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2004年09月の記事
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カセット本
私はいまだにカセットウォークマンを愛用しています。なんとなく、CDウォークマンの波に乗りそこない、そのままです。まあ、ラジオ講座を録音したものを聞くには、カセットが手っ取り早くていいんですけどね。近所の図書館で本を借りこんできたついでに、カセットブックのコーナーにも手を伸ばしてみました。すると･･･いや～、結構ありますね。いろんなジャンルが。つい借りたのが、禅の鈴木大拙氏の講演テープ(昭和38年!）。どんな声をされているのか、すごく興味があったのですが、相当なご高齢にもかかわらず（しかもお耳が聞こえないにも関わらず）美しい日本語・英語でびっくりしました。いえ言葉のみならず、40年前にすでに、東洋の感じ方(考え方と、ちょっと違う）を二元論の欧米に届けようとされていて、その内容の古びないことに、やはり感じ入ってしまいました。これぞ、日本が世界に伝えたいことのひとつ！･･･と妙に興奮してしまいました(笑）。他にソニーの創業者盛田氏の経営に関するもの。子どものころ読み損ねた十八史略（『十二国記』に影響されたというのが、本当のところ）うわ～、カセットブックってすごいじゃん。字を読めないときにも、音なら取り込めるし（熱出してるんです・笑）。余計なことを考えてしまう時にも、耳に栓して、栓からポジティブなことを聞くようにすれば、朝になって「なに悩んどったんじゃ？アホみたいなことで3時間もぐじぐじしてた･･･」ということが回避できるかもしれません。(回避できました。熱出すと気弱になるんです･･･）80年代の日本式経営の、すばらしい点をうんと堪能しました。よ～～し！！
September 27, 2004
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つきのわ徒然日記
22:30読破＆反映目標60冊の本のうちの、10冊ほどをクリア。メモをつけて、分類して、計画書に反映する。数冊を同時進行で読むので、あちこちに本が散らばっている。うわ、難しそう･･･と思った瞬間居眠りをしていた。人間は、聞くと自分の枠を超えてしまう情報に接すると、反射的に自分を閉じる＝眠るそうだ。じゃ、ここは注目ポイントってことかな。顔に床の模様が、ばっちり食い込んでいた。23:50なぜか、急激に梅干の世話をしたくなった。土用のころの日差しがあまりに強烈なので、秋に干そうと思いつつ漬けっぱなしだった梅。放ったらかしにしていた･･･。夜の夜中、しかも明日から雨っていうのに、猛然と干したくなったのだからしょうがない。これは、梅に呼ばれたのだもの。浅いカゴに、ペーパータオルをひいて梅を置き、軽く紙で覆って外に出す。昼の陽気も夜気も、3日分吸わせることが大事と聞いたので、そのようにする。おいしく、フルーティな梅干になってね～～。13:30仕事も一段落。軽い整体もして、足の痛みはとれている。食事もした。･･･なのに何か足りない。イライラしている。理由はこれだ。企画が済んで、力仕事だけになったものが残っていて、進んでないことにイラついているのだ。どれ、やるか･･･。これがイライラ解消の一番の妙薬。15:30更に一段落。冷凍室で保存している卵の白身を使って、ケーキを作る。我が家で納豆を食べる時に、卵の黄身を使うのだが、白身は使わない。捨てるのはもったいないので、容器に入れて凍らせて5個分集まったところでケーキにしてしまう。通常の全卵ケーキより、ちょっと固いのがナンだが、シロップをしみこませたり、フルーツを多めにつかってごまかす･･･。今日は栗のペーストも作りおきしているので、モンブラン風といこう。間にバナナをはさんで、上には栗クリームをたっぷり塗って、その上に栗の渋皮煮をちらして･･･。お、おいしそう･･･。22:30この数日、我が家で共に暮らすクモと遭遇。蚊が多いので、クモはとてもありがたい存在だ。踏まないように、部屋の隅にクモを誘導する。とらじまは「こら、飼ってやってるんだから、ちゃんと仕事しろ！」とクモに言う。「誰が飼われとんねん。ちゃんと自給自足しとるがな！」と私がクモの気持ちを代弁する。
September 25, 2004
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問うべき質問9：この選択は「自分は幸福になる」ことに信を置いたものか。それとも、不安や恐れに操られたものか。
