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「地獄のぞき」で有名な「日本寺」境内への重要なアクセス交通はロープウェーです。浜金谷駅からだいたい15分くらいの歩きで、山麓駅に到着です。 鋸山ロープウェー片道所要4分で、この山の上まで連れて行ってくれます。交走式ロープウェイなので、登りも降りも所要時間は同じです。定員40名ほどの、交走式としては比較的小型のゴンドラが使用されています。個人での乗車には必ず「きっぷ」が必要です(ICは非対応)。そのきっぷは、懐かしの硬券です昨年訪問したタイミングの直前に値上げされたのですが、値上げ後のきっぷも硬券で用意されていました(昨年乗車時のきっぷは、値上げ前のきっぷに運賃変更印が押印されていた)出札口で購入しますが、購入時には交通系IC使用可能。鉄道黎明期以来伝統の「硬券乗車券」を、最新の乗車用カード「Suica」で買う滅多にない経験をしました。 入鋏はスタンパーではなく、これまた古の鉄道遺産「はさみ」(改札鋏)が使用されています。ちゃんと、山麓駅と山頂駅とで違う形の鋏を使っていました。 そして、きっぷの地紋はなんと「けいせいでんてつ」鋸山ロープウェーは京成グループなのですが、きっぷの地紋までとは。ただし、「親」の京成電鉄では、この地紋は使われていなかったようですが? 改札外から撮影(ホーム内では安全上の理由で撮影ご遠慮の由)。古いロープウェイにみられる、コンクリート打ちっぱなしの無骨な柱は、設備鉄(?)の方々の心をくすぐるところ。~鋸山の南麓の漁師町~千葉県鋸南町の温泉宿Beachside Onsen Resort ゆうみ お宿ひるた 安房温泉 紀伊乃国屋 さざね 最寄り駅は内房線「保田駅」または「安房勝山駅」お宿の詳細ページでお確かめ願いますつづく
2024年07月29日
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金谷港 バウムクーヘン 見波亭JR浜金谷駅から鋸山ロープウェーまで、郵便局に立ち寄りつつ(前回ご紹介)、旧道を散策しながら進みました。車のすれ違いは困難な細い道。なお、国道を歩行するよりも遠回りです。 昔ながらの「衣料品店」が営業していました。 小さなスーパーがありました。最近ではこのようなスーパーはなかなか見かけなくなりました。商品の調達はどうしているのか気になるところですが、小規模スーパー向けのボランタリーチェーン(商品や販促企画を供給する)「全日食」に加盟しているようです。 鋸山から流れ出てきた小規模河川が、東京湾に流れ込む寸前です。 観光案内所があります。浜金谷駅には案内所はありませんが、こちらと、金谷港の近くにも案内所があるようです。こちらは、ピザ屋さんを併設しているみたい。 お肉屋さんが営業していました。ご主人らしき人影が見えました。クスリ屋さんのほうは営業している気配はないですね…。 旅館が1軒あります。「かぢや旅館」さんで、温泉旅館だそうです。房総の海の幸の夕食がご自慢のようです。泊まってみたいですね。 「駐車料金700円を支払うと、ひとり入浴できます」実は、鋸山ロープウェーの駐車場は今年から有料になりました。どうせ駐車料金を支払うなら、当館に停めて、お帰りはひと風呂いかが?ということです。かぢや旅館さんのご案内ですかぢや旅館 かまぼこ屋さんもありました。港町(漁師町)らしい店舗です。 この道の歴史を感じる光景に出会いました。旧道はこの先で国道の現道と合流します。国道は交通量が多いので、歩道を歩きましょう。 国道からロープウェー方面へ入ってすぐにある金谷神社。標柱には「郷社」とあります。郷社とは戦前、県や郡から奉幣を受けた神社で、時折見かける「村社」よりもワンランク上の神社です。※近代社格制度による社格区分は、信仰の篤さではなく、国家による待遇の差を表す。なお、この制度自体は戦後すぐ廃止されています。 ということで、鋸山ロープウェーに到着しました。金谷郵便局(浜金谷駅前)から、写真を撮りながらもおおむね10分ほどで到着しました。つづく
2024年07月25日
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静岡県にも「金谷郵便局」があるのでご注意下さい。こちらは千葉県の有名観光地「鋸山」のふもと、東京湾フェリー金谷港に近い、JR浜金谷駅前にある郵便局です。 金谷郵便局(05114)古きよき地域の郵便局のたたずまいです。JR浜金谷駅を出て最初の交差点を左折し、すぐのところにあります。 局舎裏の金網の向こうに、青い屋根の浜金谷駅が見えます。 あいにく掠れて見づらいですが、図案右半分には、鋸山の名所「地獄のぞき」、左上には船が浮かぶ東京湾金谷港、図案左下には鋸山ロープウェーが描かれている、観光地の局らしい図案の風景印が使用されています。 貯金の局名ゴム印は、こちらも観光地らしく「図柄入りゴム印」です。フェリーの出入りがある港なので、それを描いているのでしょう(確定的なことは言えないと思いますが…)。人気観光地ゆえ押印希望者が多いのか、使い込んだ感がとてもある局名ゴム印でした。さて、ここから鋸山ロープウェーまで、旧道を歩きました。昨年は現国道を歩行。途中で合流しますが、旧道の方は距離は若干長いものの、活気があった頃の金谷の町の様子を色濃くとどめていて楽しかったです。次回は金谷の旧道沿い点描。つづく
2024年07月23日
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館山駅から電車に乗って、今年もやってきました 内房線 浜金谷駅館山駅から各駅停車でだいたい30分かからない位。人気観光地「鋸山・日本寺」最寄り駅、東京湾横断「東京湾フェリー」乗換駅として昔から観光客の利用が多い駅です。1年ぶりに降り立ちました。 実際には使用されていませんが、改札内側に精算窓口があるのが、暖かい地方の古い木造駅舎でよく見られる特徴。また、「富津警察署」の記名入り木箱は、登山計画届の提出箱ですが、差し出し口が塞がれていますね。鋸山へ歩いて登る方は、警察の金谷駐在所に立ち寄って届を提出するか、富津警察署に電話するようにとのことです。駐在所は駅から直進し、国道に出で左折しすぐ右側にあります。小変化は駅舎内に…。 みどりの窓口が閉鎖されていました昨年の3月に降り立った時には、まだ営業していましたが、昨年の夏に閉鎖となったようです。かつては特急も停車していて、フェリーからの乗り換え客、東京へ帰る客相手に売り上げがあったと思いますが、アクアラインができ、定期特急がなくなり(週末は運転)、週末運転の特急券もチケットレス特急券が発売され…と、でもしかし、よく2023年まで保ったものだと思います。なお、駅員さんは朝~午後のみですが駐在していますので、完全な無人駅ではありません。 時代に波に吞まれつつあった、今年の春の浜金谷駅でした。みどりの窓口があったころの「浜金谷駅」はこちら(2023年3月訪問)・内房線 浜金谷駅その1 外観・駅前を観察・内房線 浜金谷駅を観察 その2 構内編・内房線 浜金谷駅を観察 その3 駅舎内部編いずれも、昨年降り立った際の記録へのリンクです。読んだらまたこの記事に戻ってきてね浜金谷のプチホテル・ヴィラBAYSIDE KANAYA(ベイサイド金谷) ビーチテラス房総 コトマル わんship Villa はまかなや 駅を出た後、次は郵便局に立ち寄りました。つづく
2024年07月21日
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館山市の中心部、かつ夕日がきれいな海岸沿いにある温泉ホテルで1泊!お部屋の様子ときれいな夕日は前回の記事をご覧下さい。ひと風呂浴びてから、お待ちかねの夕食♪ 個鍋もついていました。この時はタラ鍋。伊勢海老のグラタンも小ぶりながらも身がしっかりと入っていました。イセエビというと、やはり三重県伊勢を思い浮かべると思いますが、実は千葉県が都道府県別水揚げ上位に入り、2021年には三重県を抜いて1位に躍り出たそうです。 ドリンクは、瓶ビール(プレモル)の次に、ホテルオリジナルラベルの「富津」(聖泉:和蔵酒造)をオーダーしました スタンダードプランでも舟盛りがつくのが嬉しいですね。魚種はその時により異なるようです。昨年は地魚メインでしたが、今回は前夜の勝浦で注文したお刺身盛りと同じく水揚げが芳しくなかったようで、定番のネタで盛り合わせとなっていました。 揚げたてバリバリのかさごの唐揚げ。二度揚げしてあるそうで、頭から全部食べられました。とげが多く、お魚売り場ではどちらかといえばのけ者扱いが多い「かさご」も、二度揚げすればパリパリに美味しいです。ほか、デザートがつきました。昨年同様、関東の人たちは食べるのが早いなあ…。ごちそうさまの頃には、他のお客さんは0でした。 夜は更けて。 おはようございます。3日目の朝も快晴カーテンを開けると、穏やかな鏡ケ浦が目の前に広がっていました。(望遠レンズで撮影) うっすらと富士山が見え、幸先良さそう清々しく朝風呂をいただいた後、朝ごはんへ。 元気モリモリなりそうな朝ごはん。量は昨年より少し減っていたかと思いますが(昨年泊まった時の朝食の量、あれは多すぎた)、メニューが一部代わって食欲そそる小鉢が 角切りですが、朝からお刺身の漬け! 焼き物は房総の名物料理「さんが焼」!ちなみに去年は鯵の干物でした。朝食をもりもり食べてパワーチャージ完了!3日目は歩きがあるので、非常に助かりました。 非常に古風な「フロント」のプレート。昨年見つけて「おっ」と思っていましたが、カウンターの中にあり撮れずじまい。今回、お願いして撮らせてもらいました。2年連続でお世話になりました。ありがとうございました。この夏 別館が大リノベーション!たてやま鏡ヶ浦温泉 館山シーサイドホテル JR内房線「館山駅」より、送迎バスで5分ほどホテルのすぐ裏手に「イオンタウン」があります! ホテルから館山駅までの送迎バスの車中で、「ジェット船が来てます」との運転手さんの案内で、一斉に海の方を眺めました。館山港と伊豆大島を結ぶ東海汽船のジェット船です。季節運航となっており、毎年春に運航されるようです。※東京~大島~熱海または神津島の航路が館山に寄港 館山駅からは、これまた昨年と同じ上り列車に乗って、次の目的地へ。実質的に、この旅最後の立ち寄り地であります。いざ、出発進行~以下、次 回!
2024年07月20日
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キュンパスで房総再訪の旅、レンタカーを返却後に、今宵の宿に送迎を依頼しました。バスは10分ほどで到着~発車。5分ほどで宿に着きました。(2023年の同時期に撮影)たてやま鏡ヶ浦温泉 館山シーサイドホテル昨年に引き続いてお世話になります。館山市街地の北条海岸沿いに建つ老舗のホテルで、だいぶ年季の入った建物ですが、1970~80年代には特撮ドラマ、刑事ドラマのロケ地として好評を博したそうです。特に「仮面ライダー 第3話」での使用が有名なようです。早速、お部屋探訪。昨年は和室にツインベッドが設置されたお部屋でしたが、今回は純粋な和室です。 踏込が長いお部屋です。ここに浴衣やアメニティ等があります。前室はありません。 踏込に洗面台と、洗面の向かいにはユニットバスがあります。こちらのホテルは和室主体+温泉大浴場あり+宴会場ありという典型的な「温泉旅館」の造りになっているのですが、お部屋にもユニットバスが設置されています。職場の団体旅行が多かった時代、知り合いに裸を晒したくない方に重宝されたと、事情通(?)から聞いております。 