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明日で55年の歴史に幕を下ろす盛岡バスセンター。今日あたりは名残を惜しむ人々で賑わっているでしょう。前回の記事ではバスセンターの全体像をご紹介しましたが、今日は肝心のバスターミナル機能そのものをご紹介します。盛岡バスセンター 2016-09-24_9 posted by (C)Traveler Kazu きっぷうりばがあります。乗車券売り場の設置は、回数券・定期券売り場を含めるとさほど珍しいものではないかもしれませんが、鉄道駅の雰囲気とそっくりなのが印象的です。カウンターが結構長いので、昔はもっと窓口が開いていたのかもしれませんが、現在は1か所だけ開いていました。閉鎖後、乗車券売り場は向かいにあるショッピングビル「Nanak」1階に移転するそうです。盛岡バスセンター 2016-09-24_13 posted by (C)Traveler Kazu 自動券売機が2つあり、近距離区間から長距離まで、予約制ではない路線の乗車券を発券可能。額面式のほか、長距離は大船渡、釜石、遠野、宮古、八戸、浄法寺(花輪線安代とIGR線二戸の間にある町)といった地名が見えます。左の券売機は年季が入っていそうですが、右の券売機はタッチパネル式で比較的新しそうです。盛岡バスセンター 2016-09-24_14 posted by (C)Traveler Kazu 内照式の路線図が掲示されています。仙台線はじめ「高速乗合」のほとんどは盛岡駅発着に変更済みなので、最終的に一番長距離なのは「八戸」でしょうか。盛岡バスセンター 2016-09-24_15 posted by (C)Traveler Kazu 内照式の時刻表と運賃表も窓口の上に掲出されています。時刻表は行き先ごとに分かれています。鉄道の駅では電光掲示(LED式)が多くなってきている今、逆に鉄道の駅の雰囲気を残している不思議な空間です。立ち食いそばの匂いも含めてきっぷを買って、売店でお菓子や飲み物を買ったつもりになって(笑)次は、ホームを見に行きましょう。ホームへの出入り口は、窓口の隣にひとつと、奥の階段の脇に目立たないのがひとつあります。改札口はありません。なお、建物の裏手から直接入ることも可能です。盛岡バスセンター 2016-09-24_3 posted by (C)Traveler Kazu バスは頭から突っ込んで停車する方式。バック駐車だとお客さんに排気ガスがかかってしまいますが、その心配はありません。ちょうど、1日2往復しかない千厩盛岡線が入線していました。このバスは水沢まで高速を走り、その先水沢、摺沢、千厩を経由して室根(大船渡線の折壁駅がある集落)まで行くバスです。裸祭「蘇民祭」で有名な黒石も通ります。盛岡バスセンター 2016-09-24_4 posted by (C)Traveler Kazu 番線表示も昭和レトロ。光の加減で数字が見えませんが。しかし、ただの番線表示ではありません室根行きの発車時刻が近づくと、特徴的な抑揚が印象の肉声アナウンスが流れます。(たぶんどなたかかYoutubeに上げていると思いますので検索してみて)そして・・・盛岡バスセンター 2016-09-24_6 posted by (C)Traveler Kazu ランプが点灯「発車」盛岡バスセンター 2016-09-24_7 posted by (C)Traveler Kazu このランプ点灯を見て、運転士と誘導員はバスをバックさせます。このランプも、アナウンスも、上階にある「指令室」のような部屋から手作業でやっているそうで、去年か一昨年あたりに、IBCテレビ「じゃじゃじゃTV」で紹介されたのを見ました。同時刻発車で一斉に動き出すのを防ぐためです。盛岡バスセンター 2016-09-24_8 posted by (C)Traveler Kazu バスがホームを離れると、ランプは消されます。これも手動とか。ちなみに点灯させる仕組みは、部屋の電灯と同じというアナログさ(TVを見た感想より)。盛岡バスセンター 2016-09-24_16 posted by (C)Traveler Kazu 裏手はこうなっています。バスはこちら側(Nanak向かい)から入構し、向こう側の出口から公道に出ます。盛岡バスセンター 2016-09-24_19 posted by (C)Traveler Kazu 盛岡バスセンターを発着するバスの便数は非常に多く、全便がバスセンターには入りきりません。バスセンターが始発ではない市内路線などの便は、構内に入らず路上の停留所での乗降取り扱いとなっています。写真は、バス入口のすぐ脇にある「盛岡バスセンター(ななっく向)」というバス停で、このほか「盛岡バスセンター」名義の路上の停留所が数か所あります。盛岡バスセンター 2016-09-24_20 posted by (C)Traveler Kazu(トリミングしてあります) 盛岡バスセンターを象徴する、これ。これを撮り忘れたのです…失念無念盛岡市が跡地を取得して、再びバスターミナル機能を持たせる構想があるようです。盛岡バスセンター 消える昭和に「待った」(2016.8.16 河北新報)ただ現在の雰囲気が消えるのはほぼ確実の模様。盛岡バスセンターは、盛岡市民の皆さんの心の中に生き続けることでしょう。盛岡バスセンター30日、歴史に幕 県内の交通支え55年(2016年9月30日 岩手日報)工事の日程は明らかではありませんが、外観だけでも見ておきたいという方はお早めに。ホテルブライトイン盛岡バスセンター・Nanakに非常に近い立地のホテル※9/30 一部追記しました
2016年09月29日