『選択の瞬間』の質問の9つ目です。（原文はIs this an act of faith?)「faith」･･･これ1語だと、日本語にしにくいと感じる言葉です。信仰という意味でよく使いますし、また信仰を持つことが当然の価値観の場所と、日本では同じ言葉が同じ意味を持てないですから･･･。（実は自分も含めて日本人はとても信心深いなあ、と思うんですが。）『選択の瞬間』の文脈から、こんな風にしてみました。「この選択は「自分は幸福になる」ことに信を置いたものか。 それとも、不安や恐れに操られたものか。」まずは引用ですが「多くの人は信念の置き場所をまちがえています。 幸福になるという、生まれつき与えられた権利を信じるのではなく、 苦痛を、過去を、後ろ向きな考え方を信じています。 自分は哀れな犠牲者になると信じています。目標におよばないだろうとか、裏切られるだろうとか、 思いどおりの人生は送れないだろうと信じています。(中略） 後ろ向きな考えや欠点、自信のなさを信じれば、成長し変化して、 本当ならそうなれたはずの神聖な存在として花開く機会を、自分から奪うことになります。」思考は現実化する･･･本のタイトルだったと思いますが、ポジティブな思考も現実化するし、ネガティブな思考だって現実化しちゃうわけですよね。おそらくこれは「あ、いまおばけのこと考えちゃった。こわいよ～。」というような一過性のネガティブな（これ、適切な例かな？）思考ではなくてネガティブな思考を養い育てる、土壌のような部分を指しているのだと思います。自分がしていることに、どこか・裏切られるんじゃないのか？という不安や・うまく行かないんじゃないか？というおそれがあると例えば人との関係で、不安やおそれを前提に、人の言動を受け取ってしまうことになります。あるなあ～～。自分で書いてて、思い出しちゃった。私のあの反応は、「裏切られるかも」不安がベースにあるなあ。「批判されるかも」っておそれもあるな。混ざってるかもしれん。私が不安と恐れベースで反応すると、キーっVSキーっの、ぜひとも関わりたくないやり取りになってしまうわけで･･･(苦笑）。本当はそんなやり取りにならないで、建設的な、暖かな、たのしいやり取りになりえたかもしれないのです。ああ、もったいない！！で、今の私は、これらの「不安おそれ」から、まあったく解放されてません(笑）。どっさりかかえてます。だけど、不安おそれ起因の自分の反応と、自信や「なんとなく、うまくいくって思う」に信をおいた反応との、区別はつくようになりました。よって、自分の言動を、「自信に信をおいたもの」で満たそうという努力はできます。この選択は「自分は幸福になる」ことに信を置いたものか。それとも、不安や恐れに操られたものか。あ、いかん。今「不安」に乗り移られてたわ。この着ぐるみ脱いで、「アタシは幸せ！」の旗振りながら、もういっぺん考えよう･･･という具合。最初っから全部うまくはいかんけど、ひとつでもふえたら、ええねん。（↑後ろでウルフルズの「ええねん」がかかっています。すぐ影響される･･･）思考は現実化しちゃうのだから。
September 24, 2004
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問うべき質問8:この選択は自分を愛する行動か？それとも自分を妨害する行動か？
本日は朝から眠いまま･･･。ひと休みのつもりが、気がついたら夕方･･･。眠りこけておりました。夜眠る前に「○○についてよきアイディアが出るように、潜在意識よろしゅう頼むデ」と言って眠るようにしています。不思議と「何か」がわいて出るのですが、昼寝のときは油断して何もせず･･･。眠気はとれたけど、疲れたままなのはなぜ～～～？？？『選択の瞬間』の質問の8つ目です。（原文はIs this an act of self-love?)「愛する」という言葉は、考えれば考えるほどよくわからない言葉です。（同じ「わからない」でも、むしろ「大悲大慈」とかの方が、結局はピンと来そうな予感がするぐらい･･･。）ここでは「自分を大切にする」「自分が誇りをもって立つことを促進する」なんて意味にとろうかと思います。さて、「この選択は自分を愛する行動か？ それとも自分を妨害する行動か？」「(自分を愛することは）これは大半の人が直面している、もっとも困難な使命である --私は心の底からそう思っています。 人間としての神性に誠実であれば、当然のこととして、真の自己への愛を反映した選択をし、 与えられてしかるべき贈り物を自分にするはずです。 