江戸東京ぶらり旅

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隅田川花火大会



第30回隅田川花火大会 公式HPは こちら

7月28日(土) 今日です。開始時刻は公式HPで確認を。

 第一会場:桜橋(車は通れません)下流~言問橋(赤い橋です)上流
 第二会場:駒形(浅草の橋です)橋下流~厩橋(うまや,と読みます)上流

鉄砲とともに日本にやってきましたが,娯楽として定着したのは江戸時代さ。
両国の花火は1733年5月28日がスタート。この日は隅田川の川開き。
1773年といえば享保(きょうほう)18年,徳川吉宗の時代ですよ。
前年は天候不順の大凶作で餓死者100万人,江戸市内ではコレラも発生,死者多数。
やれやれの時代でした
それで吉宗,亡くなった方々の魂の供養のため,水神祭をやろうじゃないか!
そのときに打ち上げられた花火が評判良く
じゃ,毎年8月いっぱい毎日やろうじゃないか,ってなことになったのです。
当時の花火は物理の実験なみ,火の玉があがって最高点に達したら,また落下を始め
初速度,打ち上げ角度,最大の高さ・・・放物線の数式に当てはまるような花火
今のようにパーッと開く花火は明治になってからのものですね。
有名な花火師,玉屋と鍵屋
お稲荷さんの狐も守っている縁起の良い屋号ですね
花火の料金は誰が払ったのですかね?
もちろん現在のようにスポンサーがいたのです。
船宿と料亭がある割合で出し合ったのですよ。
当然,花火のある季節の船賃やお料理は高くなりますよ。
「おお,いいね。あの花火の尾の引き方」
なんて金持ちは通ぶって花火を楽しんだのですね。
こんな金のない庶民は,隅田川の川縁や,橋の真ん中で眺めたのでしょう。

隅田川の花火大会は約20,000発の花火が打ちうちあげられます。
第一会場では花火業者7社と全国の花火大会で優秀な成績を収めた3社,全10社が技を競い合う,花火コンクールが開催されます。
各種演出の妙がさえる第二会場も人気ですよ。フィナーレは約2000発の乱れ打ち。


【荒天時】
 ・翌日に順延
【交通】
 ・第一会場:東武伊勢崎線浅草駅北口・東京メトロ銀座線・都営浅草線浅草駅5番出口から徒歩15分
 多少交通の便が悪いのが難点ですが,近くに「言問団子」や「桜餅」で有名なお店がありますよ。
 ・第二会場:都営浅草線浅草駅A2出口・都営大江戸線蔵前駅A4出口から徒歩5分
 浅草で天麩羅やそば,神谷バーの電気ブランを引っかけるなんてのもおつですね。

*詳細は  公式HP  をごらんください。


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