☆オレンジハウス☆

マイ

ほんとは、マイはあるボランティアさんから譲っていただいた子だったんです。
嘘ついててごめんなさい。

マイは、２００１年１月頃に、雪の降る中、さまよってるところをボランティアさんが見つけ、保護されたのです。
保護当時は、おそらくもっと毛の無いひどい状態だったと思われます。
乳首に腫瘍もあり、避妊手術と腫瘍を取り、一時預かりさん宅で療養・・・その後そのままそちらのお宅で引き取るとの話で、一時は立ち消えになったのです。

それから間もなく、やはりトイレが出来ないのと、術後のケアがきちんとされていなかったために、ボランティアさんの判断で再度里親を探すとの話で我が家に連絡が来たのです。

当時、チビと花との関係で、悩んで居た私・・・その仲裁に入ってくれるような子が居れば老犬のチビに負担が掛からないであろうか？と、ある意味安易な考えですた。
当然、ダーに正直に話をしたら、反対されるのは間違い無い！と私一人で話をすすめボランティアさんと何度も話し合い、全て了解して私に託してくださいました。
もちろん、無理をしないで、ダメなら返してもらって構わないからね！と広い心で言って下さいました。
そして、引き取りはダーの出張中を見計らい引き取ったのです。

そう！ダーにも嘘をついていたのです。
絶対に言うまい！って心に決めていたのです。
しかし、マイが逝き、お寺で個人葬をしてもらい火葬をしてる最中のダーの落ち込みようをみて、黙っていることが出来なくなりました。
もう時効っていうのもありましたが・・・。

引き取り、ダーが受け入れてくれるまで不安でしたが、大丈夫！とわかったときにに、この子は絶対に幸せにしなきゃ！って決意したのです。

マイ・・・本当に幸せだったかな？
多分うちに来るより、ひとりで可愛がってくれるところが良かったよね。
でもね・・・マイを初めて抱っこしたときに、安心したように？腕の中でウトウト寝てたよね！
不安そうな顔もしてたけど・・・だからうちに連れて帰る気になったんだよ。
うるさい花も居たし、そして花の子供達も出来て・・・ゆっくり寝れなかったよね。
一時は、里子に・・・って考えた時期も正直あった。
でも、マイは行きたくなかったんだよね。
考えた時期に、肝臓を患ってしまったんだから・・・。
みんなの側が良かったんだよね！
車の助手席にチビの特等席だったとこが空いたから、ひとり乗せ、みんなは後ろ・・・不安そうに居て、みんなの居る後ろのごちゃごちゃしたところに移したら何故か？寝てた。
嫌なときもあったろうけど、マイに会えていろんなこと教えてもらったよ。
ありがとうね！！！
またいつかうちに来るんだよ！！！

マイについてのお話。
２００１年３月初めに、迷子になっていたところを保護しました。
小さいので、飼主さんが居ると思ったけど、結局現れなくて・・・。
保護時の画像です。トイレもお座りも出来ない子でした。