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デジタルオーディオプロセッサーを後面から見たところです。民生機器接続用のRCAピン接続とプロ機器接続用CANONコネクターの両方の接続が可能になっています。このプロセッサーを使って、入力された音声信号をビデオデッキの映像信号帯域にデジタル変換します。デジタル信号を映像信号に変換した情報信号は、ビデオデッキ内では通常の映像信号と同様に記憶と再生がされます。再生された映像信号をプロセッサーで再びデジタル信号を取り出し、更にエンコードして元の音声信号に戻すという手間のかかる行程ですが、実際にやってみると慣れの問題もありますが、そんなに苦になるものではありません。でも、現在のデジタル録音機に比べたら、本当に過去の遺物という感じです。
2009年03月09日
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引っ張り出してきた、マイクアンプとデジタルオーディオプロセッサーです。マイクアンプは民生用ですが、プロセッサーの方はプロ規格の物です。
2009年03月08日
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録音マイクの大きさを比べてみました。通常タイプに比べると、MD用のはとてもコンパクトなのが分かります。通常型のマイクの方は、マイクユニットに供給する為のバッテリーが内蔵されていますが゜、MD用のDS-70Pは、MD本体のマイク端子から電源が供給されるプラグインプレィ機能により、バッテリーは不要ですが、他のプラグインプレィ機能の無い録音機器には使う事は出来ません。端子も違うので、バッテリー内臓のアダプターを作ればよいかも知れませんが、この小さなマイクで本格的な録音をしようとする方は、まずいないと思います。逆に通常タイプのマイクでの録音は?というと、一旦マイクアンプ・ミキサーに繋いでから使えば宜しいかと思います。まっ、色々言われる方は多いと思いますが、上手くやれば、昔のサンパチ・ツートラよりも良い音で録音できるのではないかと私は思います。
2009年03月08日
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通常型マイクです。と言っても、大昔に購入した時は、ダイナミックタイプの振動素子でしたが、その後コンデンサータイプの物に改造してあります。当時は、良くジャズバンド等の生演奏を録音していましたが、その会場となったジャズ喫茶に置かれたJBLの4343で再生した時に、バンドのメンバーから絶賛されて調子こいていた事を思い出します。私の録音と同時に、ノイマンの人頭タイプマイク、ルボックスのデッキ等を持ち込んで録音していた友人よりもより生演奏に近いと評価されたのは、フラットな録音特性ではなく会場の音響特性に合わせて33チャンネルのイコライザーによるイコライジグ特性で録音した成果だと思います。この録音手法は、その後レコード会社の録音スタジオを見学した際に、ほぼ同様の録音方法だった事で、なる程と納得したものです。その録音スタジオでの話を、当時私が執筆していたオーディオ技術誌の編集長に話すと、「えっ本当ですか」と最初は半信半疑でしたが、その後編集長から、「色々なところに聞いたら、あの話は本当でした」との回答があったので、ダイレクト録音というものを、特性も何もそのまま録音していると妄信している多くのオーディオマニアの夢を壊さない為に内緒にしておきましょうという事にしました。
2009年03月07日
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何故、今回私がMDを持ち出してきたのかというと、それは、録音したい対象が見つかったからです。私の知り合いに、最近バイオリンにストのお友達が出来たという情報が入ったのです。それも、中々の腕前と持っているバイオリンも素晴らしい物だという事で、こりゃ、チャンス到来という事ですね。うん、では、録音機材をという事になりましたが、手持ちの機材はもう大昔の(サンパチツートラ)時代の物では幾らなんでも、第一デッキは今でも動きますが、大き過ぎるのと重量がね。昔は良くあんなので録音やってたなと。その次の時代のビデオデッキの映像録画帯を使って音声をデジタル録音する、デジタル・オーディオ・プロセッサーなるものも持っていますが、これもまた結構ガサバルので大変です。それで、その知り合いに聞いたら、MDで録音しているとの事。それを鵜呑みにして他の事は何も考えずに、そんじゃ、今あるMDにマイクつなげはという事になった訳ですが。何か、それでいいのかな~っ。と思いつつ、MD録音用のマイクを求めてしまいました。
2009年03月07日
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3台のMD、それも古いのが3台。なぜかって? それは、今の新しいのよりも、音が良いと思うからです。そして、3台は、どれも再生だけではなく、録音も出来るタイプなのです。だけど、3台はいらないだろうって、確かに1台だけで用は足りるはずですが、う~ん、なんででしょうね。その辺は私にも良く分かりませ~ん。今は既にMDの時代ではないのに、いつも時代の流れに送れてるんですよね、私は。
2009年03月07日
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バラックで組み上げたMDのバッテリー・アダプターですが、S社のMDもACアダプターの規格は同じで、定格電圧だけが6Vと1v程高いのですが、その電圧差を無視して接続してみました。結果はピンポーン。こちらのMDにもバッチリーでした。上手く行ったので、次はEIAJ規格のプラグを調達して、見栄えの良い搭載の方法も考えてみようと思っています。