主室は和室10畳のお部屋です。築年数が相当経過している建物ですが、内装はしっかり綺麗にされています。 障子を開けると縁側(広縁)。座卓セットが設えられたこの空間は「ニッポンの温泉旅館」には必須ですね。ここで風呂あがりに火照った体をビールやジュースで冷やすあの時が至高です。新築モダンな宿でもこれは設置して欲しい。そして、広縁のカーテンを開けると・・・ 夕暮れ間近の東京湾が広がる!海の向こうには(方角的におそらく)伊豆半島の山々がシルエットに浮かんで幻想的でした※ここは洲崎灯台と剱埼灯台とを結ぶラインから内側なので、東京湾です 船が何隻も視界に入るのはさすが、世界有数のトラフィックを誇る東京湾。♪月はのぼるし 日はしずむ♪ 童謡「うみ」の世界ですね。温泉は、このホテルのシンボルともいえる円形の部分の2階に、男女別で展望大浴場が用意されています。眺めが良く、晴れて空気が澄んでいれば、風呂から富士山を拝むことも可能とか。浴場は広いですが、それ以上に、脱衣所が見合わぬほど広い(^^;宿泊人数は少なかったので(リニューアル工事で別館を閉鎖していた)、ゆっくり入れました。温泉大浴場の写真はこちら館山シーサイドホテルの温泉展望大浴場の写真(楽天トラベル)詳細をもっと見たい方はこちらたてやま鏡ヶ浦温泉 館山シーサイドホテルひと風呂浴びて、すぐ夕食のお時間です。夕食スタート時間は18時丁度と18時30分の2回。1階の宴会場(テーブル席)で頂きます。次回は夕食と朝食!つづく ~昨年(2023年)友人と宿泊した際の記事から~ホテルのすぐ裏手に「イオン」があります買い出しに便利、必需品の追加購入にも便利、夕食無しプラン時の食事にも便利!館山シーサイドホテルに宿泊(2) 温泉ホテルの裏手すぐに、便利なショッピングセンター今年は閉鎖・リニューアル中で立ち入れなかった「新館」の、リニューアル前の姿館山シーサイドホテル(4) 超レトロな館内!浴場は温泉です
2024年07月17日
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洲崎神社を出発して、レンタカーは一路館山市街へ。しばらくは海を眺めながら走りますが、やがて市街地に入り、再び海岸線(北条海岸)へ。満タン返しの契約のためスタンドに寄り、館山駅西口にある駅レンタカー館山営業所へ返却した後、お宿に電話して送迎を依頼しました。 その駅レンタカーの構内には国鉄時代に建立されたと思われる安全碑がありました。「(緑十字)今日も一日安全に」とタイルで書かれた土台に、車輪がひとつ。SLの先輪かなと思いましたが、不明です。自動化が進んでおらず、列車事故や労災が頻発していた国鉄時代には、各地の区所でこのような祈念碑を作り、安全を誓っていたといいます。館山駅ホームからも見えますので、レンタカー利用時や列車乗車時に見てみて下さい。※設置場所自体はレンタカー利用者とJR職員以外立入禁止レンタカー返却の際、許可を得て近くで見てきました。Googleストリートビューにも写っていますので、そちらを載せておきますね。(手前の塀より先は、駅レンタカー利用者とJR関係者以外立入禁止)【新品】【お取り寄せ】[RWM]23-225 木造機関庫 Nゲージ 鉄道模型 KATO(カトー)(20010331) [鉄道模型]トミックス (Nゲージ) 4251 木造駅舎セット(寒地タイプ) つづく
2024年07月16日
