遊女買い＜吉原＞
「遊びの作法教えます」 を読んだのです。＝遊女買いの作法＝
一口の言って遊女買いは道楽である。金を遣えば遣うほど楽しみが増す。遣ってもいい金をふんだんに持っていなければ，この道楽はしないほうがいい。・・・
江戸の男たちは吉原通いをするくせに素人娘を何故相手にしないのだろう，只で済むのに，と疑問を持つ人がいる。・・・
時々，吉原へ遊女買いに行く，くらいの評判は独身男性の疵（きず）にはならない。・・・
では，遊女と一晩遊ぶには，どのくらいの金が必要であったかを計算してみよう。花魁（おいらん）の揚代（あげだい）三分，芸者四人で二分，・・・合わせて三両三分である。・・・
台の物と酒の量で大分差が出る。花魁への花（小遣いのこと）まで入れて，一晩遊んで十五両というところか，と思う。・・・一両が今日の二十万円，場合によっては四十万円にも相当する。・・・しかも一晩・・・ 六百万円 もの金をつかう客は少なくなかったのだから，吉原というところは大したものである。（北村鮭彦著）
いやはやほんと，大したものですね。
歌川広重『吉原（左富士）』木版画
薩摩ボタン(15mm)＜花魁＞
花魁（おいらん）煙管
藍染め手拭い 花魁（おいらん）
新作草履・籠付巾着セット・花魁エンジ桜小花
お江戸吉原ものしり帖
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