2008年12月08日
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MDのバッテリーアダプターをバラックで組んでみました。バッテリーケースは単三4本搭載タイプですので、供給電圧は5Vになり、このMDのACアダプターの供給電圧と全く同じになります。結果は、バッチリーなんてね。
2008年12月08日
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このS社製MDのバッテリー・アダプターは、アルカリ電池2本を搭載するのですが、試しにニッケル水素バッテリーを入れてみると、何とか使う事は出来るのですが、アルカリ電池2本の電圧は3Vあるのに対してニッケル水素バッテリーのそれは3.4Vです。その為、満充電状態から少し電圧が下がると動作停止してしまいます。もう少し動作時間を出来ると良いのですが。
2008年12月08日
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これも古い他メーカーのMDです。こちらは、外部バッテリーアダプターが接続可能です。
2008年12月08日
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古い録再MDですが、今もって現役で使えます。しかし、専用バッテリーは経年変化で容量が減少し、その為に録音再生可能時間も短くなってしまいました。
2008年12月08日
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今日の早業は、仕事もそっちのけでグライコの修理をしましたが、珍しく何事も無く無事完了しました。何故うまくぃったのかは、良く考えてみたら、単純な操作ミスが原因だったのかも。何だったのでしょう。また、くだびれ儲けをしてしまいました。でも、直ったので良しとしましょう。またディスプレーが、ちゃんと表示する様になったら、気のせいか音も良くなった感じがするのは気のせいでしようね。
2008年12月04日
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クライコ(グラフィックイコライザー)の表示の一部が出なくなっていたので修理をしました。
2008年12月04日
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改造スピーカーの試聴結果ですが、中域は改善されたものの、低音の量感が少なくなってしまいました。スピーカーシステムの音作りは、特性そのものよりも、経験と豊富なデーターを元にした職人芸的な技術が必要とされます。狙った音を出すとかの場合には、さのしステムに用いるユニットに付いて手馴れた者に取っては難しい事ではないのですが、新規の物や良く知られていないユニットを用いる場合は、また測定したり、データー集めからしなければならないので大変です。耳で聞いて、各ユニットの特性をあわせ様とするのは至難の業であり、やはり測定器の力も借りなければならないでしょう。これからのセッテティングは、測定器を使いながらの作業になります。
2008年11月21日
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何とかスピーカーの1セットが完成というか、改造が完了しました。外見からは殆ど気が付かないと思いますが、スピーカーユニットとネットワークを変更しましたので、出てくくる音はオリジナルとは全く別物の様です。ウーファーの取り付け金具も黒く塗装しましたので、変更点はより分からなくなったかな。これにネットを被せたら、全く分からなくなるだろうと。
2008年11月21日
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ネットワークを他のスピーカーから移入する事にしました。
2008年11月21日
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スピーカー改造の続きです。改造したスピーカーを更なる音質向上目指して?とは言っても、今回使うのは大昔のスクラップに近いパーツばかりです。目玉は、ダイアトーンのツィーター。でもこ、れって使い方がとても難しいんです。どうなることやら。
2008年11月20日
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今日の作業はコンポの解体。その目的は?中のアンプ部分を取り出して、ちょっとしたテストに使える様な簡単なアンプをでっち上げようかと。上手く行ったら語喝采。と言う事で始まりましたが、結構解体するのは手が掛かりました。アンプ部部に使われている出力ICをネット検索してみると、日本製でありながら、スヘックや使用方法等の詳細は海外のサイトで見つける事が出来ました。スペックデーター表によると、片側25Wが最低保証されており、実力はまずまずの様です。基盤と一緒に外した電源トランスも容量が十分ある様なのでこれは期待できそうです。回路を見ると、周辺回路にはコンデンー他、結構使われている部品数が多いのですが、なるべくなら基盤はこのまま使いたいので工夫を要するところです。
2008年11月19日
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スピーカーのネットワークに使うコンデンサーです。普通、ネットワークのコンデンサーにはバイポーラタイプの電解コンデンカサーが使われているのですが、ここのコンデンサーを良質のコンデンーサーに換えると音が飛躍的に良くなるとか。でっ、どの様なコンデンサーが良いのかとなると、それはまた未知数で、コイルやスピーカーユニットとの相性ある訳で、中々に奥がが深いのでした。
