ライフキャリア総研★主筆の部屋

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2003年09月05日
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ウスベニアオイ

 おっとまだ完成ではありません。

 甘みづけは蜂蜜がいいかな?最近は、 いろいろな花の蜂蜜 が買えるようになりましたね。種類によって微妙に味と香りが異なるのが楽しいものです。私としては、ボダイジュの花の蜂蜜が上品でおススメかな。

 甘みのほかに、もうひとつ、酸味を効かせましょう。レモン汁を絞って入れます。すると……

 淡いブルーだったお茶が、みるみるピンク色に変わってくるじゃありませんか。なんとも不思議。ほら、小学校の理科実験で使ったリトマス試験紙みたいね。このお茶、 「サプライズティー」 って呼ばれているそうです。

 私の気持ちも、ブルーからピンク色というか薔薇色に、一瞬にして変わりました。そんなステキな出来事があったのね。うふふ。

 出来事っていうのは、ちょっとしたきっかけに過ぎません。ウスベニアオイのお茶に滴らせるレモン汁のようなものでした。憂鬱なブルーに染まっていた世界が、一瞬にして薔薇色に変わってしまったのです。

 世界を見るメガネのレンズが変わったということなのかな。

 メガネといえば、いま読んでいるのは、『養老孟司の<逆さメガネ>』(PHP新書)という本。タイトルからなんとなく想像がつくと思いますが、現代社会の人は、ものごとが逆転して見える「逆さメガネ」をかけているんじゃないかというのが、著者の主張です。

「多数の意見だからとか、みんなと同じだからといって、それが当たり前だと思って見ているとしたら、そういう人たちは自分が逆さメガネをかけていることに気がついていないのかもしれません」(前掲書5ページ)

 私たち人間は、みんなが同じ目で同じようにものごとを見ていると思い込みがちですが、実際に見えているものは十人十色、千差万別です。それぞれの人が自分のレンズを通してものごとを見ています。

 それぞれの人の価値観や感受性によって、レンズの質はさまざまに異なります。ひとつとして同じものはないと言い切ってもいいかもしれませんね。

 たとえば、道端に咲いていた オミナエシの花 を、ああ、秋の七草だなあ。もうそんな時期かと思って愛でる人もいれば、花の名前は薔薇とチューリップぐらいしか知らなくて、なんだか黄色い花が咲いているぞと思う人もいるし、また、黄色いものが視野に入ってもそれを花であるとすら認識することなく通り過ぎてしまう人だっています。

 世界は見る人によって、まるで違って見えるのです。

 同じ人でも、見る目が変われば、世界は違って見えてくるのです。目が変わった瞬間、世界はまったく新しい、生々しい、新鮮なものとして生まれ出でて現前してくるのです。

 ブルーだった私の心はカラカラに干からびていました。「どうせ私なんか……」式のいじけた考え方で、世界を見るメガネのレンズをどんどん狭め、歪め、縮めてしまっていた。惨めでちっぽけな自分の枠に囚われてしまっていた。

 それが、一瞬にして変わってしまったから不思議。

 疑い、嫉妬、恨みといったネガティブな感情に染まっていた過去の出来事も、全然違うものに見えてきて、未来についても明るい希望をもって見通せるようになったのです。

 何が私のレモンだったのかって? それはナイショということにしておきましょう。

 あなたのメガネは大丈夫?曇っていませんか?ときどきお手入れしたり、レンズ交換したほうがいいですよ。






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最終更新日  2003年09月08日 10時26分41秒


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