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2016年9月30日、高度成長を支え、親しまれた施設がまたひとつ、姿を消します。盛岡バスセンター 2016-09-24_21 posted by (C)Traveler Kazu 盛岡バスセンター盛岡バスセンターは、盛岡市の中心部「中ノ橋通」にあって、1960(昭和35)年に開業した、「自動車ターミナル法」適用第1号のバスターミナルです。かねてから老朽化が激しく、再整備の計画が何度か出たそうですが、運営会社側の判断により、計画策定を待たずに、今月30日をもって廃止、解体されることになりましたこのバスターミナルは公営ではなく、開設時にバス事業者や商店街、市が共同で設立した「株式会社盛岡バスセンター」が、今も運営しています。盛岡バスセンター 2016-09-24_2 posted by (C)Traveler Kazu 館内には、廃止の告知が掲示されていました。廃止が明るみになったのは、花巻のマルカンデパート閉店が報じられた直後のこと。マルカンに続きお前もかという心情だったに違いありません。盛岡バスセンター 2016-09-24_5 posted by (C)Traveler Kazu 壁面の少し高い位置に、人知れず掲出されていた「自動車ターミナル利用規程」。ちなみに、「自動車ターミナル」とは、「旅客の乗降又は貨物の積卸しのため、自動車運送事業の事業用自動車を同時に二両以上停留させることを目的として設置した施設であつて、道路の路面その他一般交通の用に供する場所を停留場所として使用するもの以外のもの」(Wikipediaより)となっており、バスターミナルのほか、トラックターミナルも含まれます。(盛岡バスセンターはバス専用)では、内部を見てみましょう。外観は何度か見たことがありますが、入った記憶はありません。まずは入り口。盛岡バスセンター 2016-09-24_23 posted by (C)Traveler Kazu 入口は、通りに面した3か所に、ひっそりと開いています。大きな入り口はないので、初めての人は戸惑うかも。「盛岡バスセンター」のレトロな書体が、建設当時はオシャレだったのでしょう。Nanak側から入館すると、窓口等があります(次回紹介)。その先には…盛岡バスセンター 2016-09-24_12 posted by (C)Traveler Kazu 時計店があります。テレビなどのローカル媒体でよく紹介される店です。盛岡バスセンター 2016-09-24_10 posted by (C)Traveler Kazu 立ち食いそば屋があります。営業が終了して間もない時間だったようで、シャッターは降りていましたが、まだつゆのいい匂いが、館内に漂っていました。左側はシャッターが降りていますが、ここには、「藤原売店」という売店が営業していて、お菓子などを販売していたそうですが、バスセンターの廃止決定後、一足早く、夏前に閉店したそうです。盛岡で有名な「藤原養蜂場(藤原アイスクリーム工場)」の直営売店だったそうで、やはりハチミツがおいしかったそうです。解体控え…藤原売店6月末閉店 盛岡バスセンター(2016/06/09 岩手日報)藤原養蜂場のはちみつ紹介は、この記事の最後に!盛岡バスセンター 2016-09-24_11 posted by (C)Traveler Kazu このバスセンターは3階建て。2・3階には各種テナントが入っていたほか、完成当時は屋上遊園地もあったそうです。現在、音楽教室の看板が見えますが、基本的にもう使われていないようです。階段わきには、喫茶店跡らしき、それらしい店構えの空き区画があって、現在はバス誘導員の控室になっていました。盛岡バスセンターは、盛岡駅からは遠く離れています。ここに出来た理由を含めて、ちょっと外を見てみましょう。この「盛岡バスセンター」があるエリアは、盛岡市の古くからの商業の街「肴町」(さかなちょう)に隣接しています。赤煉瓦建物が印象的な「岩手銀行赤レンガ館(旧盛岡銀行本店→旧岩手銀行本店本館→旧岩手銀行中ノ橋支店)」もすぐ近くにあります。盛岡バスセンター 2016-09-24_22 posted by (C)Traveler Kazu 盛岡バスセンター斜め向かいにある商業施設「Nanak(ななっく)」。もともと地場の百貨店「川徳」が営業していましたが、1981年に菜園地区に移転。その後青森の百貨店「中三」が営業していましたが、東日本大震災の3日後に発生した爆発事故で閉店に追い込まれ(同月中に民事再生法適用申請)、その後現在の経営体制により、2012~13年にかけて順次オープンしたものです(Wikipedia「Nanak」「川徳」「中三」)。 「Nanak」に隣接して、東北では珍しい全蓋アーケードがあります。「ホットラインサカナチョウ」という商店街で、「肴町」の名の由来は文字通り、かつて魚屋が軒を連ねていたことから始まっています。さて、次回は「バスターミナル」機能そのものを見てみましょう。 盛岡バスセンター岩手県盛岡市中ノ橋町バス始発~最終まで開館 ただし、9/30限りで閉館(廃止)列車・バスでのアクセス 東北新幹線 の「盛岡駅」東口(正面)バス乗り場16番より、岩手県交通の路線バス「盛岡都心循環でんでんむし左回り」に乗車し、12分。「盛岡バスセンター(ななっく向)」下車。前方すぐ。右回りに乗車した場合は、17分、「盛岡バスセンター(飛鳥マンション)」下車。いずれも乗車1回100円(※)、一日フリー乗車券は300円。なお、「でんでんむし」は、バスセンター構内には入りません。※一般の路線バスに乗車した場合は、盛岡駅前~バスセンター間の運賃は150円です。お車でのアクセス東北自動車道 盛岡インターチェンジより、国道46号~県道1号(材木町)~国道455号(県庁・市役所前)~国道106号を経由するか、遠回りですが国道46号を上田交差点まで進み、国道4号を南下、茶畑交差点から国道106号を市内方向へ入る。駐車場は、周辺にコインパーキングが多数あります。なお、盛岡駅方向から来る場合は、大通商店街~桜山神社の前付近が逆方向への一方通行ですので、県庁・市役所前にお回りください。藤原養蜂場のはちみつと藤原養蜂場のはちみつを使用したスイーツ日本みつばちの蜂蜜(にごり蜜)価格:5000円(税込、送料別) (2016/9/28時点) 西洋みつばちとは違う持ち味!日本みつばちの蜂蜜(たれ蜜)価格:5000円(税込、送料別) (2016/9/28時点) 蜂蜜600g価格:2100円(税込、送料別) (2016/9/28時点) はちみつたっぷり♪いわて木挽きバウム価格:822円(税込、送料別) (2016/9/28時点) 藤原養蜂場の純粋蜂蜜が入った藤原養蜂場の自家製ジェラートおまかせ12個セット価格:4860円(税込、送料無料) (2016/9/28時点) スズメ蜂ウォーター120ml価格:648円(税込、送料別) (2016/9/28時点) 以下、次回!