2008年11月17日
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改造を始めた古いケンウッドのスピーカーですが、何とか形にして音が出るまでになりました。ツィーターをダイアトーン製に交換、ホーン型のスコーカーを追加したのが大きな変更点ですが、改造を始めた当初にそのまま使えるかと思っていたネットワークが何かどう考えても怪しくて、異常な程の能率の低さはここに使われているコンデンサーの劣化が原因しているのではないかと推測しています。現在の時点でも、一応音は出ているのですが、前記しました様に異常な位に他のスピーカーと能率が違っているので、各スピーカー単体の周波数測定も行って、その原因を確定しようと思います。
2008年11月17日
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スピーカーの改造と言いましても、実際にはウーファーを外して仕舞い込んでであった古いパイオニアのスピーカーに、これまた大昔の山水スピーカーSP-70のウーファーを取り付けたという物です。山水のSP-70は、中々の音の良い長寿命製品でして、私も1セット所有していますが、今回用いたウーファーは、そのSP-70の保守用に用意していた物です。これまでにSP-70のツィーターは、その一個が断線した為交換しましたが、ウーファーは2個とも手付かずのまま保管していました。SP70に比べると、このパイオニアのスピーカーボックスは内部容積が小さく、板の厚さや材質も心持たなく感じられたのですが、実際に装着してみましたら、事前の心配も何のそので、あれっ、中々良い音が出ました。これには、ちょっとどころか大きな驚きでした。それに気を良くしてしまい、CDを次から次に何枚も続けて聞いてしまったので、先にバラバラにしたケンウッドのスピーカーの方は後回しになってしまいました。これからケンウッドのスピーカーも作業再開です。う~ん、このケンウッドのスピーカー、なぜかネットワークには思いの他立派な物が使われていたり、でも、このスピ゛ーカーの音を良くするには中々の困難が予想されます。でも、始めてしまった以上は、やるっきやない。
2008年11月16日
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今日のスピーカーの続きですが、実はまだ開けっ放しの状態です。なぜかって、それはこのスピーカーの改造を進めて行く内に、もう一つ別なスピーカーの方に作業が移ってしまったからなのです。そして、もう一つ別なスピーカーの方が、先に完成してしまったという訳です。これから、そちらのスピーカーの画像をデジカメで撮ってこようと思っています。
2008年11月16日
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今日は生憎の雨。なので、なぜかスピーカーの改造をしました。説得力ゼロ。
2008年11月16日
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結局測定器のレイアウトをほぼ元通りにしました。また振り出しですが、その序といったら何ですが、測定中に感じていた測定器自体の不具合や不安定だった部分を修正したり、測定値の校正をしました。この作業によって、測定精度は以前よりも正確になりました。意外だったのは、アナログ機器の精度が高かった事で、それとは逆に一番高額なデジタル・アナライザーの表示の誤差が大きかった事に驚きました。測定器は、一台の数値だけを信用するととんでもない事になるという実例ですが、りふァレンスになるものの、そのまたリファレンスをどうするかという事で、これは3元比較や統計的思考を取り入れて考えなければなりません。人間も、人によって価値観や考え方が異なりますが、やはり正しい物事の考え方や基本となるものはあるはずです。私も、時々精神的校正をしなくてはと思う今日この頃です。
2008年07月23日
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測定器のレイアウトの入れ替えをしてみましたが、これでは使いにくくて駄目でした。やはりいつもの使い慣れた環境が一番なのかも。
2008年07月23日
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DENONレコードプレイヤーのSW金属部分の腐食を研磨剤で落とし、その後を塗装用コンパウンドとワックスで仕上げました。
2008年07月19日
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DENONレコードプレイヤーのレストアをし、その動作機能は完全になりましたが、操作スイッチの表面金属部分の腐食が気になります。と言う事で、この腐食部分を研磨してみる事にしました。まずはスイッチ周辺のマスキングをしてから研磨作業に移ります。このマスキングの目的は、スイッチ周囲の塗装保護の為です。
2008年07月19日
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カートリッジを新品の物に交換し、いざレコード再生。ぉっ、でた~っ。おっ、結構まともな音が出ているではありませんか。細いストレートアームの音は最初から期待していませんでしたが、便利さ優先のオートプレイヤーなので仕方が無いかも。でも、当時の価格は7万円近くのはず。それを思うと、ふう~ん、ちょっとね。当時の世の中はバフルだったんですね。カートリッジを交換する際には、カートリッジとシェル間のリード線端子の清掃が欠かせません。何せ数ミリボルトの電圧が相手ですから、磨いて電気抵抗の敵である金属腐食を排除しないと。アクリル・カバーも、音には関係ないですが、見た目綺麗な方が良いだろうと思い綺麗にしました。
