PR
カレンダー
自分の頭で考える生活設計。
1級FP技能士 宅地建物取引士 武田 つとむ
発見したばかりの Q&A
記事を取り上げて、
コメントしています。
Q
住宅購入について悩んでいます。
夫38才、妻35才、 子3才(保育園)、0才
年収 夫450万会社員 妻550万公務員(育休中)
毎月お互い18万ずつ出し36万で生活
夫婦の貯蓄600万 妻のみの貯蓄700万
(ニーサ・イデコ含)
※おバカさんです。
近々 マイホームが欲しいのなら、
NISAとかiDeCoとかではなく、
融通性の利く「普通預金」で蓄えましょう。
土地・建物予算 5500〜6000万
親からの援助 700万 住友林業または建売にて、
家を購入したいと考えています。
※おバカさんです。
住友林業か建売?
その2択は 全く聞いた事がありません。
超高価格住宅か? ローコスト住宅か?
という選択ですよ。
何にも知らない という状態に見えます。
( 業者に騙されやすい状態 )
もっともっと勉強してから
取り掛かりましょう。
住宅ローンはどのような形にするべき
でしょうか?
またいくらくらいの家なら購入できる
でしょうか?
※おバカさんです。
これは・・・
「住宅ローンはいくら借りられる?」
という質問です。
そんなことは 収入だけで分かりますが、
肝心なのは そこではありません。
独自の家計を考慮した・・・
「いくらなら 払っていける?」
こそが 肝心な部分です。
これは 収入だけでは判断できない、
我が家だけの家計収支情報が必要です。
子供の教育費や今後の貯蓄を考えたら、
不安になり、
家が欲しくても中々
手が出せない状況になってしまいました…。
※何もしないでいれば・・・当然、
将来への不安はつきまといます。
そのためにあるのが、生活設計です。
将来の見通しを立てましょう。
キャッシュフロー表を作り、
自分たちの生涯を確認し、
根拠を持って 安心しましょう。
下に、参考事例を掲載します。
A
※この人は 業界人のようです。
洗脳されないよう注意。
住友林業が気に入られているのであれば
営業担当に相談すると、
すべて解決してくれるはずですよ。
※当たり前。 営業マンは喜んで対応します。
住宅を購入することで、今後必要になる出費は
①住宅ローンの返済
②固定資産税や火災保険
③メンテナンス費
逆に、不要(減額)になるのは
④家賃や更新料
⑤生命保険料
⑥各種補助金
これらを総合的に考える必要があります。
仮に、建売住宅にすると、
①は安く抑えることができるでしょう。
※はい、建売住宅の取りえは
「安い」ことだけです。
しかし、③は高額になります。
10年ごとの外壁・屋根塗装、シロアリ駆除、
30年目にサイディング貼り換え。
一般的には、
30年で4~500万必要と言われています。
※はい、当たらずも遠からず です。
住友林業などの大手メーカーであれば、
ほぼ30年、メンテナンスフリー。
※はい、これが「営業トーク」です。
これ、メンテナンス費用がかからない
ということではありませんよ。
しっかり メンテに対応してくれるが、
費用は 当たり前にかかります。
それも 3割増しで。
建築する場合も、メンテをする場合も、
工事をするのは 地元工務店です。
大手ハウスメーカーは・・・
「3割利益確保!」なんてことを
至上命題にしていますから、
地元工務店が行うメンテナンスよりも
3割高い金額になります。
当初の建築工事で 3割高!
後の メンテナンス工事で 3割高!
生涯高くつくのが 大手ハウスメーカーです。
( 当たり前 )
10年ごとに、シロアリ点検(数万円)のみ
・・・が主流です。
また、見落としがちなのが⑤です。
※生命保険料のことのようです。
もし、今のタイミングでご主人様に
「もしもの事」があったとしましょう。
奥様の年収だけで、家賃を支払い、
お子様を育て。
公務員とのことなので、
育休などの制度も充実しているでしょうが
それでも、不安に思い
生命保険に加入されていないですか?
※フルタイムの共稼ぎであれば・・・
子供が2人とか3人とかいても、
「夫婦ともに死亡保障は不要!」
というケースが いくつもあります。
( 実例が いくつもあります )
住宅があれば、団信の加入プランによっては
家賃もローン返済も不要です。
必要な生命保険料も、
数万円/月減額できるはずです。
※おバカさんです。
「月に数万円減額できる」ということは、
元々 さらに多額の保険料を払っている
ことが前提のようです。
元々 生命保険に月に「万単位」の
保険料を払ってはいけません。
保険屋さんに洗脳されないように。
生命保険は 仮に必要であっても
「千円単位で間に合う」ものです。
保険加入は お金を失うことです。
他の方へのご回答で
・家賃 7万円/月
・貯蓄 10万円/月 なのですよね?
