☆砂時計☆

☆砂時計☆

ring


やおい((BL))表現が多く含まれています。
やおいが苦手な方、男性は観覧しないでください。
また、15歳未満の方もご遠慮ください。
以上の内容が大丈夫な方はスクロールしてお読みください。

※この物語は、全てオリジナルであり、原作とは一切関係ありません。
ご了承ください。























































































はよ明日になってくれん....?

明日は

俺の―...


『ring』


10、9、8....

まだかいな...。

景ちゃん、今頃、何しよるんやろ...。

6、5、4....

あぁ~...景ちゃんの顔が見たい...。

3、2、1....


ピーンポーン


何や?誰やねん、こんな時に。

...景ちゃんやったらどないしよう。

なんて、期待しても無駄か。

「はーい、はい、はい。」

ガチャ...

「よう」

何でやの...?

何で景ちゃんがココにおるん・・・?

玄関の前に

幻じゃない、景ちゃんがいる。

綺麗な顔で、可愛い声で、サラサラの髪で...。

ただ、いつもと違っていたのは

少し赤い頬と、少し荒い吐息。

「...おい?どうした?せっかく俺様が、お前の誕生日だって

偶然 聞いたもんだから、たずねて来てやってんのに。」

....―。

「...はははっ、あはははっ、景ちゃんはぁ~...もう...。

期待を裏切らんやっちゃなぁ...。」

これだからかなわんのや、本間に...。

でも、わかっとるんやろか...。

ただの誕生日とちゃうねんで...景ちゃん....?

「....??邪魔するぞ。」

邪魔なんかじゃ無いけどな?

むしろ歓迎するっちゅーねん。

「一人は寂しかったんや。景ちゃんが来て良かったわ。」

どうしよう。

手が震える。

耐えるんや、ジブン。

耐えるんやで....。

「そうだろうと思ってよ、俺様が超高級ケーキ、持ってきてやったよ。

ありがたく思えよ!」

そう言って、綺麗に包装された四角い箱を机の上に置く。

....今二人っきりって事にすら

気づいてないんちゃうん....?

なんも考えずに来たんやろか....。

「あぁ、ありがとう、景ちゃん。」

景ちゃんが来てくれることが

こんなに嬉しいなんてな...。











「何やこのケーキ、めっちゃ上手いやんか!!」

初めて食べるようなケーキ。

でも、美味しいと感じるのは

景ちゃんと一緒やからやと思う。

「だろ?俺様が心を込めてつくっ.....!!」

....つく....?

まさか、これ...

「このケーキ、景ちゃんが作ってくれたん...?」

本間に景ちゃんが作ってくれたんやろうか...。

信じられんのやけど....。

「...わっ...わりぃかよっ....!!

い、今の男は料理くらいできねぇとなっ...!!」

照れ隠しのつもりなん...?

なんやの・・・・?

これを景ちゃんが

俺のためにわざわざ作ったん?


景ちゃんがこれを作ってるトコ想像すると

何やもう

可愛くてしょうがないな....。

「景ちゃん....ありがとう・・・・。」

どんな恋愛映画やどんな恋愛ドラマ見てるよりも

最高な気分ちゃうん?

あ、あかん・・・・涙出るわ....。

「っな、何っ....い、い、いくら俺様の作ったケーキが

美味いからって....泣く事ねぇだろっ....?!」

本間...鈍感やなぁ....。

うれし泣きっちゅーもんを知らんのかな....。

もう、やばい....。


ギュッ―....


「ぅゎっ!!...なんだよいきなりっ!離れろっ!!ちょっ....!!」

暖かい体温。

景ちゃんの匂い。

落ち着く。

離したくない。

「少しでエェから...ワガママ聞いて....?」

さっきまで突っ張っていた景ちゃんの手が

少しだけゆるんだ。

何でやろ。

もう『18歳』になった事なんて

どうでも良うなっとるわ....。

....でも、今日、言うって決めたんや。

「景ちゃん....、よぅ聞いてや....?

......結婚しよ?」


そう言った瞬間

景ちゃんの心臓の音が

早くなった。

「っな....お前、正気かよ?!」

そう言いながら、顔を赤くする。

「だって、俺と景ちゃん、もう18歳やで?結婚出来るやん。」

どうしてだろう

もっとイロイロ言うつもりが

なかなか出てこない。

その時、ポケットにある感触で

俺はやっと気が戻った。

「せや...これ、景ちゃん。」

そう言って差し出したのは

シンプルな銀色のリング。

内側に名前を彫った

世界で一つだけのリング。

「なっ....おまっ....これっ....!!!!」

どうしたんだよと言わんばかりに

すごい驚いたその顔さえも

愛しいなんて思ってしまうんや。

「愛してるんや....景ちゃん....。」

今までいくら好きって言っても

それ以上、何も変化がなかった。


せやから

もっと、今以上の関係になりたかったんや。

「....それ...反則だぞっ....。」

そう言って景ちゃんは

今も抱きついて離れない俺の体を

ギュッって

抱きしめた。

そして

さっきわたしたリングを

左手の薬指にはめた。

これって....

「俺だって....男同士だから結婚なんて出来ねぇけど

二人で暮らしてぇなとか...思ってたんだよ...。」

激しく昂ぶる心臓の音と

次第に赤くなる景ちゃんの顔と

声を震わせながら必死で思いを伝えようとする

全てに

俺は、とてつもなくドキドキした。

「本間に...?景ちゃん...、いや、....景吾...。」

これは夢ちゃうん?

なんて思ってしまうほど

今自分の身におこっている全てが

信じられなくなった。

そしていつのまにか

「...んっ....んんっ....。」

景ちゃんにキスしていた。

「....本間に....?景ちゃん...。」

そう囁くと

景ちゃんはコクンと小さく頷いた。

繋いだ手には

キラキラ輝くふたつのリング....。







今日は

俺の誕生日。

そして

人生初めての

プロポーズの日。





コメント☆もう、私の文章力ってこんなもんなんだと
改めて思い知らされました。((笑))
プロポーズはこんな感じかなぁと
想像((妄想?))しながら書きました((笑))


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