2008年07月19日
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画像では比較的綺麗に見えるDENONのレコードプレイヤーですが、その製造された時期は20年以上も前です。そして、実は先日、某リサイクル店で激安ジャンク品を見つけてお持ち帰りしたものです。状況的には、カートリッジの針は全く駄目ですが、それよりも何よりも、重要なアームのカウンターウェイトが欠品しているので、それではレコードがかけられるはずはないです。それなのに何故って。だつて、このプレイヤーの前を通る時に、「私をお家に連れてって」という声が聞こえた様な。そして、決定打は、その隣に並べて置いてあった同型機の何と1/6の値段なのですから、これはという事で。友人には良く、またゴミを買ってきたとか、お金を払って苦労を買って来る事はないのにとか言われていますが、私は、リペアとレストアするのが趣味なのです。壊れたり、古くなって動かなくなったり使えなくなってしまった物をもう一度蘇す事ができたら素晴らしいと思いませんか?という事で、レストアの開始です。カートリッジは新品のものに交換し、カウンターウエイトは以前別な壊れてしまったプレイヤーを処分する時に何かに使えるかもと残しておいた物を何とかして付けられないかと。言うのは簡単ですが、いざ現物合わせでカットアンドトライとなると大変でした。結局、アーム後部のシャフトの径に合わせてカウンターウェイトの穴を丸やすりで削って広げたのですが、こんな馬鹿な事やる人間はそういないだろうなと何度も思いながら作業を進めました。貫通した時は、[ふふっ、やったね]と一安心。交換したカートリッジとシェルの合計重量と、カウンターウエイトがバランスする様にする為にカウンターの一部を分解して外し、そのスパンをあわせる為にカウンターを逆向きに付けたので、カウンターの中に刻まれた螺旋状の溝とアームの溝は噛み合わなくなりましたが、これは最初からコンマmmの径の違いがあったので、丸やすりで強引に修正。って、大丈夫なのだろうか?結果は、やはりというか、少し削り過ぎてしまいましたが、ギャップに極薄い修正テープを使い一件落着。
2008年07月18日
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DENONのストレートアーム・レコードプレイヤーです。ところで、この日本コロムビアの登録商標のDENONと言うのは、本来は電気音響から由来する電音、デンオンが正しい読み方のはずなのですが、いつの間にかデノンと変わってしまいました。東京を「トキオ」何てカッコウつけて呼んでいた例ありましたが、デノンというのもおかしな感じがするのですが、日本人は時折おかしな外国語的発音が流行る事が見受けられますね。正しい日本語、美しい日本語を守りたいと思うのは歳を取った人間だけなのかな。DINは、ドイツ工業規格の略なのでドイツ語読みならダァインのはずが、いつの間にかディンが当たり前に通っているのも何でかな~っと思いますが、おかしな言葉や変造語でも、皆で使えば怖くないという事なのかも。日本人の常識とは、社会通念が主体であって、それが間違っていようがどうであろうが、他がそうだからそうしなければという例がとても多く見受けられる気がします。
2008年07月17日
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レコードスタビライザーを使ってのレコード再生です。このスタビライザーを使う事によってレコードがターンテーブルとシートに密着され、レコードの反りやハウリングの問題が改善されます。このスウェーデン製の高分子系のスタビライザーは中々の優れもので、使うと直に違いが分かります。試しに、レコードのレーベル付近を指で叩いてみても針飛びは全く起きませんし、その安定感には吃驚させられます。
2008年07月16日
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今日は、アナログプレイヤーのアームの調子が今一だったので修理調整をしました。修理調整箇所は画像のアーム中央に見える丸い形をしたビボット・ベアリングというところです。このビボット・ベアリングは、アームの上下の動きを支える重要な働きをしているところです。この部分にガタが出ると当然ですが再生音に与える影響も大きく、レコードの録音レベルの高い時に特にビビリ音や、そこまでいかなくても、こもった感じの音として感じられる事があると思います。このビボット・ペアリングの中心にあるピンの先端の材質には、硬質で耐久性に富む金属が用いられている為、通常の使い方をしている場合には再調整や修理が必要になることはめったにないのですが、何かしらの理由でベアリングが緩んだ場合は再調整が必要となります。また、普及価格帯のプレイヤー等の一部には、この部分の耐久性が不十分な場合もあるので要注意です。その場合は、アームの交換になるか修理費用を考えたらプレイヤー自体の交換になると思います。今回は比較的簡単な修理と調整で正常な状態に戻す事が出来ましたが、この部分の調整はミクロン単位の精度が要求される為、素人の方は手をださないで、専門家やメーカーに任せる事をおすすめします。と言っても、そんな事する人は素人にはいないと思いますけどね。
2008年07月16日
