バベルの図書館-或る物書きの狂恋夢

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カテゴリ: 映画/エンタメ
 『花咲ける騎士道』、観ました。古い雑誌を読んでいて、急に観たくなったので。ちょっと前にヴァンサン・ペレーズとペネロペ・クルスでリメイクもありましたね。
 しかし、ジェラール・フィリップ、本当にイイ男だなぁ。一筆書きで、簡単に絵に出来そうなイイ男=シンプルなお面相。パーツがイイ証拠なんだなぁ。
 ジェラール・フィリップとアラン・ドロン。もうこの二人の対比って、飽きるほど見たり読んだりしてますよね。で、団塊世代の継承者としては、フランス映画は知らなくても、とにかくアラン・ドロン=ダンディ、猫も杓子もアラン・ドロン、どっぷりお茶の間化したアラン・ドロン、で育っているので、ジェラール・フィリップのシンプルな男振りがなかなか分からなかったんですよ、ずっと。特に同性としては。コテコテに作り込まれたアラン・ドロン、ちょっと確信犯的なアラン・ドロンにまんまと説得されていたと言うか…。
 そんなダークさがまたアラン・ドロンの魅力なんでしょうけど、ギミックなしでスカッとしたジェラール・フィリップ、やっぱり素敵です。
 肝心の映画の方ですが、これはもう、オールド・スクールな冒険活劇。騎士道が軽佻浮薄になった時代の典型的ロマンスがスジです。騎士道に一言ある私としては、ちょっと軽く思えてしまうのですが、それはそれ。ただただ、シーンを追うだけの映画。これまたシンプルの美。それでもしっかり面白い。恋と夢に生きる“チューリップ坊や”を、こんなに軽やかに、自然に演じて、まったく違和感がない役者、ジェラール・フィリップ。そりゃ、役名がニックネームになるワケだ。(了)


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著作です: 何のために生き、死ぬの? 。推薦文に帯津良一・帯津三敬病院名誉院長。 





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Last updated  2008/06/18 10:21:13 PM
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