いまのあなたの自分に対する認識は、過去に行ってきたすべての選択の結果です。 つまりあなたに対するあなた自身の評価に納得がいかないとしても、 それを変える力はあなたが握っているのです。」長い引用になりましたが「自分を愛する」ことの背景を知ることが、この質問を使いこなす助けになると思います。この上で「では、自己愛（本ではこういう表現です。）を選ぶとはどういう意味でしょうか。 日々の生活の中で納得のいく選択をすること。 自分の目をまっすぐにみて、それはもっとも自分のためになる選択だったと確信を持って言えるということです。」私はここを読んで、「自分を愛する行動か否か」の基準で、選択をするイメージがしやすくなってきました。なんというか･･･自分を止める選択をたくさんしてきたなあ、と思います。しんどさのあまり自分を止めるのですが、なに、止めた方がもっとずっと自分を苦しめてるんですがね(^^)。（本家つきのわにゃんこが先に逝ってしまったとき、 私は短い期間にせよ、自分の時間を止めてしまいましたし～）ま、そりゃそれでよいのです。気づいて、進める出会いがあったので～～これがわかった。 自分を止めるしんどさ＞自分を止めずに進むしんどさどっちがいい？(笑）ちなみに自分を止めない選択をすると、もれなく自尊心と自信がついてくるとしたら･･･(^^)今現在も、私は自分を止めたくなることがあります。それもしょっちゅう(笑）。結構な頻度で、止める方へ誘惑する考えを追い出して、進む方へ導く考えを心に取り込む努力をしています。ついでにこれも入れるようにします。「明日の自分に対する認識は、今日行うすべての選択の結果だとしたら、 私は何/どれ/どっち/を選ぶかい？？」
September 23, 2004
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少女マンガは、あなどれん
今日は日記的に･･･。仕事の企画に必要な本を買い込み、図書館で借り出し、とりあえず関連本60冊を読むってことで動いています。60冊読むと、ある程度こなれるというか、そのトピックに関して、どっちへ展開していくことも可能という状態になりそうです。ってなわけで、古本屋に行ったのですが･･･少女マンガは大いなる誘惑でした。中学生からマンガを読み始め（小学生のころは、禁止だった）、ストーリーは勿論、セリフも覚えこむぐらい入れ込んでいた高校生のころ･･･。その当時の愛読書が、ずらっと並んでいるわけで･･･。立ち読みしちゃいました（笑）。「ガラスの仮面」（演劇）、「サラディナーサ」（スペイン・アルマダ敗北）、「火輪」（中国神話が題材）、「メイプル戦記」（女子チームがプロ野球が乱入したら･･･）以下略。思考パターンが割れてしまいそうな、ラインナップかも（苦笑）。当時自分が大事に考えていたものが、少々褪色しつつも、そこにある、という感覚を味わい、学生時代の友と語り合うような気分でした=^_^=。さて、本日のタイトルですが･･･。「あなどれん」と思ってしまったのが、「ガラスの仮面」です。いまだに未完（だよね？）の、演劇スポコン大河ドラマなんですが、「おお」と思ったのが主人公のオーディションシーン。（詳しい方へ：「ふたりの王女」のオーディションです。）舞台のオーディションで、様々な「演じる」課題を与えられて取り組む主人公なんですが、「審査員という名の観客に、どうしたら楽しんでもらえるかって思って、こうしてみました。」というセリフがありました。かなりシビアな状況にある主人公。しかも当該オーディションも、すべりこんで受けられるようになったという状態。まわりは有名な、実力ある女優ばかり。この背景で「どうしたら楽しんでもらえるか」が、自然に出るか、マヤちゃん（←主人公）。あなどれん。改めてあなどれん、と思いました。「舞台のオーディション」を「企画のプレゼン」に置き換えても、同じですからね～。私に、君とおなじセリフが言えるかな？えへへ、言っちゃうもんね～。この考え方で組み立てたらいいんだ～。マヤちゃん、アドバイスをありがとう！！マヤちゃんを筆頭に、容赦ない女提督や、竜や、一見能天気で現実的な野球監督や、忍者の末裔のコーチや･･･。私の高校時代の友たちは、気合が入ってます（笑）。15年以上たっても、君らの友でいられる私だろうか？今日もがんばるよ。
September 20, 2004
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問うべき質問7:この選択は私に力をあたえるか？それとも私を無力にさせるか？