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外観は双子の様にそっくりでも、内部はこんなに違っています。モーターのサイズ、駆動系の回路は全くの別物です。当然ですが、再生音にも差が出ます。画面向かって右側の方は、PLLフェーズドロックループ制御による電子回路によって、回転が制御され、レコードの音溝の振幅によるカートリッジの微妙な回転に対する抵抗負荷に対しても、そのトルク変動を抑える様に制御するのに対し、左側の方はPLL回路がない単純な電圧制御だけで、主にターンテーブルの間性重量に回転数の安定化を任せています。どちらが良い音かというと、それは個人の好みにもよると思いますが、PLL方式の方は立ち上がりの良い活発な音で、PLLでない方は滑らかな優しい感じというのが一般的的に言われてきた評価です。より優れた制御方式と思われPLLによる制御も、ミクロの時間的世界で見ると、結局はパルス的な制御となる為、そのパルス状の変動トルクが与える影響と、得別な制御を加えない方式のどちらが良いかは、プレーヤーが異なる場合には、その制御の違いだけでは中々判定できませんが、今回の様に、全く同じパーツを使った同士を比較した場合、その駆動回路方式の違いと再生音の違いが分かるかも知れません。この両者のプレイヤーの後にも、外観は殆ど変わらずに、中身を中心に改良された製品が多数出現したのですが、製品のそれぞれに音質的な特徴や違いが感じられるものの、それが決定的という程のものではなく、その違いよりも、アームやカートリッジ等の他のパーツによる影響の方が数段影響が大きかったというのが私の感想です。
2008年07月16日
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何故、アナログプレイヤーなんでしょうね?自分で言っててそれは無いでしょなのですが、実は、私はオーディオ・マニアではないので、変な拘りは全くありません。音楽を聴くのには、CDプレイヤーでもMDや他のメディア・プレイヤーでも一向に構いません。こんな話をすると、オーディオ愛好家の方達には白い目で見られてしまうと思うのですが、電源のプラグの気抑制を変えたり、オーディオ機器間の接続ケーブルを代えただけで音が変わるからというのは判りますが、こういう材質のピンケーブルの音が良いとか、あるスピーカーコードにすると良い音になるという事になると、それはこれこれこうだからと、その理由を科学的かつ理論的に説明したくなってしまいます。以前は、副業としてオーディオ技術誌のライターや、オーディオメーカーの顧問をしていた事もあるので当然といえば当然なのですが、オーディオ業界の裏事情というか、何せユーザーに本や製品を買ってもってなんぼというのが本音ですからね。良い音を求めるユーザーに対して、その求める音を出す為の製品を提供するというメーカーとの間の関係図式がそのまま成り立つかどうかは別として、ユーザーの要求は時としてメーカーに対して過酷な要求の時もありましたし、メーカー側はお買い上げいただくお客様は神様ですから、どんな無理難題を言われてもそれに合わせなければならなかった訳です。現在のトップエンド・オーディオと呼ばれる層を対象に発売されているオーディオ製品の価格は、普及品の価格に比べるとというより、比べるのも馬鹿馬鹿しい程の私にしてみたら天文学的数字が並んでいます。一台数百万円のアンプやスピーカー、アナログレコードプレイヤーもその例にもれず、カートリッジやアームといった、それらのプレイヤーの部品一つの価格だけで普及品のオーディオコンポが何台か買えてしまうという事実。高級オーディオシステム・ワンセットの総額は一体幾らになるのでしょうか?本当に今の世の中は二極化の時代なんですよね。私は前記した様な関係で、高級オーディオマニアと呼ばれる購買層の方達とのコンタクトする機会も多く持ちました。そして、その高級オーディオセットをセットしてある御宅にお邪魔した事も多々ありましたが、う~ん。私にはどうしても馴染む事のできない世界でした。立派な建物の内部やその地下に、オーディオ用に作られた広い部屋。そこに整然と並べられた超高価格のオーディオ機器。しかし、出てくる音は私に取って「何これっ」という感じのものばかりでした。中には、音楽関係の仕事を生業にしている方もおりました。その方達のオーデイオ機器に関する音楽再生の要求というものは他のオーディオ愛好家とは趣旨が違っている様に感じましたが。音楽関係の方がオーディオ機器に求めるものは、音そのもの良否ではなく音楽なのであり、高音質よりは名演奏をといった感じですかね。録音した御自分の演奏のチェックという方もいらっしやいました。ある時は、レコード会社の録音スタジオにお邪魔して録音現場の責任者やオーディオに詳しいミュージシャンと突っ込んだ話をしながら一緒に録音作業をした事もありました。オーディオ機器を作っている所で、そのグループ内にレコード会社を持つ企業ともコンタクトをしましたが、そこで吃驚したのは、オーディオ部門とレコード部門は全くの「他人」の関係であり、お互いの技術交流はおろか、知らない同士との事。「兄弟は他人の始まり」という事なのかも。日本の企業は大きく育つ過程で分化し、自己企業のみの営利の追求の為に企業間の競争をするだけで、分割した企業の事も赤の他人扱いになるのですから怖いですよ。日本では、グループ企業といっても、業績が悪化すればその部門は切り捨てて他の企業に売却したり、解散させて終わりという場合もあります。それに比べるとドイツの企業は違います。ベンツ、フォルクスワーゲン、アウディー、ポルシェの各社は共同企業体ではありませんが、お互いに横の関係とつながりがあり、互いに助け合いの精神を持っています。あっ、いけね。そうだ今回は、レコードプレイヤーのお話でしたよね。画像の二台の瓜二つのプレイヤー。実はそれぞれに不具合があり、一方はアームのベアリングにガタがあり、もう一方はモーターの駆動系に問題があるという物です。簡単な話が、二つの良い所を合わて使えば一台の正常なアナログプレイヤーになるはずです。それは分かってはいたのですが、作業を開始しますと、何とか直してしまおうという気持ちが強くなり、時間が掛かりましたが2台ともに正常な状態に仕上げる事が出来ました。大変だった~っ。
