江戸東京ぶらり旅

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芦花公園<世田谷>



 新宿から京王線に乗り,明大前を過ぎるとやがて「蘆花(ろか)公園駅」です。この駅名は「徳冨蘆花」に由来します。駅を出て,世田谷文学館の前を過ぎ,すこし進んだ交差点を左折,ここは世田谷区粕谷というところですが,ここに蘆花恒春園があります。都立の公園ですが,一般には蘆花公園と呼ばれます。こここそ徳冨蘆花の邸宅があった場所なのです。今でも屋敷は保存され,すぐ近くには蘆花夫婦のお墓まであります。

徳富蘆花2.JPG


蘆花の墓.JPG


 それで徳冨蘆花(本名は徳富健次郎)のことですが,トルストイに傾倒した小説家,熊本県水俣の出身,兄は思想家・ジャーナリストの徳富蘇峰(猪一郎)。小説『不如帰(ほととぎす)』はベストセラー,エッセイ『自然と人生』で人気作家に。園内にある蘆花記念館には遺品も展示されていますので,かつての武蔵野の面影を残す公園の散歩のついでに入ってみてはどうでしょう。全部無料です。


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