『選択の瞬間』の質問の7つ目です。（原文はDoes this choice empower me?)問うべき質問5の「私の生命力を強めるものか」に、似た言い回しですが、5の「生命力」は、活力、気、エネルギーを満たすこと7の「力」は、自分が自分を支えるに足る強さを、持ち合わせていると知ることという違いがあります。この焦点の違いが、質問で照らされる部位を違えることになると思います。「この選択は私に力をあたえるか？ それとも私を無力にさせるか？」empower･･･エンパワー。日本語でもそのまま使うことがありますよね。私がこの言葉をはじめて知ったのは、『「ノー」をいえる子どもに』という、CAP（子どもが暴力から自分を守るための教育プログラム）についての本で、でした。子どもが暴力の被害にあうことを防いだり、被害にあってしまったときに、その事実を告げることができる状態であるために、子どもの無力感や依存心を、減らすことが重要としています。その過程に「力づけること=empowerment」という考え方があり、なるほどパワーを高めるということか、と納得した覚えがあります。自分が自分を支えるに足る強さを、持ち合わせていると扱うこと。私に力があたわっているという感覚は、「無力感やあきらめが体に残っておらず、自分の足ですっくと立っている」感じです。（足は4本かな？）顔はやや前方を向いて、肩に無用な力が入らず、太ももや足首がそっくりかえっていない状態。「ああ、やってしまった」「どうせやっても無駄だし」と思っているときには、すっくと立ってないですね！！では、基点の「すっくと立っている」状態から、肩にリキが入りすぎて凝っているとか、うなだれたポーズに行き着くまでの選択の中に、これを問うべきことが入っているのか？？「この選択の結果、私は自分が強くなったと感じているだろうか？それとも弱くなったと感じているのだろうか？」ふと思いつくものだと、遅刻したときがモロに該当します。ものすごく罪悪感を感じていて、顔は前なんか見てないです。電車の発車信号を猛烈に責めていたりして･･･。遅れる状況を創り出すものには、「私は忙しくて時間に追われている」という感覚があると思います。あ、ほら、「私は弱くて時間の制約には無力だ」ってことですよね。この無力感を一掃してから、遅れないようにするか。とりあえず遅れない算段をしてみるか。多分、後者の方が簡単なんですよ。現在トライ中の経験から言っても、後者が簡単です。で、遅れないようになると、無力感もなぜか、減るんです。これが。理由はよくわかんないんですけど･･･行動療法みたいなものかもしれません。この選択は私に力をあたえるか？それとも私を無力にさせるか？まずは肩の力をふわっと抜いたところから、1回だけ、その姿勢を維持することを考えて選択してみたいと思います。
September 18, 2004
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問うべき質問6:私はこの状況を、成長と進化の触媒として活用する意志があるのか。それとも自分を痛めつけるために使うか？
『選択の瞬間』の質問の6つ目です。歯医者さんに行ってきました。思いのほか早く終わり、痛みもなくすみました。う～ん発音もしやすくなったし、行ってよかった！！私は顎関節症なんです。原因はイマイチよくわかりませんが、症状がひどかった時は、凶悪な倦怠感と痛みで、よく寝込んでいました。専門の歯医者さんにめぐり合ってからは、うまく共存することが出来るようになり、フツーに暮らしています。これのおかげで、発音の際の筋肉の使い方に、強い関心を持つようになりました。とはいえ、余計な痛みはない方がいいので、10歳以上のお子さんがいらっしゃる方は、ぜひかみ合わせに注意を向けてあげてください。（私が発症したのが10歳ぐらいなもので･･･）顔にゆがみはないか、前歯の縦のラインが一直線上にあるか、常に首をかしげるくせはないか･･･などがサインになると思います。さて･･･「私はこの状況を、成長と進化の触媒として活用する意志があるのか。それとも自分を痛めつけるために使うか？。」原文は"Will I use this situation as a catalyst to grow and evolve?"「目の前で繰り広げられる人生のドラマに気をとられて、 起きた出来事を成長の促進剤とするどころか、自分に何か落ち度があったために そのできごとが起こったのではないかと考え、自分を痛めつける手段に使うことは簡単です。」･･･あいかわらず筆致鋭く、えぐってくれます=^_^=。