江戸東京ぶらり旅

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富士見酒・樽廻船


 人口は100万人を超え,パリよりも,ロンドンよりも栄えた世界一の大都市。無数の水路が縦横に走り,江戸の血管のような働きをしていました。

 「屋形船」,ミニ屋形船の「屋根船」,一人か二人乗りの小型高速船「猪牙船」(ちょきぶね),「渡し船」,荷物を運ぶための「茶船」,荷を上げ下ろしするための「荷足船」(にたりぶね),物資を運ぶ大型船の「高瀬舟」,さらに大型の「千石船」などなど,すべて幕府から許可された船ですが,江戸湾や水路を行き来していました。

 江戸には上方から質の良いもの,「 下りもの 」が運び込まれました。米,油,醤油,綿・・・ちなみに,江戸から上方へ運ばれる質の悪いものは「 下らないもの 」ですね。

 下りもので江戸住人の楽しみの一つが新酒。この時期,酒屋では茶色く変色した杉玉が,あざやかな緑色の杉玉に取り替えられます。新酒ができた印ですが,杉の葉を集めて作られた巨大な玉,造り酒屋のシンボルとして軒下に吊す風習ですね。

 酒は兵庫県伊丹市,大阪府池田,神戸市灘などで生産され,「下り酒」として大坂,西宮あたりから杉の樽に詰めて船で江戸へ運びます。往路は左手に富士山を見ます。一番最初に到着した新酒は最高値,船のゆれで杉の香りが新酒にほどよくブレンド,新酒がさらに美味くなるのですね。それで「 富士見酒 」と呼ばれていましたよ。それじゃ,ということで富士山を左に見たあとUターン,今度は右手に富士山を見て上方へ戻る。「 二望岳 」と言って,これも高級新酒として取引されたそうです。このとき酒樽だけを専門に江戸へ運んだのが「 樽廻船 」,明治の中期まで用いられたそうです。

<東京の地酒>

澤乃井 梵 平成18年度 金賞受賞酒(生原酒) 720ml 澤乃井 大吟醸 720ml

澤乃井 純米 本地酒 奥多摩旨口仕込 1800ml 澤乃井 梵 大吟醸袋採り斗瓶囲い16BY720ml


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酒場にゆけば月が出る

犬のやうに悲しげに吼(ほ)えてのむ

酒場にゆけば月が出る

酒にただれて魂もころげ出す



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