2016年09月28日
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いま、興行収入100億円突破で話題の映画「君の名は」。その劇中に登場する、モチーフとされる場所を巡る旅(いわゆる「聖地巡礼」)が話題となっていますね全国的には、東京都内のとある「階段」や、先日民放テレビニュースで紹介された岐阜県の「飛騨古川」が脚光を浴びているようです…が、秋田の意外なところも素材に使われたそうで、今、話題です。アニメ映画に内陸線・前田南駅? 「君の名は。」ファン来訪(共同通信社47news/秋田魁新報)製作元、配給元では、どこがモチーフになっているのかは公表していないそうですが、映画を観た熱心なファンの方が、わずか数秒のシーンがこの「秋田内陸線 前田南駅」ではないかと発見して、情報を拡散、そして大勢のファンが「巡礼」に訪れているようです。飛騨古川(飛騨市)の方では、すでに専用サイトを開設したり、本来は撮影禁止の場所でも撮影を許可するなど、ファンサービスに努めているようです。けれども、今のところ、北秋田市や内陸線では、安全上の注意喚起だけで観光の動きは見られないようで残念。内陸線と地域経済の浮揚のチャンスだと思うのですが。(前田南駅の清掃はしたそうです)北秋田市とその周辺に上映館がない…というのも、盛り上がりに欠ける原因ですかね。(県内は、秋田市イオンモール秋田の「TOHOシネマズ秋田」のみ)飛騨古川の方も上映館がなく、当初はなぜ若者が大挙押し寄せるようになったのか、年配の方々には分からなかったそうです(日テレ「NEWSZERO」より)。 ところで、この「前田南駅」を収めた自前の写真が、手元に1カットだけありました4年前の撮影ですが秋田内陸線 前田南駅 (内陸線の旅1日目 普通18) posted by (C)Traveler Kazu 当時発売されていた、秋田県内のJRと三セク鉄道が2日間乗り放題のきっぷを使って、2日間とも内陸線を訪ねた時に、運転席の横から撮ったものです。(映画の描写とは逆方向から駅を見ています)ご覧のとおり、線路1本、プラットホーム1本、ホーム上に待合室が1棟だけで駅舎も改札もない「停留所」です。1963年に国鉄(いまのJR)が駅を開業させて以来、ずっとこのたたずまいのはず。国鉄から第三セクター会社へ移行しても、大きな改修は行われないまま、月日が流れています。周囲は水田と集落です。周りは山ですが、その山は低く、晴れていれば青空が広がる阿仁川の谷。作者はそこに目を付けたのかもしれませんが、同様の停留所型の駅は全国にごまんとある中、この駅が選ばれたのは、地元からみれば奇跡かもしれませんね。秋田内陸縦貫鉄道 「あきた美人ライン」秋田内陸線前田南駅秋田県北秋田市五味堀字堂ノ前列車でのアクセス 駐車場・駅前広場・ロータリーの類はない駅ですので、ぜひ、列車でお越しください秋田新幹線「こまち」の「角館駅」(かくのだて)より、秋田内陸縦貫鉄道「秋田内陸線」に乗車し、普通列車で1時間40分ほど。乗り換えは一旦JR駅を出て、隣にある内陸線の駅へ。奥羽本線「つがる号」の「鷹ノ巣駅」より、内陸線に乗り換えると、普通列車で40分ほど。乗り換えはJR1番ホームが内陸線のりばとつながっています(駅舎は別々)。急行は停まりません。秋田新幹線から乗り換えて陽があるうちに前田南駅まで行ける普通列車は午後の1本しかないので、急行に乗って「阿仁前田」で降り、歩くという方法もあります。阿仁前田駅~前田南駅間はほぼ平たん路で20~25分程で歩けます。※阿仁合駅~前田南駅間は歩ける距離ではありません。※阿仁合駅にはタクシーがいますどうしてもクルマで行きたい方は駅周辺に駐車スペースはありません。地元のご迷惑にならないように配慮ください。(空地は基本的に私有地です)国道105号線の「阿仁前田交差点」(四季美館・サンクス)のところの交差点から森吉山方向に入って、橋を渡り、踏切の手前を右折してまた橋を渡ったところ「阿仁川桜づつみ公園・前田墓地公園」に十数台程度の駐車場があります。そこから前田南駅まで、徒歩15分程度で歩けます。杣温泉旅館 森吉山妖精の森コテージラウル 奥の湯 森吉山荘
2016年09月26日
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長々とお付き合い頂いた「鳥海山ドライブ」だけをご紹介するシリーズは、今回で最終回でございます。第1回目をご覧でない方は→こちら十六羅漢岩から吹浦の集落の方へ歩いて数分のところにあります。十六羅漢の園地にも、「←名勝出羽二見」との表示が出ています。どんなところか…岩浜で「二見」というと、観光名所に詳しい方は勘付いたと思いますが出羽二見 01 posted by (C)Traveler Kazu これが、出羽二見です伊勢の二見浦にある「夫婦岩」に似ているということで、同じコンセプトで「二見」と称される岩は全国各地にあるようです。現在、「出羽二見」は、国道345号線の歩道から眺めることができます。海岸に降りる踏み跡は、ロープが張ってあり、立入禁止と解釈しました。出羽二見 2016-09-03_3 posted by (C)Traveler Kazu これが、国道345号線(国道7号線旧道)です。この十六羅漢岩付近で急カーブを切るなど入り組んだ海岸線に沿った線形の上、これより北も集落を通り抜ける区間があるために、1999年より「吹浦バイパス」が供用され、現在は静かな3桁国道となっています。しかし国管理の手を離れて…出羽二見 01_01 posted by (C)Traveler Kazu 歩道の柵の腐食が進行しており、「柵には寄りかからないで欲しい旨の掲示」がありましたおいおい・・・しかも、この区間の歩道は写真をよく見ると気づくかと思いますが、地面ではなく桟橋になっているのです。下から見上げると(十六羅漢岩のところで撮影・おそらく同構造)十六羅漢岩 2016-09-03_7 posted by (C)Traveler Kazu(再掲) 崖の上に出っ張っている部分が歩道。つまり、転落すると急斜面どころか中空に放り出されてしまいます現地で現物を見て、気持ち悪くなりましたわ。サビ錆の柵の根元。くれぐれも、柵には近づかないようお願い致します。(出羽二見の写真も、引いて撮影しています…屁っ放り腰だって???)さらに、車道と歩道との間には数㎝の隙間があって、床板の下が見えるというオマケつき(笑)笑うしかないな。出羽二見 2016-09-03_4 posted by (C)Traveler Kazu 車道の向こうには、先人の顕彰碑が。由来は不明です。出羽二見 2016-09-03_5 posted by (C)Traveler Kazu 最後は、十六羅漢園地からの夕陽で〆。鳥海国定公園出羽二見山形県飽海郡(あくみぐん)遊佐町吹浦観覧自由(ただし国道345号から)列車でのアクセスJR羽越本線「吹浦駅」(ふくら:普通のみ停車)より、徒歩15分ほど。駅から踏切を渡って海岸沿いの国道345号線(7号線旧道)に出る。あとは北(秋田方向)へ道なりに。「十六羅漢岩」より手前にあります。マイカーでのアクセス国道7号線吹浦バイパスより鳥海ブルーライン経由すぐの「十六羅漢駐車場」に停めて、歩道橋を渡り左へ。松林の中の階段を下りた先が例の歩道です。十六羅漢岩から遊歩道を通っても行けます。なお、十六羅漢の駐車場ですが… 海岸の方(旧道の方)からなら分かりやすいのですが・・・ 7号吹浦バイパスや鳥海ブルーラインを下ってきた場合は非常に分かりづらい!看板も植物に遮られて見えない。矢印のところを入ってください。(小学校をすぎて間もなく)遊佐町の宿鶴屋旅館 酒田屋旅館 鳥海温泉 遊楽里 鳥海温泉「遊楽里」は、吹浦駅の南方500m少々の松林に「酒田屋旅館」は、十六羅漢より2km少々北方の「湯ノ田温泉」に「鶴屋旅館」は、1駅南(新潟方)「遊佐駅」近くの町中にある旅館です
2016年09月25日
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鳥海山五合目までドライブに上がりまして(前回まで)、大平山荘の鹿公園を見た後は、標高1000mから標高0m=海岸線まで一気に下りました。ここには有名な史跡があります。鳥海ブルーラインを下ってきて(道自体は最後までほぼ下り坂)、沿道に住宅が点在し始めると終点。国道345号線(国道7号線の旧道)に突き当たります。その手前、非常に分かりづらいところに駐車場への入口がありまして。駐車してR345を歩道橋で越えると…十六羅漢岩 2016-09-03_1 posted by (C)Traveler Kazu 岩だらけの海岸に出ます。夕日が綺麗で、東屋もあってカップルも2・3組いた絶好のデートスポットのようですが、ただの岩浜海岸ではございませんよ~く目を凝らしてみると…十六羅漢岩 2016-09-03_2 posted by (C)Traveler Kazu 岩に石仏(磨崖仏)が彫られています。十六羅漢岩といいます。しかも、1体だけではありません十六羅漢岩 2016-09-03_10 posted by (C)Traveler Kazu あちらこちらに何体もの磨崖仏または磨崖仏であったであろう岩(風化した)が見られます。合わせて22体が確認されているそうです。これらは、「吹浦海禅寺21代寛海和尚が、日本海の荒波で命を失った漁師諸霊の供養と海上安全を願って、1864年に造佛を発願し、地元の石工たちを指揮、5年の年月をかけて明治元年22体の磨崖仏を完工」(遊佐鳥海観光協会より引用)したものだということです。十六羅漢岩 2016-09-03_11 posted by (C)Traveler Kazu 磨崖仏を見つけるのもまた楽しいです。家族連れで来ていた子供たち(高学年?)も興味津々。歩道橋を渡った先、気軽に近づける区域だけでも相当数あります。十六羅漢岩 2016-09-03_12 posted by (C)Traveler Kazu 振り返ると、歩道の山側にも。十六羅漢岩 2016-09-03_9 posted by (C)Traveler Kazu この磨崖仏の位置は、ざっくり説明して、同じ海岸の中でも南と北に分かれています。南半分は歩道もあって、岩と岩の間も平坦ですが、北半分は歩道のメンテが行き届いていないので、磯浜歩きに慣れた方のみ行ってみてください。※立入禁止ではありませんが、観光協会のHPでも「自己責任」と明記されていますその北半分の方に行ってみました。ちょっとばかりリスキーなルートを、転落に気を付けながら進むと…。十六羅漢岩 2016-09-03_3 posted by (C)Traveler Kazu 2体発見。でも何か窮屈そうです。どんなところに鎮座しているの?十六羅漢岩 2016-09-03_4 posted by (C)Traveler Kazu な~んと、国道の擁壁に半分埋もれていました十六羅漢岩 2016-09-03_5 posted by (C)Traveler Kazu 国道を作る時も、仏様の存在は無視できなかった模様。さて、この仏様はどんなお気持ちで鎮座していらっしゃいますか。十六羅漢岩 2016-09-03_7 posted by (C)Traveler Kazu この国道の擁壁も見ものです。張り出している部分は、歩道。十六羅漢岩の南側にも同様の構造の区間があり、そこを歩きましたが、恐いです。その理由は、次回。十六羅漢岩 2016-09-03_6 posted by (C)Traveler Kazu 十六羅漢岩の観覧時間は10~15分ほどがおすすめです。鳥海国定公園/鳥海山・飛島ジオパーク/遊佐町指定文化財水産庁選定「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」十六羅漢岩山形県飽海郡遊佐町吹浦西楯年中開放、観覧自由※荒天時は観覧に適さない。波浪に注意。列車でのアクセスJR羽越本線「吹浦駅」(ふくら:普通列車のみ停車)より、徒歩20分ほど。駅を出て北に進み、最初の左折を曲がって踏切を渡り国道345号線に出て、北へ道なりに進む。※バスは通学向け時刻のため、観光に適しません※タクシーは予約される方が良さそうですお車でのアクセス国道7号線吹浦バイパス~鳥海ブルーライン経由すぐ。バイパスに大きな青看板が出ていますが、肝心の駐車場の入口が分かりづらい。バイパス離脱後に海岸線(国道345線交点)まで行ってしまったら戻って下さい。[10月中旬〜お届け]【山形県庄内酒田市産】刈屋梨 新興(しんこう)約3kg (玉数おまかせ)【生産元直送の為同梱不可】希少な和梨 お歳暮ギフト ギフト価格:3500円(税込、送料別) (2016/9/23時点) ギフトに【東北ハム】庄内豚使用無添加シリーズ出羽のしんけん工房5種セットロースハム、ベーコンブロック、ソーセージ、レバーペーストなどのセット【送料無料】【冷凍便】【生産者直送の為同梱不可】 敬老の日 ギフト価格:4320円(税込、送料無料) (2016/9/23時点) 【楯野川】子宝リキュール庄内砂丘いちご 720ml【イチゴのお酒】ギフト【あす楽対応】価格:1728円(税込、送料別) (2016/9/23時点) この後、南へ歩いて5分ほどのところに、別の名所があるということなので、行ってみました。以下、次回!
2016年09月23日
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鳥海山・鳥海ブルーラインの山形県側に入るとまもなく、鉾立と比べると小規模で地味ですが、国民宿舎と駐車場、展望台を備えたところがあります。鳥海ブルーライン 2016-09-03_54 posted by (C)Traveler Kazu 国民宿舎 大平山荘(おおだいらさんそう)往年の「国民宿舎」ならではの重厚なコンクリート造りの旅館です。国民宿舎には「公営」の施設と、「民営」の施設があります。「国民年金特別融資国民宿舎」とあり、「遊佐町」の銘もあるので、ここは公営の施設だと思いますが、「(一社)公営国民宿舎協会」の国民宿舎一覧表には載っていません(民営国民宿舎Webガイドにも載っていない)。一覧表には載っていませんし、独自のホームページもないようですが、2016年度も営業していますのでご安心を。受付で話を伺うと、結構お安いお値段で泊まれるということです(ご予約は直接施設へ)。また、温泉ではありませんが、鳥海山の湧水を沸かしたお風呂に立ち寄り入浴もできますので、登山・ハイキングの後、汗を流すのにいかがでしょうか。この大平山荘の駐車場の隣に、2つのみどころがあります。鳥海ブルーライン 2016-09-03_51 posted by (C)Traveler Kazu 鹿公園なんでこんなところに~~?と思いましたが、やはりこの鹿たちは「神の使い」とのこと。鳥海ブルーライン 2016-09-03_53 posted by (C)Traveler Kazu 毎年10月に、「鳥海山神鹿角切祭」が挙行され、今シーズン無事に終了することを感謝して鹿の角を奉納するということです。(今年の角切祭 詳細はこちら:遊佐鳥海観光協会)鹿たちに「しかせんべい」を与えてみませんか!大平山荘で販売しているそうで、子供たちが楽しんでいました。鹿公園とともにもうひとつ鳥海ブルーライン 2016-09-03_56 posted by (C)Traveler Kazu 鳥海山大物忌神社中の宮鳥海山山頂に鎮座する出羽国一之宮「鳥海山大物忌」の別宮で、数か所ある別宮の中でも格段に新しく、昭和49年の鳥海山噴火の折に、参拝できなくなった本宮を一時遷座したのが始まりということです。もとからの里宮は、麓の遊佐町内に2つあるそうです。鳥海ブルーライン 2016-09-03_55 posted by (C)Traveler Kazu 大平にはもうひとつ大きな駐車場があり、そちらは眺望が良いそうです。今回は立ち寄りませんでした。また、「大平登山口」は、ここから1kmほど五合目側に上ったところにあります。さて、夕陽が強くなってきましたので、ここ標高1000mから一気に海岸線へ下りましょう以下、次回!