うまくいかないことや、感情を傷つけるような出来事が起きるたび、私はほぼ自動的に「自分のせいだろうか？」とか、「自分の何がまずかったからか？」と思っていました。点検・確認というノリではなく、自分が悪い（かも）と思うことで、自分を痛めつけるというのが、もうまさにぴったりの表現･･･。この質問の章を読んだ時、自分のことかとびっくりしちゃいました（笑）。しかし、それだけたくさんの人が、しかもこの本の著者はアメリカ人ですからたくさんのアメリカ人が、この思いに捕らわれているんだなあと、改めてびっくりでした。「自由意志は、自分の経験をどう受けとめるか選ぶ力を、わたしたちに与えます。」どう受けとめるかは自分次第･･･とよく言いますし、また耳にタコが出来るぐらい、よく聞きます。しかし、自ら「自分を痛めつける」受けとめ方をする人が大半で、自分もその傾向がある･･･ってな場合。「自分次第」の言葉だけで、別な選択肢があることに気づけるケースは少ないでしょう。別な選択肢の存在に気づいても、それがどんなものなのか、わからないことも多い。じゃあ、どないすんねん？私には、「今までとは違う選択があるはず。それを探すぞ。」と決心するのがステップ1。他の人がどんな選択をするのか、話を聞いたり、本で読んだりするのがステップ2でした。そうしているうちに、ネガティブに見える状況を、しっかり成長の触媒にしている人と出会いました。今は、その人を見ながら「ほ～、こうするのか！」「なるほど、そう出るといいのね～」という具合にマネしつつ、アレンジしつつ、自分の新しい芸風を創ろうとしています。電化製品の取扱説明書を読みながらいじったり、すでに操作できる人に、操作方法を見せてもらっている感覚に近いかも（笑）。私はこの状況を、成長と進化の触媒として活用する意志があるのか？触媒は、それ単品では何も起こせないけれど、変化の中にあるとその変化を劇的に速める性質があるものです。そして状況は、それ自体が何かを起こすものではなくて、自分が触媒とする、と決意して触媒の働きをさせるもののようです。そう、結局は自分次第。でもその意味がわかったぞ。
September 16, 2004
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問うべき質問5:この選択は私の生命力を強めるものか。それとも私のエネルギーを奪い取るものか。
『選択の瞬間』の質問の5つ目です。原文は"Will this choice add to my life force?"Life force フォースと聞くと「スターウォーズ」を思い出しちゃいます。映画では、一種の超能力っぽい･･･感じがします。フォースとか、コスモとか、サイコキネシス＆テレパシーとか（どんどん古くなるな･･･）聞くとつい、燃やしてみたくなるんですけど（笑）。でも、日々の暮らしの中でも「ライフフォース」を感じることはあります。感じるのは、フォースが枯渇したときか、みなぎっている時か、両極端のことが多いのですが･･･。「この選択は私の生命力を強めるものか。 それとも私のエネルギーを奪い取るものか。」私たちの選択は「どの選択も、わたしたちの生命力を強めるか、あるいは活力を奪うかのいずれかです。」･･･さらっと書いてますけど、著者のこの言葉は容赦ないですねえ～～～。私が今ここで、楽天日記書いているのも、風呂あがりに梨を食べようとするのも（初物～）足が痛み出したから、整体体操をしようとするのもすべて生命力を強めるか、あるいは活力を奪うかのいずれか、なんです。ここで言う「生命力」は、寝る前にモノを食べたら太る～とか、そういう話だけではなく（いや、気にはなってるんですけど･･･）フォースとか、コスモとか、サイコキネシス＆テレパシーとかを、大きく燃やすか、水ぶっかけるか、ということだと思います。これらの燃やすものの「燃料」は、自分しか供給できないってのがミソだと、最近とみにそう思います。聖闘士もバビル2世も、一見「誰かのために」戦うし、燃やすんですが実生活でそれをやると、燃え尽きてしまう。「誰かのために」ってのが、ややこしい。「誰かのために」自分がゼヒともそうしたいから戦う、というのでなければつまり、その「誰か」にエネルギーを充填してもらうことを期待しているとエネルギーは、すみやかに枯渇してしまいます。なぜなら、燃料供給ができるのは、自分だけだから。日常で「ライフフォース」を感じるのは、フォースが枯渇したときか、みなぎっている時･･･というのは私が、この点を押さえた選択をしていないことがあるからでしょう。誰かに充填してもらうことを期待している。非常に効率の悪いシステムですね。なんせ自社生産できるものを、わざわざ外注していて、しかも納入不可能なんですからね～。しかも･･･カッコ悪いし。この選択は私の生命力を強めるものか。それとも私のエネルギーを奪い取るものか。これを自分に質問するのは、ケーキをもう1個食べたいかも、と思ったとき（だけ）ではなく相手との関係で、私がどこに立っているのかを、吟味したいときです。
