ユンタ(^-^)の気付き日記

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五行説の五官と五志 【木】の巻



今日は五行に関係する
五つの器官、『五官』についてと
五つの感情、『五志』について。。。


木・火・土・金・水のそれぞれの要素には
それぞれ関連する臓器があるというお話でしたよね。


・まず『五官』の場合、


木 → 肝臓、胆嚢
火 → 心臓、小腸
土 → 脾臓、胃
金 → 肺、大腸
水 → 腎臓、膀胱


これらの臓腑の関連でそれぞれ身体のある器官に徴候が出てくるんです。

中医学的には「開竅する」と言っていますが、
『竅』とは、『穴』のこと。

つまり人間についているいくつかの穴に
各要素の異変があると変化があるということのようです。

実際に書いてみると

木 → 目
火 → 舌 
土 → 口
金 → 鼻
水 → 耳

というふうになります。

火の舌というのは何で穴なのよと言うことになりますが
ボクに言われても何とも言えませんので(笑)
ご勘弁ください。


とにかくこれらの器官には関連臓腑の病変とか状態が現れやすいんです。



・また、ページ一覧の中の
「暴言を吐きまくってすっきりしよう登山!」の時にもお話していましたが

タッチフォーヘルスでは
五行の感情も扱っています。

これは五行説から出ているんですが

五行説では、それぞれの要素に対して
ある感情が対応するといわれています。
これを『五志』といいます。

木 → 「怒り、恨み」
火 → 「喜び、愛、憎しみ」
土 → 「共感、同情」
金 → 「深い悲しみ、罪悪感、後悔」
水 → 「恐怖、不安」




こんな事を踏まえて考えてみましょう。




●木 → 目、怒り・恨み

肝臓、胆嚢、また関連経絡の肝経、胆経の変化は目に表れます。

目の輝きのある人、どんよりした人。
目の綺麗な人、汚れた人(黄色かったり、充血していたり・・・)
目が疲れやすい人
目がまぶしくて開けていられない人
目の周りの痙攣(ピクピクする)

などの目の症状。。。

こういったものは春の季節や
肝経、胆経が旺盛に働く時に

排毒作用がスムーズに行われないと
異変として現れるということです。

スムーズに肝経、胆経が働くのならば
目への影響は少なく
綺麗な、輝きのある、力のある目となります。



しかし、「目は口ほどに物をいう」と言うだけあって
目は特に感情が顕著に現れやすいところですね。

また反対にとても感情のもとになる
ストレスを受けやすい(入って来やすい)ところでもありますよね。
視覚というのは大きいですね。


木 の対応する感情は怒り・恨みです。
こういった感情が強かったり、持続的に持っていると
肝経、胆経を傷めるんです。

そして眼つきがきつくなります。
こういう場合は目に力はあっても威圧的な目ですよね(笑)
綺麗というより切れるような鋭さというか。


こういう場合は
そのとき良くても肝・胆に負担がかかっていますから

沈黙の臓器とよく言われる肝臓などは
悲鳴をあげて症状になるまで
判らずにいじめられるんですね。


そしていつも怒ってしかめっ面をしているような人は
眉間にしわを寄せたような顔をいつもしていると
本当に眉間に縦に深い「しわ」というか「溝」が出来てきたりします。

肝臓の疲れている人は眉間の縦じわが出来るというのは
こういうことからなんです。


ここにもストレスが大きな影響を及ぼすわけですね。


食べ物的に言えば
肝臓は常にゆったりとした動きで働いている陰の臓器です。
そのために陽性の食べ物が陰陽のバランスで多く集まります。

肉を始めとする動物性食品の過剰摂取は
肝臓を傷め、陽性の活動的な動きが出てきますので
怒りやすくなったり、イライラしやすくなります。


目が綺麗でも力が無い場合は
反対に肝経・胆経の陰性が過ぎている場合ということでしょうか。
今度はアルコール、薬品などの過剰摂取なども
関係あるかもしれませんよね。






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