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写真入の年賀状書こうと思って、今年一年の写真を、ざっとさらってみました。なあんだ、結構楽しくいろいろやってきたんだ。今年は、出稼ぎでかなりきつい思いをして、この日記でもなんとなく愚痴っぽくなって。だから、なんとなくあまりいい印象はもってなかったのですが、写真見てると、田んぼに畑に、大工仕事、走って、泳いで、また走って。まあ、我ながら、ようやっとる。(笑)考えてみれば、写真は、基本的に楽しい時に撮るもので、あんまり悲しい時やつらい時のことは写真には残らないですよね。でも、それもOKかなと。なんせ、人生折り返した年齢です。後ろ振り返る暇があったら、少しでも前に行きたいですもんね。その弾みになることだけ記憶にとどめておけばいいような気がします。さて、今年最後の出荷も終え、残りも数日。明日は子供部屋の改装にとりかかります。
2006.12.28
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僕の人生史上最低(笑)ともいえる今の出稼ぎ先の職場環境で、数少ない「出会えてよかった」が、隣の知的障害のクラスの介助員さん。僕は情緒障害の担任で、1対1。介助の先生はついていません。この人たちがいなければ、僕は1月ももたずにやめていたと思います。あの手この手で、僕を元気付けようとしてくれるのですが、よくしてくれるのが、低予算の料理話。これは秀逸です。今日のは、タコしゃぶ。そんな贅沢は我が家じゃ無理というと、なんと、100g98円。使うのは、タコの吸盤。こういう食材があるのを僕は知りませんでした。それはいいですねえといったら、数量限定、夕方じゃあ間に合わんけえと、夕方までまったく身動きの取れない僕の変わりに、買ってきてくれました。これを食べやすく切って、白菜やシメジなどと一緒に、昆布だしにしょうゆをたらした鍋で一煮立ち。ポン酢で頂きます。簡単、美味しい、で、あっという間に1kg分ぺろりと食べてしまいました。「この吸盤、煮た後も、口の裏にくっつくんですよー」得意の冗談話だと思っていたら、ほんとにくっつく。(笑)これでまた、子供たち、キャーキャーひとしきり盛り上がりました。仕上げはタコ雑炊ほんとにおいしいですよ。お試しあれ。
2006.12.15
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リンク先の鍛冶屋の息子さんの今日の日記で、はたと気が付きました。なんとなく同じようなことを考えてるんだなあと、思いつつ、大きな違いが。鍛冶屋さんは、今年一年が、青写真通りにいかなかったなあというところから話を進めておられるのですが、よく考えてみたら僕には青写真そのものがなかった。(笑)農業でがんばってきたものの、しゃれにならないくらいの貧乏生活に。同時に、もともと、農業をビジネスというより、暮らし方として考えている僕には、子供たちの成長で、農業をやることの意味が少しずつ変わってきました。そんな時、たまたま、臨時の先生の話があって、やってみたらとても楽しかった。しかも、経済的には、あっという間に一息つけた。かなり忙しくて大変な思いはしましたが、農業をやりながら、山の小さな学校での先生業は、とても幸せでした。今年は、勤務校が、かなり大変な学校ですし、情緒障害児学級の担任というのも相当厳しいものです。それでも、やっぱり子供といるのは楽しいですし、経済的にもなかなか光の見えてこなかった農業一本の頃に比べれば、とりあえず生活の心配の無いだけでも楽なものだと思っています。でも、日々慌しく仕事をこなしていくなかで、肝心の夢を見ることを忘れてしまっていることに気が付きました。恐ろしいのは、そんな状態でも、目の前の仕事をこなしていけば、何かやっているような気にもなるし、お金も入ってくることです。それに、大体、臨時の仕事をいつまでも当てにするわけにもいかないでしょう。おかげさまで、約2年間の出稼ぎ生活で、物心両面とも、貧乏の傷はかなり癒えてきてます。もう一度、じっくり将来の夢を描いてみたいと思います。
2006.12.14
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学校に出始めて2年近くがたちました。先生という仕事も、百姓と同じくらい好きです。それはいのですが、最近、悪い意味でのサラリーマン状態になってきていると気づきました。もう一度、しっかり自分の立ち位置を確かめないと。。。反省しきりです。
2006.12.11