September 13, 2004
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問うべき質問4:私は正しいものを見出そうとしているのか。それともアラ探しをしようとしているのか。
『選択の瞬間』の質問の4つ目です。今回はタイトルにちょっと悩みました。原文は、Am I looking for what's right?直訳すると「私は正しいことを探そうとしているのか？」という感じです。『選択の瞬間』の本文には「私はよいところをみようとしているのか。それとも気に入らないところを探そうとしているのか」とあり、なんとなく、同じところで悩んだような気がします（笑）。「私は正しいものを見出そうとしているのか。 それともアラ探しをしようとしているのか。」今、目の前にあるもの、起こっていることに、イチャモンをつけようと思えば、軽く300万個ぐらい見つけられると思います（笑）。しかし「おおっ！」ということも、少なくとも300万個はあるはずなんです。ただ、イチャモンの対象の方が、目に入りやすかったり、語りやすいだけで。また、イチャモンの対象は「大事にされてない自分」「かわいそうな自分」･･･という思考パターンと、シンクロしやすかったりします。あ、これ、私の場合です。例えば･･･昨夜はとらじまが夕食係。でも、後片付けがまったく眼中にない作り方･･･。ああ、ご飯をたいたなべは、ちゃんと水につけとけよ。カパカパになったら、洗うのにどんだけしんどいか！あああ、炒めたあとはレンジ台ひとふき！！もう、これも乾くと始末がしんどいっちゅうねん。（以下略）も、ぜったい夕食の後片付けはしない！！と決心した私でした。ったく、片付けのこと何も考えてないんだから。･･･しかし、お腹がくちくなってみると･･･。・大体、夕食つくってくれるダンナなんて、ありがたいかぎり。しかもおいしいし。・私が仕事していて、夕食作らないときも、文句も言わずに協力してくれる。やっぱ、ありがたい。・後片付けがしやすいようにしてほしいって、私、言葉でリクエストしたこと、あったっけ？ ･･･ない。じゃ、期待どおりになるわけ、ないじゃん。なんのことはない。お腹がすいた私が、イライラしていただけでした（笑）。確かに、とらじまは後片付けのことなぞ、これっぽっちも考えずに調理していたと思います。しかし、彼は協力してくれていたわけです。これは事実。タイトルを「正しいもの」とするか、「よいところ」とするかを迷ったのは、これが理由です。「よいところ」というより「自分の目に入っていなかった、まぎれもない事実」という意味をこめて「正しいもの/こと」と書いて、自分に定着させよう。結局こういう背景のもと、このようになりました（笑）。え？後片付けですか？あはは、頼んでやってもらいました。私は別の仕事をして、とらじまに「カパカパご飯」を洗う経験をしてほしい、と頼みました。きっと、二度とやりたくないんじゃないかな（笑）。目の前に起こること、自分を取り巻く環境で、不都合はいっぱい、あるでしょう。それは「いいこと」があるからって、チャラに出来るものじゃないし、チャラにしようとすべきものでもないです。が、不都合以外のことも、ちゃんと存在していることを感知するセンサーは、常に磨いておくと、ラッキーだと思います。このセンサーは、不都合を改善したり、不都合を新しい目で見る機会を、虎視眈々とねらうのに有効だから、です。
September 12, 2004
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問うべき質問3: 私は自分の意志を貫こうとしているのか。それとも誰かを喜ばせようとして、選択権を捨てるのか
