虎とモモの部屋

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レッグペルテス闘病記



小型犬に多いそうで、生後半年から1年くらいで発症する事が多い、つまり成長期によくみられる病気のようです。

遺伝性もあったり、栄養障害であったり、いろんな説があるようで原因ははっきりしないようですが・・・。

とまあ、このへんは病院の先生とサイトなどで学んだ私のうっすらとした知識です。
ウチのワンコが、これからこの病気とどう闘っていくのか、ここに記録を残しておこうと思っています!


9月の始め頃だったでしょうか?そろそろ4ヶ月を超えたし狂犬病の予防接種を受けとかなきゃ・・・と思い、病院へ行こうとしたその日、ちょっとしたところからジャンプした瞬間に足が変(軽く引きずる感じ?)だったので、病院でついでに見てもらったところ、お皿がゆるい子なので、そのせいかもしれないから様子を見ましょうと言われました。

実家のワンコも、子犬の頃そういう事があったので、あまり気にせずいたのですが、10月の頭くらいから、かなり調子が悪くなってきました。
寝起きの時が調子悪い事が多かったのですが、それまで後ろ右足を引きずる程度だったのが3本足で走ったりするようになってきたのです。
で、あわてて病院へ連れて行ったのですが、脱臼もしておらず、レントゲンを撮って見てもそれほど症状がなく、ただ、もしかしたらレッグペルテスの疑いがあるかもしれないので、もう少し様子を見て絡もう一度レントゲンをとってみて診断(判断?)しましょうとのことでした。
とりあえず、消炎鎮痛剤を出していただき、飲ませることに。

1週間分出されていたので、それを飲ませたところ、いたって普通。
ところが、薬がきれた途端に、3本足に逆戻り。
それで、また急いで病院へ。
ただ、この日は院長先生が不在で、薬で調子がいいならもう少し飲ませて様子を見て見ましょう、と言われてまた薬を頂いて帰宅。

1週間また飲ませてみましたが、やはり薬が切れるとダメなので、再び病院へ。
レントゲンを撮ってみると、大腿骨頭(股関節にはまってる、脚の付け根部分)の部分が正常な左足と比べると素人の私の目にも、明らかに変。
ということで、『レッグペルテス』という診断を受けました。
前回のレントゲンの際に、この病気のことは一応聞いており、その時にかなりショックを受けていたので、このときはそれほど動揺せず、ゆっくり院長の説明をうかがいました。
この病院では、外科的な治療はできないので、今飲ませている消炎鎮痛剤系の薬とサプリメントの類で内科的な治療のみになる。
手術で、よくなる例はたくさんあるのでよければ専門医に見せてはどうか・・・。
これが、人間だったらすぐに、ここへ行きなさい、紹介状を書くからとかって話になるんでしょうけど、ペットの場合、飼い主の判断にゆだねられるため、やんわりとした勧めでした。

が、私は絶対治してあげたかったので、紹介を希望。
人間の勝手ですが、私が旅行を計画していたので、どうしたらよいか聞くと、その間までの薬(今までのと同じもの)を出すから、帰ってきてから行けばよいとのこと。
ほっとして、薬を頂いて帰宅しました。

旅行までの1週間、毎日投薬。薬が効いていれば調子よい。
旅行当日、両親に預けて薬も飲ませるようにお願いする。
しばしのお別れでちょっと不安。
帰国してみたら、薬のおかげで全く変化なし。一安心。

帰国翌日、紹介された病院へ。
昨日から薬を飲ませていないのだけど、まだ多少効いているらしく、先生の前で歩かせたけどあまり症状がないため、診察室を出て外も歩く様子を見てもらうと、それでわかったみたいでした。
続いて、改めてレントゲン撮影。
間違いなく、レッグペルテスとの診断。
まだ成長期なので、100パーセントとはいえないけれど、左足の方は今のところ正常でこのまま多分、発症はしないと思いますよ・・・とのことでちょっと安心。
よければすぐに、預かりますとのことで、入院させることに。
手術は、2日後。5日間の入院が必要とのことで1週間後に退院予定らしい。
人間同様、同意書にサインをして、内金を入れて(手術、入院費用ともに結構な金額だった。アニコムの動物共済に入ってなかったら、かなりビビル金額・・・いや、入ってても正直痛いです)病院をあとにした。
しばらく、愛犬とお別れ・・・。


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