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ぎりぎりまで迷ったのですが、小さな用事があれこれあって、参加できませんでした。まあ、広島から参加というのも、多少無理はあるとは思いますが、鍛冶屋の息子さんやnextさんなど、お会いたかったなあ。。。またちょっとフットワークが重くなってしまったかなと、反省しています。僕は、出張も旅行も縁の無い生活をしていますので、「迷ったら、動く」で、いいのかもしれませんね。今後は、「迷ったら動く」でいこうと思います。さて、今晩は長男の陸上部、先生、保護者も集まっての祝勝会でした。先日の県駅伝5位入賞のお祝いです。これまで、この手の会は女房に任せきりでしたので、もう最後だからと今日は僕が出ました。実を言うと、僕は、「一生懸命な運動クラブの保護者」が苦手です。勿論僕も子供の応援に無関心ではありませんし、どころか、走ってる姿を見るだけで涙が出てしまうタイプです。でも、記録や順位には、殆ど関心はありませんし、プロ並みの練習環境や、道具などを出来るだけそろえてやろうとすることにもあまり共感できません。一生懸命なクラブほど僕のような保護者は見当たりませんし、ましてや、子供が走るなら、自分も走る。という応援スタイル?となると。。。(笑)まあでも、「がんばれよ!」という親心なり大人心は、だれも同じなわけで、今日の会も出てみてよかったなと思います。そういえば明日は小5の次男が駅伝に出ます。こいつは長男と違い、遅い。大体、スポーツ全般苦手で、勉強系。僕に似ています。僕と違うのは、スポーツの得意な長男と何かといえばみんなから比べられること。本人もそのあたりかなり最近気にしてきてるようです。「おまえは勉強で勝負しろ」でもよかったのですが、本人にまだやる気があるようなので、数日前に下校直後の2km程度のランニングを提案しました。いや、提案というより、義務付けました。(笑)運動オンチの気持ちは人一倍わかります。ここが頑張りどころと思いましたので、厳しく言い渡しました。今なら、たった10分前後のこのランニングがとても大きな力と自信を与えてくれると思います。「才能なんてくそ食らえ」の気概だけは持ってほしいと思います。
2006.12.09
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長男、無事愛農高校合格。得意の回転寿司大皿お持ち帰りで、お祝いしました。まずは一安心。皆様ありがとうございました。取り急ぎ ご報告まで。
2006.12.06
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親がまず子に望むのは「食いっぱぐれないこと」だと聞いたことがありますが、僕もその通りでした。息子の受験直前に感じた不安は、まさにそれだと思います。農業で食べていくことの厳しさは、身を持って知っているつもりです。勝ち目の殆どない戦いにわざわざ子供を送ろうとしているのではないかと思ったのです。陸上部のないことも少し気になりました。これまで頑張ってきて、やっと結果が出てきた陸上を続けるようにすすめるのが親の役目ではないかと。それでも息子が農業にこだわるなら、地元にも農業高校はあります。陸上で有名な西条農業もあります。ビンボー、不安定極まりない我が家が、それでも遠方の私学にやろうとする理由は?こんなことが、土壇場になってグルグル頭の中を回り始めたのです。なかなか答えは出ない。では、最悪の状況は?それは、毎日を寂しく、暗く、つらい思いをしながら日を過ごすことでしょうね。愛農の雰囲気で、息子がそうなる場面は想像しにくい。望む状況は?いろいろな刺激を受けながら、毎日を充実して過ごすこと。ここまで考えて、少し安心しました。それならこの選択は間違いじゃない。将来の経済的な安定を、全くその才の無い僕があれこれ考えるより、こいつが、まっすぐすくすくと伸びていけそうなところかどうかを、考えてやればいいんだと思いました。まあ、なんせ、当の息子が、全く迷いを見せませんでしたから。。。後は、吉報を祈るのみです。
2006.12.04