『選択の瞬間』の質問の3つ目です。昨日の日記を書いた後、私は長い間放置していた、矯正歯科の予約をとりました。発音しにくくなってるな～、と思ってから1週間。原因はかぶせているものが取れてしまったため。･･･ここまでわかっていながら、行動するのにはずいぶんな時間がかかってます。最初は、足が動かなかったためマジに「出かけるのが不可能」だったのですが（笑）、それをいい口実にしていましたね。長い間、定期検査に行かなかったから、きまり悪くなっていたのが、本当の原因（笑）。（歯医者でいたいのは、わりと平気･･･）さて、「私は自分の意志を貫こうとしているのか。 それとも誰かを喜ばせようとして、選択権を捨てるのか。」原文は"Am I standing in my power?"本日のお題も、結構キツいです。誰かを喜ばせるために、自分のしたいことを我慢する･･･。ほぼ、無意識の選択になってると思うんですよ。なぜなら、それが「正しい」ことという風潮の中で、私たちは生きているから。ちょっと話がそれますけど、昨日変な夢をみたんです。人の夢の話なんざ、聞きたくもない話の代表選手でしょうが･･･ちょっとおつき合いください。私が歩いていると、正体不明の一群に囲まれます。私は逃げ出しますが、相手は銃を持っていて、撃ってくるんです。（なぜか、小学生の時の「空気鉄砲」と同じ音がして、タマがあたっても、痛くないんですけどね。）「マトリックス」さながら、私は銃撃をかわし（さすが夢）、家に逃げ込みます。その後少しして、ピンポンとドアチャイムが鳴ります。誰かと確かめると、なんと空気鉄砲の相手！誰が入れるかボケ、とドアを開けることを拒否すると、家にいた友人達がびっくりして「なんで？どうして入れないの？」と言います。へ？自分を（たとえおもちゃとはいえ）うとうとした相手を、なんで招かないかんねん？？と思うのですが友人達の抗議を聞いているうちに、ドアは開けないまでも、ついトーンダウンしてしまう私。「私の方がおかしいのかな？」目が覚めた後、なんとも妙な気分でした。ひっかかったのは、もちろん最後の部分。どうして私は、トーンダウンしたんだろうか？周りの要求に、自分の必要やら欲求をひっこめている様子が、相当リアルです。しかも、アホみたいな状況（の夢）とはいえ、一応生存がかかってるというのに･･･。ものすごい、腹たつ！！！誰に？譲歩した自分にもそうだし、夢の中の友人達にも！！私にこんな我慢させるなんて！！！これだ！！今日の問うべき質問「私は自分の意志を貫こうとしているのか。それとも誰かを喜ばせようとして、選択権を捨てるのか。」の勘所は、ここじゃないだろうか？自分が心底から必要としているものを、「誰かのために」捨ててしまうとそれが、たとえ小さなことであっても、その人と自分の関係を壊す要因になりかねない。なぜなら、自分に「腹立つ～」という感情が蓄積するから。もちろん、譲歩することがなんでもダメ、という話ではありません（笑）。それが自分の意志だ、と体の芯で納得していたら、それは意志を貫く決断ですしね。もし「しょうがないか」「どうでもいいや」という言葉が、自動的に頭に浮かんできているならちょっとこの質問をしてみると、違う答えがでるかもしれません。「私は自分の意志を貫こうとしているのか。 それとも誰かを喜ばせようとして、選択権を捨てるのか。」
September 10, 2004
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問うべき質問2: この選択は長期的な達成感をもたらすものか。それとも一瞬の満足のために望ましい未来を奪うものか。
『選択の瞬間』の質問の2つ目です。机の前にこの質問をはっていますが、いざ質問がほしくなるのは、なぜか机にいないとき（笑）。持ち歩けるように、カードにして財布に貼るつもりです。「この選択は長期的な達成感をもたらすものか。 それとも一瞬の満足のために望ましい未来を奪うものか。」原文は"Will this choice bring me long-term fulfillment?"・早起きをすると決めたのに、眠ってしまった。・甘いものを食べるのを減らそうとしたのに、ほぼ無意識にクッキーをつまんでしまった。・メールの返事を先延ばしした。･･･気になるのに。まあ～、例には事欠かない！いくらでも出てきそうです。ここで、私が今いちばん格闘しているのは、早起きです。夜おそくまで本を読んでいたからな～。ま、起きなくても困りはしないし、第一、寝不足はよくないよ･･･とこれまた正当化の言葉も、事欠きません。すごいな、私（苦笑）。早起きしなくても、物質的に困ることは実はあまりないんです。夜遅くまで仕事したり、遊ぶ時間を削れば、帳尻は合います。（それはそれで、活力を削ぐのだけど･･･ちょっとおいて置きます。）しかし、「できなかった」「目が覚めたのに、眠いから眠ってしまった」「楽天日記を書く時間を朝に割り当ててあるのに、できなかった」「百ます計算、さぼっちゃった･･･」これらの「できなかった、やらなかった･･･」という感触は、すご～く嫌な気分を運んできます。