江戸東京ぶらり旅

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中枢の組織体制

分かる江戸 (4) 幕府の中枢


 江戸城には「 将軍 」がいます。徳川家の支配体制のもとですから,それこそトップは将軍さま(どこかの国にもこんな呼び方ありますね)。総理大臣と違うのは,国民から選挙で選ばれたわけではない,ということ。ある意味独裁政治といった感じですね。でも,日本には和という発想があったのか,将軍一人で指示命令という形はとっていませんね。それに地方ではお殿様が地方自治をおこなっていましたから,ゆるい独裁制といった感じですかね。


 将軍の下には「 老中 」と呼ばれる職,数名いました。老人の中の老人といった感じですが,経験も知恵もある,将軍をささえる幕府の最高責任者。今なら官房長官といったところでしょうかね。幕府にとっての重要事を決めるのですが,必ず数名の老中で相談する。一人に権力が集中すると,その一人に幕府が牛耳られるからね。たまにですが,老中職の上に「 大老 」という職,一人しかなれませんが,これを置いたときもありましたね。一人でしかも老中の上ともなれば発言権も絶大,一歩間違えば大変なことになりますね。老中の補佐役として「 若年寄 」がやはり数名いました。老人を助ける若い老人という感じですね。給料の良い武士から下級の武士まで,「 旗本 」と「 御家人 」ですが,これらの公務員の統括も若年寄の役割にありました。
老中と若年寄の下にはたくさんの部署がありましたがね。



 老中に次ぐ大事な役目に,京都の天皇家,公家を管理監督する「 京都所司代 」がありました。京都女子大でがありませんよ。徳川家にとっては,この京都の人たちにリベンジされたり,再度権力を奪われたりしたらいやですからね。この役目の人たちは西にあるあちこちの藩の大名の監督もしましたね。それから徳川家にとって気になる大坂ですが,「 大坂城代 」という役職。大阪城を守り,大坂の役人を監督したりもしました。それから「 寺社奉行 」と言って,数名で全国の神社を管理監督,宗教の統制をする職がありました。

 これらの役職は譜代大名(関ヶ原の戦いで家康側についた大名ですよ)や旗本が任命されました。つまり,あのとき敵に回った外様大名は政治の中枢からはずされてしまったのですね。当然と言えば当然ですが。


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