こちらのレストランはミシュラン２つ星を取ったり取らなかったりのフレンチのお店。
シェフは素材本来の風味や色彩を最大限に生かすために、日々、素材と向き合い、
フレンチに不可欠なバターやクリームなどの油脂を全く使わないこともあるとのこと。

まず、出てきたのがこちらの おしぼり
クチコミで見かけたことがあったのですが、小さいおしぼりに水をかけると、
どんどん膨れて大きくなりますｶﾜｲｲ

エディション・コウジ・シモムラ

そしてお料理は、初めて行く時しか注文できない、
「初回ご利用者限定　スペシャリティー満載特別コース」
というのにしました

エディション・コウジ・シモムラ

左上： アミューズ・ブーシュ
右上：旦那ｻﾝの前菜。 海水で軽く火を通した真牡蠣の冷製　海水と柑橘のｼﾞｭﾚ
左下：私の前菜（牡蠣アレルギーになったので・・・） うさぎちゃんのテリーヌ 。
右下： フォアグラ料理
スペシャリテの牡蠣は、私も牡蠣以外を味見させてもらったのですが、
塩分と酸味と海苔の風味がすごく特徴的でした。
おいしかったかというと、全部食べた旦那ｻﾝ的には、そんなに響かなかった様子。
でも、他の前菜達は、どれもとってもおいしかったです

そして、下の写真は、メインとデザート。
左上： カダイフを纏った的鯛の軽やかなフリット　ブロッコリーのクーリ
右上： まだミルクしか飲んでいない（確か）豚のグリル
お魚は本当に軽やかで、酸味が効いて少し甘いソースがとってもおいしかったですが、
旬から外れているからか、お魚自体はそれほど絶品とは思えず、
頑張っておいしくしようとして、頑張っておいしくなったという感じがしました。
豚は、やわらかいし、おいしいのですが、焼き鳥（塩）の味にそっくりで、
どうもそのイメージが頭から離れませんでした。

エディション・コウジ・シモムラ

左下： ライチのエスプーマ　グラス・ココ
右下：デザートの一環として出る、 カカオを浸けておいたお水
ほんのり甘く、ほんのりチョコレートの味。

デザートは、 カカオのデクリネゾン　マジョルカ産オリーブオイルとマルドン塩 。
デクリネゾンとは、調べると、
「一種類の食材に様々な調理を施して、その素材の良さを楽しむもの」
らしいです。なるほど。
ねっとりとしたチョコレートに、オリーブオイルで油脂を足したり、
カカオの粉末シャーベットをかけたり、塩をかけたりで、いろんな味を楽しめました
黒いのはオリーブです。

エディション・コウジ・シモムラ

コーヒーと アボカドとりんごのムースリーヌ　11種のスパイス風味 。
そして、 オリーブの焼きたてフィナンシェ 。
アボカドとりんごって合うんですね青臭さも無く、クリーミーでおいしかったです。
フィナンシェもオリーブに塩味が効いていて、おいしいｯ

エディション・コウジ・シモムラ

総じてユニークで良く考えられていてハイレベル、前菜・付け合わせ・ソースが美味
メインを違う好みの物を選べば、もっと満足度高かっただろうと想像できました
今回のメインの場合はっていうのと、デザートも変わってたけど、激ｳﾏかっていうと？なので、
★は3.5でまた違うのを食べればＵＰするハズですｯ。

帰る時に、私がこういうの好きなのが分かったのか、
膨らむおしぼりを頂いちゃいましたﾜｰｲ
サービスは、お若い方はもちろん、ベテランの方もにこやかで、
声も大きくて（笑）、とっても感じが良くて、良かったです

エディション・コウジ・シモムラ