ラテンな駐在妻日記

ラテンな駐在妻日記

8.カナディアン号 ロッキー越え≪前半≫



8.カナディアン号 3日目/ロッキー越え≪前半≫




2007年11月5日


8:55 エドモントン Edmonton を出発。


「ロッキー越えの日は、右側が良いわよ♪」と教えてくださったおばあさまの助言に従い、
ドームカーの右側の席をしっかりキープした私たち。

でもまだ、山らしい影はどこにも見当たりません。
見渡す限りの平原が、どこまでもどこまでも・・・・・・・・。


The Canadian 8-1




でも、昨日より格段に寒くなってきているのが景色から分かります。
昨日は薄氷だった湖が、今日はしっかり凍っています。


The Canadian 8-2



The Canadian 8-14




凍て付いた針葉樹林の間を走る、カナディアン号。


The Canadian 8-3




川まで、凍りだしました。何度くらいなんだろう、外は。
車窓から見る限り、ただただ極寒の世界。


The Canadian 8-4




なんだか人の気配が全然ない、張り詰めた空気を感じます。



朝は青空が出ていたのに、だんだん暗くなってきました。
と同時に周りの景色は、草原から針葉樹の森に変わってきました。


The Canadian 8-5




まるで白夜のように、白く光る太陽。


The Canadian 8-6




地吹雪を上げて走るカナディアン号。
あ~いよいよカナディアンロッキー見えるのかしら!!!!
いよいよ山奥に入っていくのだけれど、まだ視界に山は入ってこない!!!!
なんてじれったい!!!!


The Canadian 8-7





12時ごろ、昼食の呼び出しアナウンスが!
あ~っ、お昼なんてどーでも良いから、景色を見ていたいっ!!!!!
気もそぞろに食堂車へ。こんなに落ち着かない食事は初めて!





お昼を食べてる最中だったか、食べ終わった直後だったのか、
ロッキーの山々が見え出したアナウンスがかかった詳細は、良く覚えてません。
ただ、とりあえず部屋に帰って歯を磨いて・・・・・・、などと悠長に歩いていたら
窓からチラッとロッキーの尾根が見えて、そこからは
走る列車の中を右に左にゴトゴトとぶつかりながら猛ダッシュ!!!!!
ドームカーに必死に向かったのだけは、記憶に確かです。


今日のファーストクラスのドームカーは超混雑だったので、
コンフォート(エコノミー)クラスのドームカーへ。
でもやっぱり、今日という日はみんな集まってくるよね・・・・・。
それも、小型のデジカメで席から遠慮がちに撮っているファーストクラスの優雅なお客様と違って、
コンフォートクラスの人たちはみんな一眼レフを持ち、
譲り合いつつもなんとか良い写真を撮ろうと席を立ち、バシャバシャ撮りまくる・・・・・。
でも今さらファーストクラスに戻る時間はないので、そこで私もガンバッテみる。





これが、待ちに待ったロッキー山脈、最初の一枚。
コンフォートクラスのドームカーのガラスの質が悪くて、ちょっと汚くて残念。


The Canadian 8-8




しばらく、針葉樹林の間をぬう様に走り、遠くロッキーの山々が続いていましたが、
やがて、左側に川が見え、視界が広がっていきます。


The Canadian 8-9




広大な大河なのか、湖なのか、冷たく凍った大河がうねうねと続く。


The Canadian 8-10




車内は歓声と共に皆、バシャバシャとシャッターを押しまくります。
次々に迫り来る、ロッキーの山々。


The Canadian 8-11




突然、ブルーの池が出現。


The Canadian 8-12




走る車内から、なかなかうまく撮れないものの、時折間近に鹿(?)も出現し、
その度にまた、大歓声の車内。


The Canadian 8-13





大興奮の中、列車はそろそろロッキーの玄関口、ジャスパー Jasper へ到着です。





ページTOPへ


カナダ大陸横断鉄道と+αの旅TOPへ

NEXT

BACK



ラテンな駐在妻日記HOMEへ









© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: