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開催日:2025.11.8(土) 13:00開演
場所 :上山田文化会館(952名収容)
プログラム
オープニングファンファーレ:坂城町吹奏楽団 ショート・ファンファーレ
みんなでうたいましょう「翼をください」
1.中村はま子<ピアノ独奏>
ノクターン Op.72-1
ワルツ Op.69-1
2.吉池春子<ピアノ独奏>
メヌエット ト長調
幻想小曲集から 飛翔 Op.12-2
3.滝沢久美子・志川由香<ピアノ連弾>
ディズニー・ファンティリュージョン
「リトル・マーメイド」より「パート・オブ・ユア・ワールド」
「パイレーツ・オブ・カリビアン」より「彼こそが海賊」
4.アニージョ・ブランコ<ケーナデュオ>
さよならの夏
千の風になって
モルダウ
5.トゥインクル・ベル<ミュージックベル合奏>
主よ、人の望みま喜びよ
糸
乾杯の歌
6.グリーンメイ コーラス
<合唱>
いのちの歌
Storia
7.コーラス くさぶえ<女声三部合唱>
時代
ヘッドライト・テールライト
Stand Alone
8.戸倉小学校合唱団<同声二部合唱>
青空に深呼吸
Dream&Dream ~夢をつなごう~
9.埴生小学校金管バンドHBB<金管合奏>
情熱大陸
オーメンズ・オブ・ラブ
10.アカペラコーラス アンサンブル・エコー<女声三部合唱>
ハナミズキ
遠くへ行きたい
11.ぽぷり<合唱>
ツバメ
愛は勝つ
12.更級小学校4学年<斉唱・合唱>
Sing
棚田姫
13.更級小学校5年生<ニ部合唱>
MUSIC
空は今
14.緑風二胡楽団<二胡合奏>
Jupiter「惑星」より
枯葉
15.坂城町吹奏楽団<吹奏楽>
星の船
映画「ラ・ラ・ランド」よりAnother Day of Sun
さいごに うたいましょう 「夢の世界を」
レポート
オープニングファンファーレ
音楽祭の開幕を告げるのは、坂城町吹奏楽団のクラリネットチームによるファンファーレとなりました。B♭クラリネット×4、バスクラリネットの5人編成で奏でられる重厚なサウンド感に会場の空気が引き締まったような感触がありました。
アニージョ・ブランコ<ケーナデュオ>
AIによると、ケーナとは、南米ペルーなどが発祥の縦笛(気鳴管楽器)。素朴で温かみのある音色が特徴で、「コンドルは飛んで行く」などの曲で広く知られ、演奏方法は尺八に似ており、唇と歌口(上端の切り込み)に息を当てることで音を出します。 とのことで、実際に演奏をきいた感覚としては、とてもやさしい感じのする音色で癒されたひとときになりました。
トゥインクル・ベル<ミュージックベル合奏>
ミュージックベルの合奏は、このところわりと頻繁に見かけるようになってきましたが、いつも思うのはすべての音を出せる楽器と違って、ベルは1音しか出せない楽器なので、一人で1音~2音を担当して、1つの曲を作りあげるという作業はまずもってタイミングを合わせるのがすごく難しいそうですし、一人欠けても曲にならないということで、それをこなした上でこんなステキな音楽を奏でていることを大いにリスペクトしたいです。
グリーンメイ コーラス<合唱>
いのちの歌を聴くといつも想うのは、限りある時間の中を旅する私たち…。誰もがいつかはこの世を去る時が来る。自然の摂理とはいえ、その時に後悔がより少なくできたらいいなと感じながら、しみじみと心温まる合唱を聴かせていただきました。
コーラス くさぶえ<女声三部合唱>
中島みゆきの代表的な2曲が披露されましたが、私的には昨年が特に中島みゆきの曲を手掛けたことが多く、今年はその仕上げとして時代を手がけていることから、親近感を感じながら聴かせていただきました。
戸倉小学校合唱団<同声二部合唱>
2曲とも初めて聴く曲ではありましたが、子供たちの声量の豊かさと生命力にあふれた瑞々しい歌声に、大いに感銘を受け、元気をもらうことができました。
坂城町吹奏楽団<吹奏楽>
今回の演奏曲星の船は、7月の演奏会ではたなばたと並んでよく演奏されている人気曲ですが、味わい深いストーリー性から、季節を問わず演奏会での静かな曲カテゴリーの1ピースとしてよく取り上げられることが多い印象があります。そして2曲目の映画「ラ・ラ・ランド」よりAnother Day of Sunは、2016年公開、日本では2017年にブームとなった楽曲で、耳に残る特徴的なリズム感の曲で、編曲的には、後半から吹奏楽ではふだん使われない調に転調することで、演奏しにくさがありますが、奏者の必死感を引き出すことで、ある種雑踏感のような雰囲気を表現したかったのかなと感じました。
さいごに うたいましょう 「夢の世界を」
希望する出演者の皆さんがステージに上がってみんなで夢の世界を歌ってのフィナーレとなりました。私自身この曲は、ソプラノ・アルト・テノール・バスに分かれて練習した経験から、歌いながら「そういえばこのパートはこの音だったっけなと想い出しつつも忘れてしまったパートはソプラノの主旋律を拾いながら楽しませていただきました。
※出演順の関係で1~3番、9番~14の演奏を聴くことができずレポートできないことをご容赦下さい。
まとめ
今回、出演者として参加ということもあり他の出演団体の演奏を一部分しか聴くことができず残念でしたが、毎年感じることではありますが、この千曲音楽祭の魅力は、独唱・独奏・アンサンブル・合唱・合奏と音楽であればジャンルを問わないというスタイルにあるのかなと感じました。また楽器を習い立てのアマチュアからプロとして活動されている(と思われる)方までが同じステージで音楽を表現しあうというシチュエーションも素晴らしい機会と感じた次第です。