もし賃貸に住み続けた場合、
5年後には子供部屋が必ず必要になるでしょう。
そうなると、家賃は10万円程度でしょうか。
38歳のご主人、平均的にはあと50年、
生きるはずです。
家賃で考えれば、
10万円×12か月×50年=6000万円必要です。
40年後に売却or賃貸にして、
老人施設に入ることも可能です。
そのような担保がない方は、
老後のための貯蓄が必須になります。
恐らく、年金なんて、
今以上に当てにできませんからね。
※典型的な 営業トークです。
各業種で 年金不安を煽れば・・・
消費者は将来に不安を感じてくれるので、
思い通りの方向に誘導できます。
結論としては、
6000万円の住宅でも全く問題なし。
お勧めは、6000万円のフルローン。
※フルローンを勧めるということは、
金融業界の人物のようです。
ご夫婦で1/2の持分。
団信は夫婦連生。
これで、返済がボーナス無しでも、
17~18万円/月になるはずです。
貯蓄はできなくなりますが、
手元に現在の貯蓄や親御様からの援助金
2000万円が残ることで、
安心感につながるのではないでしょうか。
※洗脳されて その通りにしては
いけません。
6000万円の借金をして
毎月ヒーヒー返済をして・・・
( 多額の利息負担をしながら )
手元に2000万円あるから安心?
どういうことでしょうか?
住宅ローン以上の金利で運用できるのであれば、
住宅資金に充当する
意味が全くありませんし、
仮のそれ以下の運用になっても
「安心感」って大切ではないですか?
※ローン金利以下の運用になっても
「安心感」って大切?
意味不明な説明になっています。
運用収益がローン金利以下になったら、
損をくり返しているわけだから、
不安で不安で しょうがないですよね。
「安心感って大切」
って、まったく 意味不明です。
20年後、お子様にお金がかからなくなった時点で
繰上げ返済を考えるのが得策かと思われます。
※繰上返済をさせない・・・とか、
する場合でも かなり遅らせる・・・とか、
金融業界の言いそうな 屁理屈です。
住宅ローンは当初の10年間あたりに
利息部分を大きく返済するように
なっています。
なので、繰上返済は できるだけ
先送りしてもらうほど、
金融機関は儲かります。
各業界の話を 真に受けてはいけません。
すなおな人ほど 不利益を被ります。
参考資料
『 これからの人生の 住居費総額 』
賃貸の人生 :3,612万円
持ち家の人生:8,248万円
《 A家 30代:4人家族 》
2021年3月
《 賃貸の人生 》
※一生 賃貸住まいのキャッシュフローグラフ。
( 一年ごとの貯蓄残高の推移 )
※グラフの根拠になる キャッシュフロー表。
左が現役、右が老後。
※現役の拡大。
※老後の拡大。
※マイホーム取得の資金計画。
《 持ち家の人生 》
※マイホーム取得後のキャッシュフローグラフ。
※グラフの根拠になるキャッシュフロー表。
左が現役、右が老後。
※現役の拡大。
※老後の拡大。
※参考にして、自分たちのキャッシュフロー表を
作ってみましょう。
《 顧問会員希望? 》
22年間 実施してきた キャッシュフロー表作成等の
生活設計業務は、2023年9月で終了しました
が、
ご本人がする生活設計の個別・具体的なアドバイスは
行います。「生活設計アドバイス」1万円/年です。
マイホーム取得の実行支援は、引き続き行います。
「土地購入」3万円/年、「住宅建築」10万円/年です。
過去のメール顧問会員とまったく同じ支援を行います。
( 過去記事で 実際の支援状況を確認してください )
〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、消費者側に立ち続けた22年間、
「 FP事務所(有)エフピー・ステーション 」
で つちかったスピリットを そのまま引き継ぎ、今後も
消費者側に立った情報発信や実行支援をしていきます。
23年目です。
「武田つとむ ファイナンシャル・プランナー事務所」
メール:
fpst@axel.ocn.ne.jp
1級FP技能士 宅地建物取引士 武田 つとむ
車が壊れたので新車を ローンで買うか? 2024/09/26
家5千万 老後資金2千万 のための年収は? 2024/09/24
世帯年収850万 4400万円の家が欲しいです 2024/09/18
キーワードサーチ
フリーページ