嫌な気分から逃れるために、「寝不足は効率を削ぐよ～」というような、正当化がウマくなるのですが正当化が上手になればなるほど、嫌な気分の澱はたまっていきます。そのうえ（不思議なことに）利息がついてくる感じまでします。嫌な気分の利息ですから、当然のごとく、やな感じ～の利息です。私が感じるのは、無力感＆無価値感ですね。ああ、アホな選択してる私や～～～。はっはっは（笑）。眠い朝に天秤にかけるべきは、利息コミの「嫌な気分」でしょうね。「この選択は長期的な達成感をもたらすものか。 それとも一瞬の満足のために、望ましい未来を奪うものか。」無力感や、無価値感をいっぱい引きずっていると、素敵な未来の自分を達成するのに、すごくじゃま。オリンピック選手だって、腰や頭や肩に重りを100こつけていたら、すばらしい動きは出来ないでしょう。私だってそうです。分野は違えど、条件は同じ。自分に朝寝坊することをOKするときは、前日の夜にOKサインを出すようにしよう。それ以外の場合は、この質問をしてみよう。
September 9, 2004
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問うべき質問1: この選択は、希望にあふれた未来へとわたしを導くものか
『選択の瞬間』を読み続けています。この10の問うべき質問が、自分にとても機能すると思うのでそれぞれの質問に関する所感・経験などをまとめておきたいと思いました。私のデスクの前の壁には、この質問を印刷したものを貼り付けています。一瞬、一瞬の選択が積み重なって「私」を創るのだから、やっぱ、意識して選びたいですもんね。そのためには、書くこと、はって見ること、そして問うことを繰り返していくのが、一番効果的だと思うので･･･。それでは、行こか。「この選択は、希望にあふれた未来へとわたしを導くものか それとも、わたしを過去にしばりつけるものか」原文は"Will this choice propel me toward an inspiring future?"ううむ、この質問を半年前にされていたら、私は答えることができただろうか？少なくとも2年前にされていたら、まったく答えられなかったと思う～～。「未来」へ導く･･･これって何だ？過去へしばりつける、ってのは、感じがわかるからその反対のことなんだろうな、きっと楽しくて心地よいことにつながるってことだろう･･･と思ったでしょうね。今はこう思います。「未来」=「自分がなろうとしているもの」だから、未来を知っている。で、今現在の自分も知っている。今とゴールのギャップも、知っている。どう埋めるかの方法は、いますぐにはわからないけれど、進んでいくうちに、わかるようになっていることを知っている。だから、しようしている選択が、ゴールへ向かっているものか、そうでないかはわかる。ゴールに向かう選択は、大した影響がないと考えられるものも、しんどく感じるものであっても選ぶと、地に足がついた感じがしてほっとするんです。例えば･･･うまく出来なかったことを思い出して、布団の中で「ぎょえ～～～」と叫んでる時･･･。この質問を自分に問うと･･･「この選択は、希望にあふれた未来へとわたしを導くものか それとも、わたしを過去にしばりつけるものか」･･･思い切り過去過去過去！です～～。今、過去にいるのね、私。こう思うと、なぜか過去にいるのがアホらしくなる。なにが悲しゅうて、寝る時間を過去ですごさなならんねん。アホらし、やめた。眠れんのやったら、整体体操するか、アロマオイルでも焚こう･･･。その方が、まだ未来に近いわ！ゆがんだ骨格が調整されたら、痛みのすくない体になるかもしれんしいい香りで、ストンと眠りに落ちたら、寝てる間に脳がぐるぐる回るかもしれんもん。過去の出来なかったことや、うまくいかなかったことに「おぼれる」のは実は楽しいことだった･･･。だからよくやるんだ。でも、未来に向いてないことがわかった。もう二度としないかって言ったら、いや、また選択の時が来ると思うけどとにかく、基準は手に入れたよ。「この選択は、希望にあふれた未来へとわたしを導くものか それとも、わたしを過去にしばりつけるものか」
September 5, 2004
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- 本日の１冊
- 読んだ本（青木祐子）・・その百六十…
- (2025-11-25 21:14:22)
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