2008年07月15日
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レコードプレイヤーの裏側というより、内部の様子ですね。実は、ターンテーブルの回転数を調整できる範囲が狭まっている感じでしたので、中を開けて調査をしました。その結果は、回転数を調整する回路とそれ以外の回路にも幾つかの劣化している部品が見つかったので、それらを全て交換する事にしました。手持ちの部品で間に合うものもありますが、回転数を安定させる為に、今付いている部品よりも、より精度の高い物に交換する事で、これから以降の長期使用に対する信頼性の保持と基本性能維持に役立てばと思います。こうしたフナログプレイヤーは、モーターやシャフト等の駆動系統が特に上部で長持ちする様に設計されていましたので、定期的なメインテナンスと今回の様な壊れたり調子が悪くなる前の部品交換が長期に渡る初期性能保持と安心して使う為の必須状件ではないかと思います。まっ、それは人間も同じだと思うのですが、何か、自分自身の事となると恥かしいですね。
2008年07月11日
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この2台のレコードプレイヤーは、全く同じ様に見えますが、実は内部や規格上のスペックに違いがあります。同時期に作られたのですが、型番や販売価格も違っていました。その差は1万5千円もあるのですが、その金額差に見合った性能や音質の差とかと言われると、う~んどうなんでしょうね。私もこの2台の違いには?です。スペック上で決定的なのは、そのモーターと軸の太さです。10mmと7mmと、その差は3mmの違いですが、音を聞いて両者の差が分かるかどうか。その差よりも、カートリッジやシェルを換えた時の差は圧倒的なのですが。ターンテーブルは全く同じアルミ製の物で、2.6Kgと重量級です。
2008年07月08日
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パイオニアのアナログプレイヤーです。これも年代物ですが、きっちり整備していつでも音出しが可能になっています。アナログプレイヤーの保守で、気を付けければならいところは、プレイヤー本体の状態水平バランスやアームのバランス調整の他にも、カートリッジの端子とシェル間の接続コードに腐食がないかとか、アームとの接続、アンプとコードの出力ピンの状態とか、定期的なメンテナンスが必要な箇所が結構あります。現在アナログプレイヤーは8台、CDブレイヤーは7台所有していますが、実際に使っているのはその内の2.3台という事が殆どなので、いつも良い音で聞く為の定期的なメインテナンスは重要課題です。
2008年07月07日
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こちらは、ソニーのブルレイならぬ、古いアナログレコードブレイヤーです。長い間使わなかったのですが、先日突如として思い出した様に引っ張り出してきました。駆動用のベルトが切れていたので、かねてから用意してあった新しい純正のベルトに交換し、アームの整備と調整をしました。ダストカバーも磨いたので透明度が新品の時の様になりました。このプレイヤーは、アームを交換してあるのですが、そのアームとペアに組み合わせているシュアーのカートリッジとの相性は今も健在です。このシュアーのカートリッジも、少し前に新品の交換針を入手する事が出来たので、その再生音は、今聞いてもなるほどなと思わせるものがありました。
2008年07月07日
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アンプの修理とレストアが終了し、測定器で周波数特性、歪率、S/N比率等の試験をしているところです。実は、その前に肝心の測定する側のオシロスコープとアナライザーの動作が不安定でしたので、そちらをの方を先に修理してからでしたので時間が結構掛かってしまいました。その苦労した甲斐もあってか、テスト結果は予想以上のテストデータが得られたので良かったです。
2008年07月02日
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普段私用しているカートリッジの一部です。一時期はアナログレコードたけでなく、再生に必要なカートリッジも全てが一気に消えてしまいそうな勢いでしたので、その前にとストックしていましたが、現在でも金額は張りますが、オルトフォンやEMT等の著名な海外製モデルは健在で入手も可能すし、国産でもDENONのDL103等が入手可能なのはとても心強い感じがします。しかし、プレミヤ付きになってしまった絶版トーンアーム等値段の高価な事。きっと原価は幾らもしないと思うのですが、20年以上も前のアームに10万円以上のプライスが付くのには、思わず「クラリ」としてしまいます。
2008年07月01日
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サブシステムに使っているレコードプレイヤーです。ターンテーブルはビクターのDD駆動、アームはオルトフォンの30cm用トーンアームです。
2008年07月01日
