お金の換金。どうやって持ってくる？
それは「通貨」。
意外に換金率（と言っていいのかどうか）って、ころころ変わるんです。
短期の旅行ならそれも諦めがつくというモノ。
だって、休み取った時期に行くしかないから。
そんなに金額も多くないと思うし。多分。
ところがどっこいワーホリともなりますと、
一年間生活するお金ですのでその金額は意外にでかい！
例えば一例として、手元に１００万円あった場合・・・
＄１＝￥６２だと
１００万÷６２＝＄１６０００強 になりますね。
これがもし＄１＝￥６７だとすると、
１００万÷６７＝＄１５０００弱 になってしまいます。
たかが＄１０００と侮る無かれ。
家賃の高いSydneyでも＄１０００は優に一月分の生活費になり得ます。
しかも日本人相手のバイトは時給＄８～９である事がほとんど。
日本で稼いできた金をいかに有効に換金するかは死活問題なのです！！
ここで気を付けなければならないのは
「いつ」替えるかと「どうやって」替えるかです。
お金を替える方法は幾つか有ります。
例えば・・・
１）トラベラーズチェック（以下ＴＣ）
２）現金（この場合は豪ドル）を日本で買う
３）豪州に口座開いて電信振り込み
４）シティバンクなどの外貨預金
５）渡豪後に日本円を換金
６）各銀行でのインターナショナル・カードを申し込む
７）クレジットカードを使う
くらいなモノですか。
私のお薦めは、断然１）のＴＣ！！
レートが断然いいです。
無くしても再発行できるから、安心。
でも、いつでもどこでも使えるわけではないのが玉にキズ。
渡豪してきたら、早めに銀行に入れちゃうのが安心です。
が、ここで注意すべき事が一つ。
ＴＣを現金化する時に、手数料かかるんですよ。
だから、普通に銀行持っていくと結局は損しかねません。
ＴＣの現金化をする時は、発行会社のサービスセンターで現金にすることが必須！
日本での有利な換金レートで変えた金額そのままが手に入ります。
通うに便利でお得なＴＣですが、やはり少しは現金も用意したい。
ＴＣ現金化する前に、お腹も空くし電車にも乗るし。
そこで２）の現金、持ってきときましょう。
＄５００～＄１０００有れば相当余裕です。
銀行で替えられます。日本の空港内にも出張所でてるし。
ちなみにそこでもＴＣ買えますよん。
どうしても日本でお金を替える暇がなかった、
あるいは異常に日本円を持って来ちゃったというあなた、
そんなあなたにオススメなのは５）で、「カジノ」です！
でも、お金をかけて遊んじゃダメ。
実はカジノの現金換金レートが一番いいんです。
銀行は意外にダメダメ。
街中の両替商は相当ぼったくり。
彼らを使うのは最終手段と心得た方が良いと思います。
同様に銀行使用の３）は、あまりレートがいいとは言えません。
どうしても日本の自分の口座からお金が欲しい、
あるいは親から援助が来る場合、ＴＣ郵送してもらうとか。
でも、ほんとはダメです。
郵送途中に紛失することも覚悟して下さい。
日本の口座にお金があるときに使えるのは
４）、６）、７）ですね。
やっぱり念のために日本とのパイプは作っておいた方が良いと思います。
インターナショナルカードは手数料がかかる事がありますが、
日本の口座から銀行が指定したレートに基づきATMから引き出しが出来ます。
シティ・バンクも同様かと思われ。
自分は持ってないんです、シティバンク。
でも、自分の周りの友達はよく使ってました。
確かシティバンクは、日本にいる時に
引き出し限度額を決めておかなければいけなかったような・・・。
（違ってたらスマソ。）
豪州にいる限り普通にカードは切れるので、それでも十分にやっていけます。
ただし、これらのレートはやはりいいとは言えません。
もしもの為の手段として、準備だけして使わないのがベストかと。
さて、次に重要なのは「いつ」換えるか。
ここから先に関しては完全な独断と偏見です。
日本円と豪ドルは、意外に換金レートの波がはっきりしてるみたいで、
自分が渡豪前に友達と調べた結果、
８月後半から９月のレートが一番いいです。
年末年始、ゴールデンウィーク以降（６・７月）はレート最悪なこと多し。
もし渡豪を考えるんだったら、９月がオススメ。
しかも、９月末は飛行機台が「ポコッ」と下がる時期があり、
その時に合わせて来ると、トータルでお得な値段で来れます。
ただし、今の日本は相当な不景気。
自分が渡豪した後のレートを見ていると、どうも今まで通りには行かなさげ。
比較的バブリーな経済になりつつある豪州は、
これから日本円に対して強くなる（日本円のレートが悪くなる）可能性大です。
個人的には、今だったらＴＣが６５円台で換金できたら万々歳かな・・・。
きっと６７円台でも換金すると思う。
自分が来たときはＴＣが￥６２～６３（友達は￥５９と言う驚くべきレート）
で換金できましたが、もうそれは望まない方が安全かと。
何はともあれ、皆さまの大事な財産。
自分の目で見て、考えて、慎重な換金を！
7， Jan， 2003
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