翌09年5月30日元障害保健福祉部長塩田幸雄57歳は取調室に入ってくるなり自分から、凛の会の 案件のことで思い出したことがあります、と言って村木課長から証明書発行の報告を受け自分が石井議員に連絡したのだと打ち明けた。この事件が検察により作られた事件だということならば村木厚子さんの無罪を証明した後に検察の犯罪をも暴くべきだった。
知人に相談したら検事には正直に話した方がいいと言われたからだという。
「林田検事からは何と言われたんですか」検事は偽計を用い記憶をも捏造した。
「更新記録があるから心配するなと言われたのでそれをずっと信じていました」
「石井議員への報告の電話をしたことは取り調べの時から記憶はなかったんですか」
「作られた記憶ですね。林田検事から交信記録があると言われたための」
一番違うのは自分が 独断でやったということです。
それが私の記憶にある真実です。
調書では石井議員が塩田部長に依頼し塩田部長から村木課長を経て社会参加推進室の私が証明書を偽装したとなっているがこれは検事の作文です。
私が単独でやったと言っても一切聞いてもらえなかった。
村木さんと私のやり取りが生々しく描かれているけれども全部でっち上げです。
私が単独でやったこと以外は嘘です。
つまり最初に描いたストーリーは絶対変えられない。と検事の犯罪の図式を決めてしまっているが、そもそも捜査機関は正義のために仕事をしているわけでしょう、だからこそフェアプレーが求められるというのに、最初にストーリーを作ってどうしようというつもりだったんだろか。
変えてしまうと関係者間の供述が 一致しなくなってしまう。
だからこそストーリー通りの供述を必ず取らなければならないと言うところに検事個人が追い込まれていく。
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