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吸着プレイヤーをセッティングしたところです。EMTとオルトフォンSPUカートリッジを上手く鳴らす為のシステムに仕上げた積りですが、本物のEMTのプレイヤーシステムの価格は数百万円と私にとっては天文学的数字なので、せめてアームとカートリッジだけは本物を使い後の部分は他の物を使って何とかしようと。因みに、このプレーイヤーシステムの基台部分には、40Kgと30Kgのコンクリートの板が敷かれ、その上にインシュレートのウレタン、その上に合板、その上にプレイヤーが乗っています。吸着システムの効果もあり、ハウリングは皆無です。画面左側は糸ドライブの動力用に使っているDD方式のターンテーブルです。最近は、その肝心のEMTよりも、オルトフォンのSPUカートリッジやアントレー等の他のMCカートリッジで聞く事の方が多くなっていますが、それはそれぞれのカートリッジの持つ音質的キャラクターと、アームやシステムとのセッティングバランスを含む相性というものがあるので、レコードや曲によっても一番最適な組み合わせを択んで聞く様になっていったという感じです。
2008年07月01日
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この吸着ユニット内の真空ポンプが、レコードプレーイヤーのターンテーブルとレコードの隙間の空気を吸い出して真空状態に近くする事で、レコード盤をターンテーブルに密着させて無用な振動モードの発生を防ぎます。その結果、非常にクリアーでノイズの少ない再生音が得られる要因の一つになります。
2008年06月30日
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吸着、糸ドライブ、アナログプレイヤーって、それ何だと言われてしまうと返答に困るんですが、アナログレコードの音を良い音で聞く為の工夫がてんこ盛りという感じですね。場所はとるし重いし、非効率的と言われてしまえばそれまでなのですが。何故、そんな全盛期の遺物を引っ張り出して来てレストアと整備をしたのかという理由ですが、一見無駄だと思われるところにも、それはそれなりの理由があるのですよ。「百聞は一見にしかず」という諺がありますが、オーディオの場合はそれとは逆に「百見は一聴にしかず」というのが当てはまるかも知れません。4.5万のCDプレイヤーと、同額のアンログプレイヤーの音を比べたら確かにCDブレィヤーの音にはかないませんが、一度ハイエンドグレードといわれるクラスのアナログプレィヤーの音を聴いたら、きっと「何だこれは」という感じだと思います。実は私も、CDプレイヤーの方が絶対的に音が良いと思っていた一人なのですが、何台かのハイエンドアナログプレイヤーの聴くうちに、「こりゃ、凄いぞ」という印象を持つ様になって行ったのです。とは言っても、ハイエンドアナログプレイヤーの価格は天文学的数字ですし、本来、金を掛けずに手間だけ掛けてという私の信念?があるので、出来るだけお金は掛けないで、何とかハイエンドプレイヤーに近づけようという欲張った気持ちがこういう物をでっち上げてしまう事になるのでしょうね。
2008年06月30日
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レストアしたアンプです。上方がSONY 下方がTECNICSです。SONYのアンプの方は、電源の電解コンデンサーの容量抜けと、カップリングコンデンサー等のリーク電流が増加していたので、電解コンデンサー類は全て最新のオーディオ用コンデンサーに交換しました。電源に用いられていた電解コンデンサーは+側と-側のコンデンサーが一つになっている特殊なタイプでしたが、この形状のコンデンサーの音が良いとは到底思えないものですので、通常の2個タイプに置き換えました。当然ですが、出てくる音はレストア前よりは大分すっきりとしたした感じになりましたが、やはり回路間に入るコンデンサーのキャラクターが影響している感じです。下のTECNICSのアンプは、当初の思惑は全くはずれ、途中で何回このままばらして捨ててしまおうかとまで思った程レストアは難航しました。擬似Aクラス動作というこのアンプは、一応マイクロプロセッサーを使って出力に対する動作点をAクラスからBクラスに近いABクラスまで変更するというシステムなのですが、動作点に連続した類似関数を使うのではなく、熱変換エネルギーと動作時間をあらかじめシュミレーションして決めた時間でコントロールし、熱感知回路でそれを補足修正するのですが、実際の発熱が大きくてその対策に苦慮しました。このアンプは、電源の電解コンデンサー、カップリングコンデンサーだけでなく、プリントパターンによる配線を一部容量の大きなワイヤー配線に変更しました。貧弱だったオリジナルの出力端子も交換しました。
2007年10月22日
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これは、現在のケンウッドの全身であったトリオ製の極初期と思えるトランジスターアナプです。型番はTW61で、私の持っているトリオの真空管アンプの型番がW41ですから、それに近い物ではないかと思われます。私が前のオーナーからこのアンプを譲られた時は、パネル等の外観が痛んでいましたが、内部の状態は綺麗な状態でしたので、なるべくオリジナルに近い状態で動態保存しようと思い、どうしても劣化の為に好感しなければならなくなった電解コンデンサー類も、オリジナルに近い物を見つけて交換してあります。このトランジスターアンプの特徴は、出力段のトランジスターとスピーカーとの接続にはその間にコンデンサーを介する回路になっています。この頃は、当時の他の多くの真空管アンプと同様に出力トランスを介する物とこのアンプの様にコンデンサーを介する物がありました。アンプの出力をスピーカーに直結するには、+-の電圧を供給出来る電源が必要となりますが、この時代は、回路的な安定や部品の精度や耐久性の問題と共に、一番大きかったのはやはりコスト的な問題であった事と推察されます。この前のスピカーのところで触れましたが、Wウーファー・スピーカーと組み合わせた時に良い音が出たというのがこのアンプです。