丑寅おじさんの開業奮闘記

丑寅おじさんの開業奮闘記

介護事業の成功には


仕事は始まりません。
介護保険の利用者はどの事業者を使うかを自由に選択ができるわけです。
ですから利用者から選ばれる事業者にならなければなりません。

そのためにはマーケティング活動やヘルパー雇用管理に留意し、
さらに次に挙げた項目の質の向上に努めてください。

1.サービスの質
 自立することを支援していく介護サービスの本旨にのっとり
 利用者が自分の望む生活を継続的に実現していくために
 支援するという介護サービスには、高度な専門性が要求され、
 利用者に安全、安心を与えられるようでなければなりません。

2.人材の質
 人を対象とするサービスの提供ですから、その質を担保するには
 人材の質が欠かすことが出来ません。
 継続的サービスの提供を考えれば、質だけでなく量的な面の充足も
 必要です。
 常にスタッフの知識、技術、対応能力など多くの要素について
 向上させるように努めていくことが、求められます。
 これらには、国からの助成金を受給できる場合があります。

 主なものを以下にあげておきました。

 ☆介護基盤人材確保助成金

 ☆介護雇用管理助成金

 ☆介護能力開発給付金

3.経営の質
 経営の質は起業したばかりでは「経営者の質」と同義語です。
 企業としてのミッションステートメント(使命)を明確にし、
 企業理念を掲げて職員が共有化していくようにしまよう。
 その使命、理念をもとに経営戦略が設定されていくわけです。

これらの施策に配慮して、介護ビジネスをスタートさせますが、
経営者としては「介護保険を越えた事業展開」も考えてください。
介護保険外のサービスを取り入れて、介護保険サービスと併せて
提供する事業者となってビジネスの幅を広げてください。

あとは、起業する方のビジネスセンスによります。
成功をお祈りいたします。


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