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安房国一宮安房神社の次は、「南房フラワーライン」を走行して、安房国一宮洲崎神社へ向かいました。そう、旧安房国には、一宮が2つ存在するのです。理由はややこしいので各自調査!南房フラワーラインは、道路沿いに延々と菜の花が咲くことで人気のドライブラインなのですが、時期的に菜の花はほぼ終わっており(3月13日)、単にドライブとなりました 洲崎神社の拝殿・本殿・境内社は、延々の急階段を登った上にあります。その段数 なんど150段今回は高齢の同行者がいるので拝殿はお参りせず、昨年は時間がなく見られなかった浜鳥居を見に、国道を挟んで反対側の道を海岸へ向かって散歩しました。150段登った先の本殿が気になるわあ~という方は、昨年の訪問記をぜひご覧ください安房国一宮「洲崎神社」 パワースポット!(別タブで開きます。お読みになったら戻ってきてね♪) 国道から海岸側へ歩くこと2~3分。浜鳥居をくぐりました。画像は海岸側から撮影したものです。おや?山の方にも鳥居が見えますね。 浜鳥居越しに相模灘を望む。洲崎神社は安産、海上安全、豊漁ほかの守護神。海の人たちの信仰が篤い神社であることがうかがえますね。ちなみに、この画像の鳥居の中に、うっすらと富士山が写っているのですが、見えるかなあ?天気が良くて空気が澄んでいれば、かなりハッキリと見えるそうです。鳥居&相模灘越し富士山を見られたらラッキーですよ ここ洲崎神社の浜鳥居も「恋人の聖地」的なスポットになっているようで。ここで、二人で静かに夕日を眺めるのは、なんとロマンチックなことか(想像)。左手に浮かぶ大きな島は、伊豆大島です。 浜鳥居の直近には、ひとつの巨岩が安置されています。御神石というそうです。明らかに、周囲の岩石とは異なる石。伝説があるようですが、各種説明や巨岩訪問サイトによると、対岸の三浦半島の神社にも同じ石が奉納されており、この2つの石は向かい合って安置されているそうです。その形から「阿吽の石」とも呼ばれ、東京湾を守る結界石…というふうになっているようです。伝説については私の頭では整理しきれないので、各自お調べください。さらに、安房国に一之宮が2つある理由もまたややこしい…。なお、現在の海図では、ここから1kmほど北の洲崎灯台-三浦半島の剱埼灯台とを結ぶ直線より内側が「東京湾」となります。 さらに、この先の海中にもステンレス製の鳥居と神社があるそうです。そちらは1996年頃に、地元有志が洲崎神社と相談して奉納した海中神社とのこと。海に飛び込んでお参りする訳にいかないので参拝していませんが、ダイビングが出来る方はチャンスがあればお参りしてみて下さい。また、約1km北(徒歩15分程度・バス停1つ分)に、「洲崎灯台」があり、こちらも名所です。昨年立ち寄りました洲崎灯台 ここが東京湾と太平洋との境界(別タブで開きます 見たら戻ってきてね)今年は灯台こそ立ち寄りませんでしたが、灯台入口にある森田屋商店さんに「ところてん」を買いに行きました。変わらずの美味しさ♪なお、国道から洲崎灯台側へ小路を車で入ると行き止まりで、転回に苦労しました。ご参考までに…。(有料駐車場は何か所かあります)房総館山 洲崎の宿館山温泉 ホテル川端 ホテル洲の崎 風の抄 「ホテル洲の崎 風の抄」は洲崎灯台のすぐ近くに、「ホテル川端」は洲崎神社よりも南の集落内にあります。安房国一宮 洲崎神社千葉県館山市洲崎1697・拝殿、浜鳥居とも参拝自由・周囲の自然林が千葉県指定天然記念物・本殿が館山市指定有形文化財列車・バスでのアクセスJR内房線・アクアライン高速バス「館山駅」より、JRバス洲の崎線に乗車し「洲崎神社前」下車。下車後、バス進行方向へ進むと間もなくです。バスはおおむね1時間に1便の運行です。マイカーでのアクセスE14 館山自動車道「【24】富浦IC」(終点)より、館山市街地経由で30分程度。つづく
2024年07月07日
