プライベートに制作される映画


 したがって、この内容を読んで面白いなあと思っても、そんな映画どこで上映してるのかもわからないという矛盾もあるけれど、誰かが書かなきゃ仕方がないので、とりあえずはじめます。
 へんなアジテーションだね。でも、今の時代ってさ。メジャーは何にもわかってないって思わない?テレビドラマじゃ新入社員がスゲエ家賃高そうな部屋に住んでるし、「愛だの」「正義だの」言ってるけど、彼らのテーマとしている問題が、われわれ一般人の感覚(彼らの言葉でいう大衆)とズレている。
 その中でも映画が一番ズレている。たぶん、今も分析する能力のない人たちが作っているのだろうね。
 政府はデフレスパイラルを嘆いている。ホント、僕の仕事も阪神大震災が最悪だったのに、さらにその半分以下に減っている。デフレで物の値段が下がっているから生きていられるのも事実。僕の母親なんて年金生活者だからデフレで助かっている。
 今、インフレになったら僕らは生きてはいけない。映画だけじゃなくて、すでに政府がズレてしまっている。デフレでいいじゃん。物の値段が半額になれば、給料が半額になってもやっていけるし、国際競争力もつく。
 映画の話はどうしたの?いやいや、映画であれ小説であれ、物を作る人間には、ズレのない感覚が必要だってこと。
 次は、そんな自分の周囲(社会)も個人的な恋愛も、ぜんぶ丸呑みにしたような映画を作りたいな・・・って話。


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