バカ


..




雫

やさしい笑顔

やさしい言葉

その声も

一緒に居るだけで

自然と

こぼれる微笑み



きゅうに

真っ暗になったかのような

静かな教室で


ひたすら

傘を忘れた事を

後悔しながら

外を見る



その視線の先には

誰と居るよりも

満面の笑みをした

きみと

その隣に

あたりまえのように

いる


親 友


いつも

逃げてばかりいて

始まらないまま

大丈夫って

強がって

気づかれぬよう

偽りという仮面をかぶる


きみにも

思いを告げぬまま

友にも

思いを告げぬまま


偽って綺麗な言葉で

偽って仮面な笑顔で


お 幸 せ に





しきりに切なくする雨に


傘も

雨宿りする場所も


無く


雨にうたれ


染み込んでくその雨は



深く深く



止めどなく流れる



泪に変わりました











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