ライフキャリア総研★主筆の部屋

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2003年03月06日
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 丸井は昔からドラスティックなことをする会社だったが、ここまでやるとは。

 そのねらいは「従業員の専門性が高まり、顧客サービスの向上につながる」というのが、表向きのものだが、総人件費抑制という本当のねらいが透けて見える。

 転籍先の各分野別子会社には、成果主義を徹底した実績連動型の賃金体系が導入され、中には減給になる人もいる。

 いよいよ来たか。今後、この「丸井型」の企業がもっと増えてくるだろう。本社は、グループ全体の統括会社的位置付けになり、そこで働けるのは選ばれた経営のプロ人材。「コア社員」と呼ばれる人たちだ。

 その他は各分野別の専門職社員と、誰がやってもあまり代わり映えしない補助的な仕事は、いつでも雇用調整が可能な派遣社員やパートタイマーという構造である。

 経営側から見れば効率的であるが、働く者の視点から見ると、ストレスがいっぱいだろう。

 派遣社員やパートタイマーは、本人の能力や仕事の成果というよりも、会社の都合でいつまで契約を更新してもらえるか、全く予測がつかない。「あなた任せ」の「あなた」が信用できない。

 成果主義賃金で働かされる専門職層は、一定の成果を上げないと、前年の収入よりダウンということもあり得る。ダウンの下限を最悪20%とか30%までなどと一定の歯止めをかけるのが普通だが、それにしても「右肩上がり」が常識だと思っていた人々にはショックだろう。

 成果主義には大きな問題が2つある。ひとつは、成果をどこまで公正に評価し、どのように賃金に反映させるか。評価を下す人間に対し、「考課者訓練」という専門教育が行われるが、そんなに簡単な問題ではない。5段階評価だとすると、3と4に偏ってしまって1と5がほとんどないなどという現象が起きがちだ。

「がんばればがんばっただけ賃金が上がるのが成果主義だ」とも言われるが、働く側から見れば、「がんばれるかどうか」が大いに問題である。

 合わない仕事、向かない仕事ではがんばっても成果は思うように上がらないし、そのうち「がんばろう」という意欲も失われてくる。

 要は適材適所の配置とその後の教育が重要なポイントになる。能力開発のチャンスを十分に与えられ、自分の力を生かせると思える場を与えられてこそ、もてる以上の実力を発揮し、成果もどんどん伸びてくる。それに伴い、まっとうな考課者が評価すれば、賃金も伸びるであろう。

 これから就職しようとする若い人たちや、カムバックを考えている専業主婦の皆さんに言いたい。これからは、自分で自分の得意分野を見極め、そのジャンルで自分の能力を花開かせるべく、「自分で自分を育てる力」を持ったほうがいい。

 まだ得意分野を見極められない若者も多いだろう。20代は、いろいろ試して大きな失敗や小さな成功の中からヒントを見つけていけばいい。ただ、30歳までには答えを見つけないと遅すぎる。

 専業主婦の場合は、もっと可能性が限られている。35歳を過ぎたら、一般事務などのアシスタント的な仕事に就ける可能性はゼロだと思ったほうがいい。プロの専門職を目指すか、会社に頼らない独立開業の道を志すか。そのほかの仕事は、スーパーのレジ、オフィスの清掃、百貨店のマネキンなどの販売職に限られるだろう。

 ……………。

 花粉症治療薬の副作用と、低気圧の影響で、今日の体調は最悪。原稿書きのピッチが上がらず、苦しんでいます。鼻先にニンジンがないからなあ。ああん。

 ……………。

 どうにか400字40枚の仕事を終え、実家の売れ残りの刺身で晩酌して一息つく売れ残り女であった。ぷふぁーっ!

「年下の男」だったかな、内舘さん脚本のドラマに母が凝っているもので、付き合って見ているけれど、最近の若い女性って、あんなに浅はかなんだろうか。それとも、多少、浅はかに作ったほうが、視聴者のウケがいいのかしらん。うーん、不可解だ。心理学を多少かじった私の目から見ると、依存症と境界例のオンパレードって感じ。カウンセリングに来なさい!

 それに比べたら、克典はカッコいいねえ。8つ年上の50代主婦という設定の風吹ジュンとの不倫が家族に発覚した愁嘆場というか土壇場というかでの発言。「オレが彼女を引き受けます」。

 いいねえ。もしも、この設定の男女が逆だったら、どうなるんだろう。キャリアウーマンで年収1000万円超の独身女が8つ年上のダサイ妻子持ちの男性相手に不倫して、発覚して、家族の前で彼女が見得を切る。「私が彼を引き受けます。みなさんの生活費も私が責任を持ちますので、不自由させません」

 まあ、あり得ないだろう。だから小説の題材にはなるかもしれない。ならないか。圧倒的多数の反発を買うだけだな。

 愛は与え、愛は奪うというが、まあ、圧倒的多数の小市民は、与えすぎず、奪いすぎず、自己犠牲をわが身に強いるのもほどほどでというところで、コチョコチョとやっているんじゃないだろうか。それが平和を保つ秘訣であろう。

 しかしねえ。芸能ニュースやらを見ていると、略奪愛のほうが不倫よりも「格」が上みたいに扱っているけれども、どうなんだろうか。

 家族に犠牲を強いるような情愛を選ぶ徳性の低い男性を愛してしまう自分に対する自己嫌悪やら自責というものがないのだろうか。あるいは、家族を不幸にしない程度のコントロールされた情愛がホンモノかニセモノかを疑う心は働かないのだろうか。ニセモノの愛しか与えられない自分に対する惨めさや絶望、諦めはないのだろうか。

 あるだろうなあ。まあ、でも、生きていくためには、ソレも仕方のないことだろう。

 ……………。

 寝る前にちょっとニュースをチェックしたら、なんじゃこりゃ!(松田優作ふうに)。ったくハラタツノリ。以下、引用。

主要企業、7割超の大幅増益に=02年度、リストラで「超V字回復」に-大和総研

 大和総研は6日、金融を除く主要企業300社合計の2002年度(連結ベース)の経常利益が、前年度比74.5%増える見通しだと発表した。01年度は巨額のリストラ費用計上で前年度比46.5%減ったが、02年度はその効果で「超V字回復がほぼ確実になった」(投資調査本部)とみている。(時事通信)





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最終更新日  2003年08月22日 11時04分12秒


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