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昨年は、僕は一般の部で優勝、アトラクションの下駄マラソンでは、商品を二つも引き当て、最高に愉快な思いをした大会です。マラソンとはいえ、2kmと3km、地元の小学生は2kmの部に出ます。事故で急逝した町内出身の服部さんという有名なランナーを偲ぶ大会で、服部杯と名づけられています。今年は7回目。僕は全大会出場しているような気がします。1回目のときは当時保育園児だった長男の手を引き、長女を抱っこして走った記憶があります。その長男、長女には、それぞれ小5の時に抜かれてしまいました。それでも、地元の小学生と中学生女子、それぞれ数十人に混じっても、上位10位くらいまでにはいつも入ってましたので、シロートとしては、まずまずではないかと思っています。大人はいつも数人しか参加しませんので、僕はいつも入賞(笑)もらった楯がずらっと並んでます。さて今年、僕は残念ながら3位、タイムは昨年より10秒くらい遅くなってしまいました。小5になった次男には勝ちましたが、これは複雑な気持ち。上二人と違い、運動は苦手なので、ちょっと、鍛えてやろうと思います。それにしても、今年は中学校が試験前とあって、参加がグッと減り、全体でも昨年の3分の一くらいになってしまったようで、寂しい大会になりました。町村合併の影響もあるのでしょうが、大事にしていきたいと思います。僕はずっと以前から、末娘が6年生になるまでは一緒に出場を続けようと思っていました。その娘も今小4。予定だとあと2回の出場となります。ほんとに月日のたつのは早いものです。
2006.12.03
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昨日無事に帰宅しました。高速バスを利用したので帰宅したのは夜中の12時前。新幹線ぐらい乗せてやればいいのでしょうが、どうも僕の頭では新幹線=贅沢品。長男もくたくただったと思いますが、まだ起きて待っててくれた女房と中2の長女を相手に2時くらいまで試験の様子を語ってました。長男の受験は、他の兄弟にとっても一大イベント。特に長女にとっては明日はわが身。ほかの子たちも特別な思いがあるようで、末娘も手作りのお守りをわたし、それぞれのやり方で応援をしていました。さて、試験の様子。推薦入試は今回5人。遠方からの受験組が、前日から宿舎に泊まりました。夕食は学校の皆さんと一緒に寮の食堂。バジル?のソースのかかったスパゲテイ、生地も手作りのピザ、ガーリックスープ、デザートにキウイのムース。食材の大部分は愛農の自給だと思います。毎週木曜日は調理実習の日ということで、なんとこれは子供たちが作ったものだそうです。調理した7人くらいの子供たちが、前に出て、自分が作ったものを紹介しました。調理実習ぐらいはどこにでもあるかもしれませんが、自前の食材で、100人分近い調理。味は抜群でした。最後に、明日、推薦入試があること、受験生がここにいることの紹介があり、みんなでお祈りをしましょうとまで、言ってもらい、息子も感激してました。部屋は子供は子供同士、親は親同士。同室の子供さんの到着が遅くなるとのことで、心配して部屋をのぞいて見たら、もう先輩たちが訪ねてきてくれてて楽しそうに話してました。これで安心と、僕はもう一人のお父さんと一緒に愛農会の知り合いを訪ね、猪の肉をご馳走になりながら歓談。すでに入学の決まっているインド人のお父さんや、果樹の先生も加わり、賑やかな会となりました。愛農高校の特徴は、保護者にもあるかもしれません。ユニークな人が多い。今回一緒だったこのお父さんも、十数年前に、山梨の人口500人くらいの山に移住。若手村長から、教育長を任され、全校生徒一桁の小学校と中学校の存続のために奔走。昨年、町村合併のために失職。で、本格的なブラジル料理と、ペルー料理の居酒屋を始めることにした。オープンは来週。だから、僕が部屋に入ったときは一生懸命メニューの原稿を作ってました。翌朝会った、もう一人のお父さんは、岡山から。バリバリの専業農家。仲間3人で会社を作り、25町分もの田んぼで有機栽培と、鶏500羽の平飼い。こういう人たちの話が聞けただけでも、僕にとっても意義深いものでした。当日。子供たちが筆記試験を受けているあいだに、親は、アンケートの記入。これは、結構大変でした。これまで、何を願い、どう育ててきたのか?今後、子供にどう育ってほしいのか? それでは、どうして愛農なのか?子供の長所、短所は?などなど。。どれもこれも聞かれて当然のことなのですが、一つ一つの質問で、真剣に考え込んでしまいました。これまで、どれだけ真剣に子供と向き合ってきたのかを突きつけられたような気持ちでした。大げさに言えばこの十数年間の振り返りを迫られたような気がしたのです。おかげで、このあとの面接では、あまり緊張せずにすみました。当の息子は、午前中の筆記は、まあそれなりにはなんとかなったとのこと。中学校の先生がかなりがんばって取り組んでくれたおかげです。午後の面接は、ガチガチに緊張した息子と、ノー天気親父のコンビ。息子の真面目さだけはわかってもらえたのではないかと思っています。帰りの長い長いバスの道中で、いろいろなことを考えました。随分長くなったので、また、別に書きます。
2006.12.02
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