では、このアンプとWウーファー・スピーカーの組み合わせの音が良かったのかという考察ですが、それを専門的に言いますと、二次高調波歪の発生比率の関係にあるといえます。良く、真空管アンプの音が柔らかくて温かみのある音だという方がいますが、それは瞬間電流供給能力が低くレギュレーションの悪い電源であったり、音楽信号の伝達回路に帯域特性が狭い蒲鉾型の特性を持つトランスを用いたりする事がその一つの要因であると思われます。また2次高調波歪成分による波形変性が、楽器等の倍音の波形と似た形態をとる為に、意識的にこの2次高調波歪成分を多く発生する特性を持つ3極管を好んで使う例が多く見られるという事です。このアンプのトランジスターの特性は、現代のトランジスターに比べると、内部インピーダンスやスイッチング特性もかなり異なります。上限再生周波数であるft や電流増幅率も現代の物とは比較にならない数値に留まります。しかし、アンプの再生音の差異は、増幅回路内の素子固体の電気的特性だけの問題ではなく、音楽再生に必要なものは何かという事です。オーディオマニアと呼ばれる方の中には、色々なアンプやスピーカー等の組み合わせから始り、接続コードやピンケーブル、機器の電源ケーブルや、その極性にまで及ぶものがいます。確かに、オーディオケーブルやその極性の違いによっても、その再生音に差異が生じる事地は良く知られている事です。私は、その差異に付いてどれくらいの確立で判別できるかのテストをした事があります。結果だけを言ってしまえば、その微妙な差異を完全に把握出来たのは、全参加者の中でも、一番若かった高校生のお嬢さんだけでした。その高校生は、確かにその再生音の差異を聞き分けている事が実験で証明されたのですが、実験後にどこでその差異を聞き分けられたのかという質問に、ある高域のポイントに出ていたかすかなノイズの有無で、オーディオ機器の違いが分かったとの事。これにはマニアや専門家を自負する方達が、皆さん一様に納得してしまったのですが、10代の女性の聴覚に脱帽でした。その後、各人の聴覚特性を検査したら、「が~ん」が続出し、そんなはずはないとか、本当に今音がでいるのとか、てんやわんやの大騒ぎでした。ものの本に、人間は16Hzから20KHzまで聞こえるなんていいますが、それは20歳位までの人の事で、小父さんおばさんになるに連れてどんどん高い音が聞こえなくなっていますよ。はっきり言っちゃうけど、おじさんのオーディオマニアなんて、聴覚障害者並みの聴覚特性ですよ~っなんて言ったら、皆怒るだろうなと。まっ、今日のブログで耳の痛かった方は、今日の事は聞かなかった、あっいや見なかった事にしてくださいね。
2007年10月16日
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Wウーファー・スピーカー。このスピーカーの一体何処がWウーフアーなのか、その答えがこれです。実は、このスピーカーはウーファーの後ろに、また小さなボックスがあり、何とそこに正面のウーファーと向き合う形で、もう一つ全く同じ形のウーファーが逆向きに取り付けられているのです。何故、逆向きかというのは、スピーカーのコーンの動きは前後の方向でそれぞれ異なるのですが、弧の様に取り付ける事で、二個のスピーカーにプッシュプル動作をさせる事で、御互いに歪を打ち消す働きをさせる訳です。このスピーカーシステムは、非常に小型でありながら、歪の少ない量感のある再生音を奏でます。難点を言えば、非常にアンプを選ぶと言いますか、普通にアンプを繋いだのではまず満足な音は出ないという事です。このスピーカーを上手く鳴らすには、それ相当の覚悟が必要です。私も最初は、何だこのスピーカーは、全然良いところがないなと思ってしまったのですが、偶然にあるアンプを繋いだ時に、それが私の間違いであった事に気が付いたのです。そのアンプは、大昔のゲルマニュウム型トランジスターを使った、40年位も前に作られたトランジスターアンプの最初期の物です。何故その最初期のアンプと繋いだ時に、このスピーカーの音が一変したのか、何故現代のシリコン型トランジスターやICを用いたアンプではそういう音が出なかったのか、その事に付いて調べて行く内に色々な事が分り、それは大きな収穫になりました。
2007年10月15日
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今度は、横上から見たところです。何か異常に奥行きの長さがありますよね。そうなんです。実はそこにこのスピーカーの秘密が隠されているのです。この奥行きの中に一体何が隠されているのでしょ。その仕組みを想像できた方はえら~いっ。でも、このスピーカーの素性を知ってる方はまだ黙っていてくださいね。次回は、その謎の公開です。
2007年10月15日
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Wウーファー・スピーカーの後部です。ここを見てもWスピーカーの形跡はどこにも感じられないと思います。4個の端子は、ウーファーとツイーターに対して、それぞれをアンプと直結する事で、互いのユニットの逆起電力の干渉を防ぐ為のバイ・ワイヤリング接続も可能になります。これでは、まだWウーファーの説明とは関係ないので、Wウーファーの説明は次に続きます。
2007年10月15日
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Wウーファー・スピーカーシステムというと、大型システムを想像してしまいますが、とてもコンパクトなWウーファー・スピーカーが存在します。まずは外形から。えっ、これって、どこから見てもシングル・ウーファーでしょって。でも、本当にWウーファーなんですよ。それは、次に画像を載せます。
2007年10月15日
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