昨朝、冴え返る冷気の中、電線の百舌鳥がけたたましく吠えた。
久しぶりに百舌鳥の勇ましい雄叫びを聞いた。
小鳥は声を失いあたりは震撼とした。
ただ、梅花だけは動ぜずに薫然としている。
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百舌鳥が電線を離れると、相棒が飛び立ったのでつがいと分かった。
里山も、獲物が少なくなって夫婦で人里へ来たのだろう。
最近の人間社会、離職、転職で不如意が見込まれると、それだけですぐに夫婦離別の問題に発展する。
苦しくとも豊穣の春はすぐそこに来ている。人間に感化されずにガンバレ。
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百舌鳥猛り 天地震撼 冴え返る