TIME BEAN GALLERY

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写真が好き/スティグリッツのことなど



NYのパリジェンヌ
NYのパリジェンヌ

特に白黒写真をとるのが好きです。NYのプラット大でクラスがあったので少し基礎をならいました。8mm時代の謎がやっと解けました。はは、知らないでやっていたのね。

LadyInWashingtonSqu…
ワシントン広場の老婦人

マニュアルの1眼レフなんて古臭い?私はピント合わせるのおそいけど、とったー!って感じがして好きだな。古いモデルほどバッテリーなしで動く優れものだとは、写真家である元夫の口癖。


好きな写真家は、というと古い人ですが、アルフレッド・スティグリッツ。94年に横浜美術館で見たオキーフの絵画展で知った名前です。
近代写真の父、なんていわれています。
妻、オキーフをモデルにした作品は、手、鎖骨周辺の写真といった、顔が映っていないものも多いのですが、デジを味方につけた現代の写真家たちにも撮れないであろういいものばかりです。ただの雲をとってもウーすばらしい。暗室でいじったりしないんですって。

彼はNYでギャラリーをやっていて、ピカソなどの新しい芸術をアメリカに紹介した人でもありました。オキーフは学生のころ、常連ではあったんですが、ヴァージニアに帰ってから、文通友だちに¥新しく始めた木炭画(抽象)を送ったところ、スティグリッツのギャラリーに知らないうちに飾られていた、また人づてにそれを聞き、おどろいて訪ねたオキーフに、展示は終了していたけど彼女のためにもう一度飾って見せたというからにくいではありませんか。

ほかに彼が庇護していた画家たちは、ダブ、ハートレイ、シーラーなど。好きです。

オキーフと彼の芸術的つながりは非常に興味深いものです。
TWO LIVESという本が出ているのですが、見開きでオキーフの色彩豊かな抽象と、彼の撮った写真が印刷されています。どちらが先、どちらが影響されたということはわかりません。ただ、構図というか画面の流れというか、微妙な共通点があるのね。

オキーフは後に1人でニューメキシコに移り住み、有名な、牛の骨と荒れ野のシリーズほかを制作するのですが、今、絶対建てないでと本人が言っていたオキーフ美術館が現地にできているようです。数少ない、成功したアメリカ人女性アーチストをインスパイア(刺激?触発?)した土地ニューメキシコは、いまやアメリカ女性画家たちの聖地となっています。

ほかにも花、NYの風景などを題材に、ユニークないい仕事をしているオキーフですが、私は彼女の初期の創作姿勢に特に影響をうけていると思います。

スティグリッツのようなすごい芸術家兼画廊のオーナーに、出会いたいわーと思いますが、しょうがないので自分で画廊をやっています。おしまい。(注:これをかいて1年後くらいで画廊は閉めました)



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