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2022年11月12日

“朝ドラ”の“スピンオフ”第１弾だったと思われる《ちりとてちん》のように、

“熱”を生み出したような作品であれば、

放送中に企画され、放送後に撮影されるモノだ。

だが、そういうのは、最近では完全にイレギュラーであり。

《ちりとてちん》のように、急遽、制作するために、

工夫を凝らして作られるコトは、ほぼあり得ないのである。

通常の“連ドラ”のスペシャルや劇場版は、

“朝ドラ”の歴代作品の“スピンオフ”と同じで、

放送開始前に決まっていることが多いものだ。

違うのは、放送するかどうかの選択。

“朝ドラ”の場合、どんな評判だろうが、必ず放送するのである。

だって、ＮＨＫだから。

ＮＨＫだから、しないのではなく。するのである。

民放なら、しない一択だろうけどね。

これは、意地などでは無い。すでに予算を使っているので、放送するのだ。

そういうものである。

ただ、宣伝をいつするのか？で印象が違うだけ。

本編の放送開始前。放送中。放送後。

まぁ、今作の場合。いろいろな評判が。。。。。なので。

上記のことも理解出来ない人は、どこで宣伝しようが、大騒ぎだ（苦笑）

“朝ドラ”の“スピンオフ”が特徴的なのは、

スタッフが同じであるにもかかわらず。

主人公が違うために、全く別の雰囲気になることが多い。。。っていうこと。

今回だって、

“本編”のいろいろな“設定”は、ほぼ盛り込まれていない。

そこだけは、

今回の“スピンオフ”。。。いや、エピソードは評価して良いでしょう。

今回のエピソードを見ていて、残念な気持ちになったのは、

こんな風に“普通”に描けるならば、

もっと“本編”でも、“普通”に描いて欲しかった。。。ってコトだろうね。

歌子編、賢秀編。両者とも同じような雰囲気は残しているが。

話が丁寧なので、それほど不満を感じにくい。

そこなんだよね。。。“本編”は、丁寧さが欠けていましたから。

後半の賢秀編なんて、ほぼ同じなんだけど。

人間関係を使って描かれているので、意外と納得出来る仕上がり（笑）

人情モノの雰囲気になっている。

“本編”より、“家族”“家族愛”を感じられる内容になっていたしね。

まぁ、面白いかどうかは、別の話ですけど。

少なからず、拒否感などもあるだろうし。

結局、“本編”は、アレコレと盛り込みすぎて、アレコレやり過ぎて、

“筋”が通らなくなってしまい、“ドラマ”が崩壊したんだろうね。

４兄妹を描きたかったなら、毎週の週替わり主人公で、良かったのだ。

誰かをメインにするのではなく。４人主人公にすれば良いのだ。

きっと、ただそれだけのことだったと思いますよ。

メインを決めたなら、先ずメインをシッカリ描く。３人は完全な脇役にする。

どちらかだったと思います。

最後に。

１週間前の“４Ｋ”で見ているんだけどね。

でも、、、感想は、今回で。

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