1月4日
リオ・デ・ジャネイロ二日目。
今日はリオの代表的な観光地、コルコバードの丘と、ポン・ジ・アスーカールへ向かいます。
まず、タクシーを拾い、コルコバードの丘に登る登山電車の山ろく駅へ。
タクシーの運転手が山頂まで往復タクシーの方が安いよ!というのを振り切り、
登山電車に乗ってみたいから、と、山ろく駅で降りたまではよいのですが、
ものすごい混雑。チケットを買うのにも行列。そして電車に乗るまでにはなんと1時間半!!
これなら、タクシーで行った方が賢かったね・・・・・・、と後悔しながら
やっと乗れた電車から見下ろすと、
なんと登山道路はまるで秋の紅葉シーズンのいろは坂かと思うような大渋滞。
山頂の駐車場も小さいし、これは電車で行った方が当たりだったのでは、と、思います。
約20分の登山電車の旅は、のどかなものでした。だんだん見晴らしが良くなってきて、
眼下にリオの街が開けた時には、オオ~ッとどよめきが。
そして山頂は、これまたすごい人で賑わっていました。
海抜709mのコルトバードの丘の頂上に建つ、高さ38m(台座含め)、幅28mのキリスト像。
リオのシンボル的存在として、あまりにも有名。
コルトバードの丘から見下ろすリオ・デ・ジャネイロの街、入り組んだ海岸線。
もちろん、カメラに収まりきれないこの両側に、もっともっと街はつらなります。
正面の細長いお椀をかぶせたような岩山が、ポン・ジ・アスーカール。
どうしてこんな不思議な地形をしているのだろう・・・・・・。
自然に営まれた複雑な地形の中に建つ大都会。
でもその中に見事な弧を描く真っ白な海岸線。
見れば見るほど、不思議な感覚にとらわれる街、リオです。
私がリオに一度行ってみたい!と思ったきっかけは、
何年か前の朝日新聞土曜版トップに載った、コルコバードのキリスト像越しのこのリオの素晴らしい風景で、
(たしか、夕景か朝景で、ものすごく幻想的な写真でした)
だからまず真っ先にその丘に登ってみたい、と、思ったのですが、
そうか、自分が登っちゃったら、そんな光景はみれないんだ、と、ここでハタと気付く私。
(もちろん、そういう光景を見られるヘリツアーもあります。)
午後は、ポン・ジ・アスーカールへ向かいます。
ポン・ジ・アスーカールとは、「砂糖パン」の意味。砂糖を盛り付けた様子に似ているので
名づけられたのだそうです。
ポン・ジ・アスーカールの山頂へは、2つのロープウェイを乗り継いで行きます。
2番目のロープウェイから迫り来るポン・ジ・アスーカール。
ポン・ジ・アスーカールの山頂から、リオの街と、コルコバードの丘(右奥)を望む。
こちらは、私たちが泊まっている、コパカバーナ海岸(左奥)。
午前中の快晴が、ちょっと雲が出始めて暗くなってしまったのが残念でした。