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2020.06.17
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カテゴリ: ドラマ系の感想
内容

大前春子(篠原涼子)が、食品商社“S&F”に派遣されてくる。
“ハケンライフ”の近耕作(上地雄輔)の説明を受ける、
営業企画課の里中賢介(小泉孝太郎)と営業事業部長の宇野一平(塚地武雅)
かつて、一緒に働いたことのある里中は、懐かしさを覚えるが。
宇野は、“スーパーハケン”に懐疑的だった。

その後、春子は、
同じく派遣されてきた福岡亜紀(吉谷彩子)千葉小夏(山本舞香)とともに、


敬称略


脚本は、中園ミホさん

演出は、佐藤東弥さん


2007年1月期以来の。。。第2シリーズである。

まあ。“あの時”から、時代が大きく変わっているので。

そういう部分も含めて、シッカリ反映出来るか?が、見どころだろう。

実際問題。

今期は、“事情”により、再放送が流されまくっているが。

この枠も含めて、数字が取れているモノは極端に少ない。

それぞれに“事情”はあっただろうけど。

ハッキリ言えば、スタッフのセンスの“差”でしょう。




そこはともかく。

先ず書いておくが。

なぜ、今作なのだろう?

そればかりが、頭をよぎっていますよ。


確かに、《1》の評判が良かったのは分かっている。



時代というだけでなく。会社。。。社会。

すでに、生活スタイルそのものまで、大きく変わってしまっているからだ。

他局だが《100の資格を持つ女》《ドクターX》なら、

どうにでもなるだろうが。

今作は、コンセプトが違うからね。

ってか、

そもそもの話。

《ハケンの品格》をブラッシュアップして、

一話完結で完成品にしたのが《ドクターX》だろうに。

そう。。。《ドクターX》は、派遣社員の物語なのである。

“だから”描ける展開がある。。。ってことなのだ。

。。。確か、この局だっけ。。。“医療モノ”として対抗しようとしたの(苦笑)

あ、脱線しすぎた。


でもね。

《ドクターX》の残像が残っている限り。

《ハケンの品格(2)》は、《1》ではなく。

《ドクターX》から逃れることが出来るわけが無いのだ。

だったら。。。と。

思い切って、《1》の“続編”でもなく。《ドクターX》の“初期版”でもなく。

全く違うモノとして、シッカリと描かなければ、

ほんと、オモシロ味は生まれないと思いますよ。


とりあえず、初回だから。。。見る人はいるだろうが。

先日まで、再放送でも。。。。だったのに。

さすがに無茶が過ぎるだろう。

きっと、色々なカタチで、宣伝を打つんだろうけど。

そういうカタチで、下駄を履かせるようなことをしたところで、

ホントの意味で自然発生的な盛り上がりでも無ければ、

宣伝が無意味なことは、今期の再放送の散々さを見れば、良く分かることだ。

それなりに数字が取れても、ホントの意味での評判に繋がっていない。。と。


あ。。。。また、脱線してしまった。

今回を見て、いくつも違和感を感じたのだが。

一番の違和感は、“スマホ”があるのに全く利用していないことだ。

例えば、

今の時代。。。証拠を撮ろうとするんじゃないだろうか?

なのに。。。。。録音さえ。。。

“スマホ”関連では、他にもあるけど。もういいです。

でもね。

最低限、その程度は、利用しなきゃダメじゃ?

さすがに、それが出来ていない時点で、

大前春子は時代遅れであり、仕事が出来ているように見えて、

ツールさえ使いこなせていない。。。っていう風に見えてしまっている。

それじゃ、

《1》との“差”も描くことが出来ないと思います。

。。。。ってか。。。凄さがほとんど伝わって来なかったよ。。。



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Last updated  2020.06.17 23:00:21


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