので
100年間使ってしまわないよう、その前に捨てていたそうだ。
そういえば『 付喪(つくも) 』って
『 九十九(つくも) 』と同じ読み方で
『九十九』が『つくも』と発音されるのは
『次百(つぎもも)』が語源だそうです。
ココからは私の勝手な想像ですが・・・
今ほどモノが頻繁に買えないし大量生産できない時代
多分モノを買うことは、その道具を一生使うぐらいの
何やったら自分の子や孫も使ってやー。
ぐらいな勢いの
計り知れない程重い決断による購入だったのだと思います。
そんな買い手市場だった(であろう)から
きっと当時のモノ作りに係わる職人さんて
自分の作ったものがほぼ100年使われるのだから
長持ちするよう責任を持って作ろう!
とモノ作りに取り組んでいたに違いありません。
そんな熱いブツ。
場合によっては自分のお父ちゃんやおじいが使ってた
ブツを
100年経つから、付喪神が宿るからと手放す・・
さぞや辛い別れだったのだろうと胸が痛みます(古い物好きとしては尚更)
だって私は
そんな熱い思いのこもったブツなら
作り上がった時点で妖怪付喪神が宿ってるんちゃうん!?
そしてそんな妖怪なら人に悪さしないはず。
っと考えているからです。
当時同じようなお考えの人もいらっしゃったから
いろいろ残ってるのですよね。
現代でも責任感持って熱い気持ちで作られたモノは
やはり人の心をわしづかみにしますよね。
さて、ちっとも怖くなかったですね
暑いのは元々好きな私。
老後は沖縄のヒンプンのある古家に住むのが夢です
それではまた~
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