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toshichan5682

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Dec 1, 2005
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カテゴリ: カテゴリ未分類
演出家にとって、撮影現場での俳優さんとのコミニケーションは大切だ。
それに撮影が始まると、俳優さんのそれぞれの動きに合わせてカメラアングルは考えなければならないし…演出助手、カメラ、音声、VE、照明、ヘアーメイク、スタイリストたちなどの、各担当スタッフにも適切な指示を出さなければならない。
撮影現場を統括する演出家は、大人数の全てをコントロールするために、膨大な役割を担うのである。
孫悟空やドラえもんなら、分身の術でたくさんの自分を出現させることが可能だが…現実はそうはいかない。
そこで、数人の演出助手が演出家の手足となって、現場を忙しく動き回るのである。
映画業界だと、助監督(テレビ業界の演出助手)にもちゃんとランク分けがあり、ファースト、セカンド、サードぐらいに身分が分かれていて…巨匠の監督の映画だと、サードの助監督にかなりの人数がいて雑役業務もこなしている。
しかし、テレビの世界では演出助手はあまり身分が分かれておらず、スタッフロールで演出補の肩書きだと、映画業界のファーストの助監督と同じと考えてもいいかも知れない。(サードぐらいの身分になると、名前すら掲載されないことも多い。)
この演出助手の連中を統括する演出補のヘッドが優秀であれば、撮影の半分は成功に終わったと言っても過言ではないのだ。
演出補は事前に演出家の考えを汲み取り、他の演出助手や演出家の代役として俳優さんと全スタッフに適切な指示を出す役割だからである。


ここで、演出家としての俳優さんへの扱いだが…
1)徹底した厳しい演出
2)褒め称えることに徹した演出
3)「アメとムチ」を使い分けた演出
どの業界にも相通じる上司のパターンなのだが…俺の場合だと、スタッフには3)であり、俳優さんには敢えて2)になることにしている。
日本以外でも名前の売れている某舞台演出家は1)で有名だが…だいぶ前の項で述べたように、演技力は俳優さんの持つ自らの才能であり、演出家の助言でそう簡単に変わるものだとは、俺は思っていないのだ。
俳優さんとのコミニケーションで必要なものは、何の意味のない雑談で盛り上げて、単に現場での本番前の緊張感を解してあげる…これでいいのだと、俺はいつも思っている。
撮影前から役になりきっている俳優さんなら、その役のキャラクターのままで自分に接して貰えばいいだけのことなのだ。
演出面で俳優さんへ必要な指導は、それぞれの感情表現の動きや行動に尽きるような気がする。
無名の俺が偉そうに言えることでもないのだが、自分のプログだからこそ勝手に何でも言わせて貰えれば…どんな業界でも、口煩い上司よりも自由奔放にさせてくれる上司の下にいる部下の方が、部下も業績を上げているようなことが多いはずである。
次回は、続きの脚本を公開する前にもうひとつ…テレビの番組制作には欠かせない、広告代理店の存在について説明したい。













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Last updated  Dec 2, 2005 01:59:15 AM
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らめ仙人@ 初セッ○ス大成功!! 例のミドリさん、初めて会ったのに、僕の…
開放感@ 最近の大学生は凄いんですね。。 竿も玉もア○ルも全部隅々まで見られてガ…
しおん@ ヤホヤホぉ★ こっちゎ今2人なんだけどぉ アッチの話…
通な俺@ 愛 液ごちそうたまでしたw http://hiru.kamerock.net/8q25sdb/ フ○…

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