スウィングガールズ その2


この話が来たのは6月だったかな?7月だったかな?(記憶にない)すでにこの映画は知っていたので、試写会で演奏するって聞いたときは、とにかくうれしかった。しかも映画出演者が舞台挨拶をするって聞いて、「だれが来るんだろ~」って感じで。映画もタダで見れるし・・・。

で、曲は「インザムード」「ムーンライトセレナーデ」「A列車で行こう」「シングシングシング」の4曲。後日楽譜が届いて、見たら・・・。インザムードの編曲がかなり変わってる。これやるの?って思った。合わせが2回か3回くらいしかできないので、市販の楽譜使った方がいいと思うけどな~。
いろいろ話し合った結果、インザムードは市販のものでOKってことで・・・。
シングシングシングについても、いくつか楽譜の候補があったが、オリジナルに一番近いものが、ニューサウンズのものだった。吹奏楽の楽譜だが、サックス、トロンボーン、トランペットはほぼ同じ。これならってことで、ニューサウンズのものを使用することでOKとなった。
A列車で行こうは、シャープ&フラッツの楽譜をやる予定だったが、なんと映画出演者と映画監督が一緒に演奏したいと言ってきたらしい。おおお~って感じだったが、楽譜は映画で使用されたものでお願いされた。後日その楽譜を見たら、ウンウンいいんじゃない?ってことでそれで決定。でも9月9日にも試写会演奏があって、そっちは自分らだけになるので、シャープ&フラッツの楽譜もやろうってことになった。


2004.10.02
リハはたしか3回ほどやったと思う。舞台挨拶が、矢口監督と、主演の上野樹里さんだと聞いた。しかもいっしょに演奏すると。このときは8月上旬だったが、一ヶ月先が待ち遠しかった。

とりあえず、リハは順調にすすんでいった。学生ではないのでなかなか全員そろうことは難しかったが、みんな音楽の専門家ばかりなので、初見でもなんの問題はないし・・・。ただ、フレーズのニュアンスをそろえないといけないので、そういうところは全員集まっていたほうが都合がよかった。
強いていえば、基本的にクラシックを主体に活動している人が多く、ジャズのニュアンスがちょっと・・・と思ったが、さすが音楽の専門家、その日のうちにTopの演奏にピッタリと合わせてくる。ベンドさせたり、ビブラートしたり、グリスアップするなどのクラシックでは使用しないテクニックはともかく、パートごとにそろってくればけっこういけると思った。

今回は、いろいろなジャンルの専門家が集まってのビッグバンドだったが、自分としてはいろいろ勉強になったと思っている。

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樹里さんと演奏5


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