2016年09月21日
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鳥海山五合目鉾立展望台でのビューを満喫して、駐車場まで戻ってきました。ここで一休み。レストハウス「稲倉山荘」におじゃましました。鳥海ブルーライン 2016-09-03_16 posted by (C)Traveler Kazu(再掲) 宿泊施設はなくて、売店、食堂、お手洗いです。鳥海ブルーライン 2016-09-03_47 posted by (C)Traveler Kazu 食堂は意外にメニュー豊富です。麺類中心ですが、由利牛丼(麓の銘柄牛肉の牛丼)も良いそうです。鳥海ブルーライン 2016-09-03_46 posted by (C)Traveler Kazu 本郷そばもあります。麓のにかほ市象潟町本郷地区で栽培・加工されているお蕎麦です。ざる(冷)がおすすめの食べ方のようです。鳥海ブルーライン 2016-09-03_48 posted by (C)Traveler Kazu 食事は、展望台へ出発する前にお弁当を食したので、喉潤しにかき氷をいただきました。かなり濃いミルクかき氷食堂は午後4時で終了ということでしたが、この稲倉山荘の営業時間は結局よく分かりませんでした。そういえば、現在の「稲倉山荘」は2008年に建て替えられたもの。以前は、三角屋根のコンクリート打ちっぱなしビル「国民保養センター稲倉山荘」という巨大な建物が建っていました。今回行ってみて、何度か来ているはずなのに、どうも既視感がないなあ…と思っていたらそういうことで、帰宅後検索していたら思い出しました写真をお見せしたくて宅内の所蔵写真を漁りましたが、鳥海山で撮られたお花の写真が大量に見つけ、登山道の途中の「鳥海湖」(ちょうかいこ/とりのうみ:7合目の火口湖)の写真まであったのに、旧稲倉山荘が写り込んでいる写真は1枚も見つからず…。各自、画像検索してみてください。ちなみに、跡地は3つ目の駐車場になっています。鳥海ブルーライン 2016-09-03_49 posted by (C)Traveler Kazu さて、山形県側へ下山…と車を発進させて、駐車場を出ないうちに、山頂が見える~ということで、急きょ車をまた停めて1枚鳥海国定公園/鳥海山・飛島ジオパーク鳥海山5合目「鉾立」お車のアクセス秋田方面から…日本海東北自動車道 象潟インターチェンジ より、鳥海ブルーライン直結。東北道・北陸道方面から…日本海東北自動車道 酒田みなとインターチェンジ から 国道7号線 に出て、遊佐町吹浦より鳥海ブルーラインへ。鉄道でのアクセス羽越本線「象潟駅」(きさかた:特急停車)より、乗合タクシー「鳥海ブルーライナー」に乗車し35分「鉾立」下車。前日までに予約。※路線バスはありません※山形県側も路線バスは廃止となり、遊佐駅(特急停車)からの乗合タクシーになっています。同じく前日までに予約。どちらも登山向けの時刻設定なので、観光の方は観光タクシープランまたはメーター制タクシーも検討されると良いでしょう。【飽海郡遊佐町:高橋酒造店】東北泉大吟醸芳(かおり) 720ml【クール便】化粧箱入り 敬老の日 ギフト価格:3801円(税込、送料別) (2016/9/20時点) 【飽海郡遊佐町:高橋酒造店】★限定品★東北泉吟醸 色好い返事 1800ml【クール便】 敬老の日 ギフト価格:3542円(税込、送料別) (2016/9/20時点) 【飽海郡遊佐町:高橋酒造店】東北泉特別純米 美山錦 720ml【常温便】[fs04gm] 敬老の日 ギフト価格:1728円(税込、送料別) (2016/9/20時点) 次は、大平山荘の鹿公園!以下、次回!
2016年09月20日
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晩夏の鳥海山にドライブツアー鉾立駐車場に車を止めて散策したり、お弁当を広げたりしながらまったり。そして、駐車場から登山道の初めを歩くこと5~6分ほどの鉾立展望台へ。展望台からの眺望が、こちら鳥海ブルーライン 2016-09-03_37 posted by (C)Traveler Kazu 深い谷を穿つ「奈曽渓谷(奈曽川)」の源流域、谷頭が真正面に見える絶景雪解けの季節だけ姿を現す幻の滝「白糸の滝」も、ここ鉾立展望台から見えるそうです。初夏は残雪、夏は深緑、そしてこれから紅葉の季節にまた来たいスポット広葉樹主体で広く色づくということですカメラを右に振ってみましょう。鳥海ブルーライン 2016-09-03_38 posted by (C)Traveler Kazu 切り立った稜線が、展望台から先の登山道になっております。天気が良い週末だったので、多くの登山者の列が見えました。鳥海ブルーライン 2016-09-03_39 posted by (C)Traveler Kazu 山頂は山形県。溶岩ドームで、出羽国一之宮「鳥海山大物忌神社」(神社本庁の別表神社・旧社格は国幣中社)があります。雲がかかって、なかなか全容が見えませんね~。鳥海ブルーライン 2016-09-03_40 posted by (C)Traveler Kazu カメラを海の方に向けてみましょう。鳥海ブルーライン 2016-09-03_41 posted by (C)Traveler Kazu 秋田県側、象潟の方を眺める。水田に水が張られる頃に来れれば、象潟のあたりはまさに松島を想起させる絶景が広がると思います。GWには道路は開通しているので、代掻きの頃にも来たいところです。鳥海ブルーライン 2016-09-03_42 posted by (C)Traveler Kazu 山形県吹浦の方は傾きかけの西日のシルエット。鳥海ブルーライン 2016-09-03_43 posted by (C)Traveler Kazu ベンチもあるので、ここまで登ってお弁当というプランもいいですね鉾立まで上ってきたら、足が不自由でなければぜひ一足伸ばして、この鉾立展望台の絶景と山岳の空気を満喫してください次回は、レストハウス「稲倉山荘」について少し。以下、次回! おまかせ 鮮魚セット 山形県庄内浜産 下処理無料 天然真鯛や甘鯛、メバルなど旬の鮮魚 【楽ギフ_のし】【楽ギフ_のし宛書】価格:3240円(税込、送料別) (2016/9/18時点) こだわり遊佐カレーセット(カレールウ110g ×2袋、ササニシキ1kg×1袋 、水2L×1本)【532P17Sep16】価格:4212円(税込、送料無料) (2016/9/18時点) 【山形県・庄内遊佐町産】合鴨農法 無農薬白米・ひとめぼれ 5kg【27年度産】【05P03Sep16】価格:4968円(税込、送料別) (2016/9/18時点)
2016年09月18日
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名峰「鳥海山」は、五合目まで車で登れます(前回まで参照)。鳥海ブルーライン 2016-09-03_32 posted by (C)Traveler Kazu 鳥海ブルーライン 2016-09-03_28 posted by (C)Traveler Kazu 石碑があります。はっきりとは読めないのですが、自動車道を自衛隊が建設した旨の記念碑です。訓練の一環という名目で、(当時の)民間土建業者では手に負えないような土木工事を自衛隊の施設部隊が行った例は、全国各地にあります。五合目の駐車場から上は、岳人の世界。登山装備と登山届が必要です。ですが、登山道を少しだけ登ったところに、観光客でも行ける展望台があるのをご存知ですか?そこまで行ってみましょう。そこは、前回までご紹介していた「鉾立山荘脇の展望台」ではありません。鳥海ブルーライン 2016-09-03_29 posted by (C)Traveler Kazu 駐車場の奥の方、レストハウス「稲倉山荘」の裏手に登山口があります。コミックチックなお地蔵さんが、ごみ捨て禁止を訴えています。問題はその奥…登山道の入口に建つ看板。鳥海ブルーライン 2016-09-03_30 posted by (C)Traveler Kazu 熊に注意…まあ、ツキノワグマの生息域ですからわからなくもないですが…9/3 12:00頃って…出たばっかりじゃないですか!しかも、これから行こうとしている「展望台」の先の木道で目撃とな熊鈴をご持参ください。この時は前日または朝から登っていた方々の下山のラッシュで、ガランガラン鳴りやまなかったですが。下山してきた人も、(登山者が多くて、クマが)出る暇ないだろうよっておっしゃっていました。あいにく熊鈴を持ち合わせていなかったので、車のキーをぶら下げて音を出し、時々柏手を打ちながら階段を登りました。鳥海ブルーライン 2016-09-03_31 posted by (C)Traveler Kazu 東雲荘登り始めて1分もたたないうちに登場するこの山小屋は、通称「TDK小屋」。TDKの初代社長斎藤憲三氏(仁賀保出身)の意向により、社員の健康増進のために昭和44年に建てられた山小屋です。一般者も利用できるそうです。問い合わせ先は管理人さんの携帯またはTDK(株)秋田総務部とのこと。鳥海ブルーライン 2016-09-03_34 posted by (C)Traveler Kazu 駐車場から展望台までは、階段またはスロープが整備されています。道幅はこの幅をキープ。九十九折りもありますが幅は広く、歩ける方なら大丈夫です(バリアフリーにはなっていません)。階段の脇にはひとり分のスロープも併設。登山してきた人には、階段よりただの傾斜路の方が楽だとか。鳥海ブルーライン 2016-09-03_33 posted by (C)Traveler Kazu 駐車場から展望台までは10分ほど(健脚な方ならもっと速いかと)。あと一息のところまで来て振り返ると、庄内平野と庄内(酒田)砂丘列がよく見えます。海岸沿いに広がる砂地では、畑作が盛んです。そして、このストレートを登り切ると…鳥海ブルーライン 2016-09-03_35 posted by (C)Traveler Kazu 展望台に到着~左の階段を登ると、そこに絶景が広がります…が、それは、次回のお楽しみ~ 今日は、宿泊ガイド~まずは、秋田県側【にかほ市象潟】の宿たつみ寛洋ホテル 象潟シーサイドホテル 象潟夕日の宿 さんねむ温泉 こちらは山形県側【遊佐町】の宿鶴屋旅館 酒田屋旅館 鳥海温泉 遊楽里
2016年09月16日
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東北第二の高峰「鳥海山の象潟口・吹浦口五合目「鉾立」までドライブしましたよ~というお話の続きです鳥海ブルーラインを象潟から上がって、鉾立駐車場に着く寸前の最終カーブ。そのカーブのアウト側が駐車帯になっていて、そこからの眺めが絶景です鳥海ブルーライン 2016-09-03_8 posted by (C)Traveler Kazu 奈曽渓谷雄大な鳥海山の山肌をグリ~ッとえぐる巨大な谷が眼前に広がります。ここはすでに標高1000m超の地点です。鳥海ブルーライン 2016-09-03_9 posted by (C)Traveler Kazu 元気のよさそうなV字谷を形成。人跡未踏ではないと思いますが、杣人の世界かもしれないですね。鳥海ブルーライン 2016-09-03_11 posted by (C)Traveler Kazu 対岸の斜面も急です。何筋かのガリ(ガリー)が刻まれています。鳥海ブルーライン 2016-09-03_10 posted by (C)Traveler Kazu ガリが十字に交わって独特の景観。たぶんおそらく、横切るガリの上下で地層の硬軟が違うんじゃないかと思いますね。もともと水が横に流れていたところ、いつしかある地点から急転直下するようになったものと考えましたが、いかがでしょうか?鳥海ブルーライン 2016-09-03_12 posted by (C)Traveler Kazu 霞んで見づらいですが、晴れていれば標高1100mのこの展望所から、高山の渓谷と日本海を同時に眺める珍しい光景が展開しそうです。この谷川は「奈曽川」でして、中腹に出たら鳥海山東麓の高原の農地を潤し、名瀑「奈曽の白滝」(国指定名勝「奈曾の白瀑谷」)の迫力の瀑布を演出して落下しつつ小滝発電所で発電したのち日本海に至るという、短いながら高度に利用されている川です。(google Earth フル3Dモードのスクリーンショットに加筆) 右の細長い谷が今日ご紹介した「奈曽渓谷」。そして、左の大きく幅広くえぐれた部分が紀元前にドサッと崩れ落ちて、海岸線に無数の小山(流れ山地形)を形成し、江戸時代に松尾芭蕉が俳句に詠んで有名になった大規模な山体崩壊の跡です。奈曽渓谷の方も少しは崩れて流出したようです。この展望所はバードウォッチングの名所でもあるようで、望遠鏡を立てた方々がたくさんいました。駐車帯なので駐車スペースもありますが、何台も停められないので、満車の場合は鉾立駐車場に止めて歩くとよいです(直近の駐車場からだと50mくらい)。鳥海ブルーライン 2016-09-03_13 posted by (C)Traveler Kazu その駐車場から展望所へ歩く道すがら、側溝の脇に高山植物が可憐に花を開いていましたちなみに…奈曽渓谷は、前回ご紹介した鉾立山荘脇の展望台や、次回ご紹介する鉾立展望台からも眺められます。遠望するならここ駐車帯、谷底まで見下ろしたいなら山荘脇の展望台。鳥海山 01 posted by (C)Traveler Kazu 山荘脇の展望台から。おマタがすう~~っとします次回は、駐車場から少し登山道を上がって、3つ目の展望台に向かいましょう。【送料無料】秋田 きさかた名物 タラーメンセット 鱈しょっつる味 伊藤製麺所【...価格:2000円(税込、送料無料) (2016/9/14時点) にかほカレー辛口(白瀬南極カレー)価格:650円(税込、送料別) (2016/9/14時点) にかほカレー和風(芭蕉九十九島カレー)価格:650円(税込、送料別) (2016/9/14時点) 以下、次回!