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房総半島の南端近く、館山市大神宮というところに、厳かに佇む神社があり、素通りはできぬと今年も参拝しました。 安房国一宮 安房神社言い伝えによると、神話時代に阿波国から渡ってきた忌部氏による創建ということです。古代より重要視されてきた神社で、近代(戦前)には神社の序列では最高位(※)の「官幣大社」のひとつに列せられていました。近代社格制度廃止後は、神社本庁が人事上特別扱いする「別表神社」に指定されているということです。※近代社格制度では、神宮(伊勢神宮)は更に上の存在とされた 鳥居が2つあり(「一の鳥居」等という呼称はない様子)、昨年はバス停から徒歩で参拝したので2つの鳥居両方とも通りましたが、今回はレンタカーだったので、2つ目の鳥居の近くまで車で入りました。鳥居をくぐって社務所の前を進むと、大きな拝殿があり、神様にご挨拶しました。 もちろん、社殿すべてが古のものではなく、コンクリート造りのところもありますが、周囲の鬱蒼とした森の中に、静かに佇む神社は、日本の風景だと思います。 房総の自然にとけこむ神域は、とても清らかです。 余談ですが、今回利用したレンタカーはホンダのフィット。館山で借り出したのですが、なんと那須ナンバーでした九重駅で出会った方に「那須から来たの?」なんて声をかけられましたさて、次は大神宮(相の浜)から房総フラワーラインを走行し昨年参拝しきれなかった神社に向かいました諸々の事情により、そちらの神社も「安房国一宮」です。安房国一宮 安房神社千葉県館山市大神宮589番地・参拝自由・駐車場あり列車・バスでのアクセスJR内房線「館山駅」より、JRバス南房州本線(安房白浜ゆき)に乗り「安房神社前」下車。徒歩5分ほど。東京駅から安房神戸経由安房白浜ゆきの高速バス「房総なのはな号」も停車します(館山駅~安房白浜間は南房州本線の便扱い)※千倉駅経由便は通りませんので注意または、JRバス洲の崎線終点「相の浜」より徒歩10分程度。※宮城(地下壕)、洲崎灯台、洲崎神社から安房神社までのかたはこちらの路線※相の浜まで行く洲の崎線は、日中の一部の便だけですマイカーでのアクセス館山自動車道終点「富浦IC」より30分程度。IC出て左折すると、神社のすぐ近くまで一本道。「コメリ大神宮店」の交差点を左折すると間もなくです。(バス停もコメリの前にあります)つづく ~清々しい朝にお参り~安房神社に近いお宿オーベルジュ オーパヴィラージュ たてやま温泉 千里の風
2024年07月03日
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野島埼灯台の次は、「白浜の屏風岩」を見たくて、場所を探しました。野島埼灯台から大神宮(安房神社)の方へ進んだ海岸にある…と、「場所」自体は分かっているのですが、「駐車場所」が見つかりません。館山駅で出発前に観光案内所で聞いたのですが(自治体が違うので問い合わせてくれた)、夏は近くのキャンプ場の有料駐車場に停められるが、この時期(3月)は閉鎖しているとのこと。昨年も見に行く段取りを考えたのですが、バス停はすぐ近くにあるのですが、バスの本数が1時間に1本。バスがない代わりに相の浜(大神宮)から歩こうと思ったが、40分ほどかかると教えられたので断念したのでした。今年も近くでは見れなさそう…。仕方なく、なんとか車を停められる場所を見つけて、望遠レンズでチラ見しました。 それらしい岩が見えましたが、これは「屏風岩」ではなく「洗濯岩」という奇勝らしいです。白浜の屏風岩は、押し上げられてきた太平洋プレートが大きく押し曲げられた「褶曲」(しゅうきょく)という地質構造となり、砂などの柔らかい部分が侵食されて、堅い部分だけが岩として残ったもの…だそうですが、こちら洗濯岩もほぼ同じでしょう。 先に見物した「川口の屏風岩」よりも露頭になっている範囲は狭いようですが、岩の高まりは大きそうです。これは、屏風岩ともども近くで見てみたかったな。さて、ごく短時間の滞在ののち、レンタカーをもうちょっと走らせ、次は安房神社へお参りしましたつづく
2024年07月02日
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