2016年09月14日
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昨日、うれしいニュースが飛び込んできました先週末にドライブに行って、前回からご紹介している「鳥海山」を含むエリアが、「日本ジオパーク」に認定されましたジオパーク名称は「鳥海山・飛島ジオパーク」。秋田県では「男鹿半島・大潟」「八峰白神」「ゆざわ」に次いで4地域目で、県境をまたいだ認定は初めてです。人々の、地形・地質に関する関心が高まるとともに、広域での観光誘客により一層力が入ることでしょう※「ゆざわジオパーク」には、宮城県栗原市の「栗駒山麓ジオパーク」が隣接しています。ジオパークについて知りたい方はこちらの外部サイトへ→日本ジオパークネットワーク さて、話を本題に移しましょう。鳥海山の象潟口・吹浦口五合目の「鉾立」まで、県道「鳥海ブルーライン」が通じています。象潟口から上ってきました(前回)このシリーズの1回目は→こちら鳥海ブルーライン 2016-09-03_7 posted by (C)Traveler Kazu 五合目「県営鉾立駐車場」の入口(右折)。ここで、標高1150mあります。なお、直進すると山形県側へ下ります。鳥海ブルーライン 2016-09-03_17 posted by (C)Traveler Kazu 広い無料駐車場があります。近年拡張されまして、この範囲に見えるほか、1枚目の写真の外側(徒歩すぐ)も含めると350台駐車可能との情報です。続いて山小屋、レストハウスです。鳥海ブルーライン 2016-09-03_15 posted by (C)Traveler Kazu 中央の三角屋根が「鉾立山荘」。畳部屋や2段ベッドで宿泊ができる施設だそうで、食事は自炊だそうです。左隣の平屋が「鳥海鉾立ビジターセンター」。昭和60年頃の築。内部は薄暗く展示内容に古さを否めません。ジオパーク認定を機に現代基準へとリニューアルをしてほしいと思います。「ジオパーク」に認定されたことだし、活火山でもあることだし、「火山鳥海山」を中心に展示を展開されるのがイイと思いますが、いかがですか?そして右隣の三角屋根が「鉾立園地公衆トイレ」一目で便所と分かる建物ですね 使いませんでしたが、内部は清潔を保っているそうです。次に…振り向くと…そこには、鉾立最大の建築物があります。鳥海ブルーライン 2016-09-03_16 posted by (C)Traveler Kazu 稲倉山荘山荘と名はつくが宿泊は不可で、食堂・売店・スナックコーナーに特化した施設です。我々も一通りの散策の最後に、かき氷を食べに寄りました。稲倉山荘にももちろんトイレがあります。鳥海ブルーライン 2016-09-03_20 posted by (C)Traveler Kazu 展望台公衆トイレの脇の先にあって、雲の向こうに鳥海山山頂(これがなかなか顔を出さない!)、眼下には深く切れ込んだ谷という、高山らしい絶景を拝めます。(この「谷」については後日紹介)ちなみに展望台の足元は断崖絶壁。鳥海ブルーライン 2016-09-03_21 posted by (C)Traveler Kazu 宇宙人じゃないよ展望台の主といっても過言ではない望遠鏡。100円入れるタイプ。誰も使っていませんでした。機能しているんですかね???鳥海ブルーライン 2016-09-03_22 posted by (C)Traveler Kazu 公式な設備なのか、誰かの善意なのか不明ですが、三脚の雲台部分だけを柵に括り付けてあります。山頂方向を背にタイマーで記念写真を撮れるそうです。鳥海ブルーライン 2016-09-03_23 posted by (C)Traveler Kazu ここで、下界から持参したスーパーの弁当を広げランチ晴天のアウトドアで食べるメシは格段に旨い鳥海国定公園 鳥海山「鉾立」(鉾立登山口)秋田県にかほ市象潟町小滝鉾立列車・バスでのアクセス秋田県側・山形県側とも、定期路線バスはありませんJR羽越本線「象潟駅(きさかた)」(特急停車)より、象潟合同タクシー運行の乗合タクシー「鳥海ブルーライナー」で約35分、片道ひとり3000円。また、メーター制小型タクシーだと1台7000~8000円前後とのことですので、人数に応じて使い分けてみてください。JR羽越本線「遊佐駅(ゆざ)」(特急停車)より、乗合タクシーで約55分。片道ひとり2700~2800円(タクシー会社により異なる)。どちらの乗合タクシーも予約制で、かつ運行しない日があるのでご確認を!また、各タクシー会社にて鉾立観光を含む観光タクシープランがありますので、調べてみてください。お車でのアクセス東北道・北陸道方面から…日本海東北自動車道「酒田みなと」より国道7号線へ出て、遊佐町吹浦で鳥海ブルーラインへ。秋田方面から…日本海東北自動車道「象潟」は、鳥海ブルーライン直結です。鳥海ブルーライン 2016-09-03_24 posted by (C)Traveler Kazu 下界より1150m、宇宙に近づいた空は、青さが全然違いますねさて、鉾立には、もう1か所展望台があります。そこまでは登山道の始まりを歩いて10分ほど。次回はそちらへ行ってみましょうか!以下、次回! 伊藤製麺所 鳥海そば 200g価格:194円(税込、送料別) (2016/9/10時点) 伊藤製麺所 タラーメン 2人前 鱈しょっつる醤油味スープ付価格:347円(税込、送料別) (2016/9/10時点) 伊藤製麺所 タラーメン 2人前 鱈しょっつる味スープ付価格:347円(税込、送料別) (2016/9/10時点) 新名物伊藤製麺所の「タラーメン」スープに「真鱈」のしょっつる使用の新にかほ名物です
2016年09月10日
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秋田県と山形県にまたがる東北第二の高峰・日本百名山「鳥海山」。「出羽富士」とも呼ばれる秀峰で、霊峰としても名高い、自然を愛する方々には憧れの山です。登山口はいくつか知られていますが、秋田県側で有名なのが「鉾立」(ほこだて)と「祓川」(はらいかわ)。「鉾立」はにかほ市(旧象潟町)、「祓川」は由利本荘市(旧矢島町)。どちらも五合目で、そこまで車道が通じています。※場所は全く違うので、間違えないようにして下さい。以前、当ブログで「矢島口五合目 祓川」の様子をご紹介したことがありました。2007年6月ご紹介記事今回は、象潟口の「鉾立」に上がってみました鉾立へは、象潟と山形県の吹浦から、登山道路「 鳥海ブルーライン 」が通じています。今回は、秋田県側から登り、山形県側へ下山しました。鳥海ブルーライン 2016-09-03_1 posted by (C)Traveler Kazu 海抜ぼぼ0mの象潟市街地で国道7号から分岐すると、すぐ登りが始まります。いきなり標高を稼ぎます。その登りの途中に、日本海東北道 象潟ICが接続。象潟ICを過ぎてもうひと登りすると、平坦な広い「小滝」という集落があります。広々とした水田が広がり、細長く集落が連なる昔の形態を残しています(道路はバイパス)。1枚目の写真は、「小滝」のあたりから鳥海山を撮影しました。この「小滝」には、国指定名勝・新日本観光地百選「奈曽の白滝」(奈曽の白瀑谷)、平成の名水百選「元滝伏流水」がありますので、時間があればお立ち寄り下さい。2013年5月ご紹介「奈曽の白滝」2008年5月ご紹介「元滝伏流水」また、最終のガソリンスタンドがここ小滝にあります。燃料計のチェックを(JA上郷SS)元滝伏流水(象潟病院)へ至る道路を右に分けると、まもなく本格的な登りが始まります。ちなみに、鳥海ブルーラインはかつて有料道路でしたが、2001年に無料開放。その名残として、料金所の跡地が広くなっているほか、料金所事務所だったと思われる小屋が、秋田側・山形側両方とも残っています。料金所跡地を通過した途端に、急カーブと急坂でグイグイ登ります。エンジンオイルが焼ける匂いが車内に充満します。鳥海ブルーライン 2016-09-03_4 posted by (C)Traveler Kazu だんだん「空が近くなってくる」~鳥海ブルーライン 2016-09-03_2 posted by (C)Traveler Kazu ところどころ、駐車帯・駐車場があります。景色は良いところもあれば、全く利かないところもありますが、ここは、海側に張り出した眺めの良い駐車帯でした。鳥海ブルーライン 2016-09-03_5 posted by (C)Traveler Kazu 鳥海山は、海岸線・海抜0mからいきなり裾野が始まるので、海がこんなに近いんです。うねっている道が、いま登ってきた鳥海ブルーライン。鳥海ブルーライン 2016-09-03_6 posted by (C)Traveler Kazu 自然の岩、そこには造花のお花が手向けられていました。理由はよく分かりません。なお、秋田県の一部地域では、墓前に生花ではなく造花を手向け、次の墓参まで維持する風習があります(秋田市は生花)。鳥海ブルーライン 2016-09-03_3 posted by (C)Traveler Kazu ここは標高800m付近(記事執筆時に読図)。料金所跡から鉾立までの距離の2/3~3/4ほどまで来ました。さあ、あとひと踏ん張りですエンジン君、頑張ってくれよぉ~~ 余話 鳥海山麓のミニ水力発電 posted by (C)Traveler Kazu 小滝集落で写真を撮ろうと車を脇道へ入れたところ、水力発電?のミニ水車を見つけました。鳥海山麓は水が豊富で、奈曽の白滝下流には小滝第一発電所、新小滝発電所が、白雪川には小出発電所があって電力を供給しているほか、水田に広く配水されていて、雪解け水を田に引き入れる前に温める「温水路」という設備が大小各所にあります。2008年5月ご紹介「上郷温水路群」※アクセス情報は当時のものです※9/10 9/9に鳥海山が日本ジオパークに認定されたのに伴い、記事分類カテゴリを「秋田県 勝手に名所案内」から「秋田県のジオパーク」に変更しました以下、次回! 三浦米太郎商店 はたはたおいる漬 95g価格:600円(税込、送料別) (2016/9/7時点) 飛良泉本舗 純米大吟醸「1901」720ml価格:1620円(税込、送料別) (2016/9/7時点) 【送料無料】にかほ市金浦の郷土銘菓あつみのかりん糖 ≪15袋入≫価格:8640円(税込、送料無料) (2016/9/7時点)
2016年09月07日
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昨日、今日と、秋田市の中心部(駅に近いエリア)では、音楽イベント「AKITA MUSIC FESTIVAL 2016」が開催されています(今日の夜まで)。これは、「The Power of Music from Akita(PMA)」と「AKITA BRASS FESTA」を融合させた市民参加の音楽祭で、秋田県内最大級とのこと。PMAは12回目、ブラスフェスタは6回目とのことです。今日の午後から出かけてきました。音楽のことは詳しくわからないので、お写真だけで演奏に関する解説はご勘弁ください。とにかく、賑わっていました※観覧者の方のお顔は分からないよう修正してあります(ほとんど写っていませんが) 出演者・スタッフの方のお顔はそのままにしてありますAKITA MUSIC FESTIVAL2016 posted by (C)Traveler Kazu通町佐野薬局横AKITA MUSIC FESTIVAL2016 posted by (C)Traveler Kazu 通町佐野薬局横各会場とも、1グループ30分づつで9組が演奏。出演には事前審査があるそうです。AKITA MUSIC FESTIVAL2016 posted by (C)Traveler Kazu サンパティオ大町AKITA MUSIC FESTIVAL2016 posted by (C)Traveler Kazu サンパティオ大町AKITA MUSIC FESTIVAL2016 posted by (C)Traveler Kazu あくらAKITA MUSIC FESTIVAL2016 posted by (C)Traveler Kazu あくらAKITA MUSIC FESTIVAL2016 posted by (C)Traveler Kazu 川反3丁目公園AKITA MUSIC FESTIVAL2016 posted by (C)Traveler Kazu 川反3丁目公園AKITA MUSIC FESTIVAL2016 posted by (C)Traveler Kazu川反3丁目公園 AKITA MUSIC FESTIVAL2016 posted by (C)Traveler Kazu川反3丁目公園 AKITA MUSIC FESTIVAL2016 posted by (C)Traveler Kazuエリアなかいち AKITA MUSIC FESTIVAL2016 posted by (C)Traveler Kazuエリアなかいち AKITA MUSIC FESTIVAL2016 posted by (C)Traveler Kazuエリアなかいち 今回は知り合いがスタッフとして参加するということで激励を兼ねて見に行きました。そうしたら、現地で古い知り合いとバッタリ出会い(お顔~お名前~当時の勤務先の記憶がつながるのにしばらく時間がかかった。ゴメンナサイ)、しかもその方はなんと後で出演するとのこと。更にチャリンコを押して会場間を移動していると、中~高~大の同級生とバッタリ出会いました。そういった意味で、音楽以外にも2・3の刺激を受けた午後のお散歩でした。休日でもお買い物は車でショッピングセンターに乗り付けて、用事が済んだら車で帰宅する。平日は自宅~職場を車で直行…これではダメですね。【産地直送・送料込!】 秋田あくらビール6本セット 代金引換不可価格:4212円(税込、送料無料) (2016/9/4時点) 【冷蔵便発送】 あくらビールなまはげIPAビール価格:540円(税込、送料別) (2016/9/4時点) 【産地直送・送料込!】 あくらビール 三角瓶セット 代金引換不可価格:5832円(税込、送料無料) (2016/9/4時点) 3・4枚目の写真の演者の後ろに、この「あくら」の店舗が写っています。1階に仕込みタンクがあります(今回はステージの陰になって見えませんね)
2016年09月04日
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夜は涼しくなりましたが、日中は蒸し暑いままですねそこで、今日は真冬のスキー場の写真で涼んでください納涼写真 真冬の雫石スキー場1 posted by (C)Traveler Kazu 納涼写真 真冬の雫石スキー場2 posted by (C)Traveler Kazu雪景色、しかも、吹雪の写真だけピックアップしました(笑)自分で、ヒヤっとしました納涼写真 真冬の雫石スキー場3 posted by (C)Traveler Kazu 涼んでいただけましたか~~雫石スキー場岩手県岩手郡雫石町高倉温泉雫石プリンスホテル 夏季も、盛岡駅西口・雫石駅~雫石プリンスホテル間の送迎バスあり!早朝紅葉ロープウェー営業/2016年10月8日(土) ~ 10月30日(日)の土休日限定(ホテル公式ページより)スキーシーズンが待ち遠しいですね!
2016年09月02日
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