Qむつ


..






「んー・・。」


家に入れて明かりをつけたものの・・

顔はものすごくカッコイイ。

ありえない


く  ろ  マ  ン  ト  




まだ起きないのかとゆうくらい、寝ている。

もちろん、葵のベットで。

明日はあいにく休みだが、これじゃぁ眠れもしない。


「でも、憎めない。・・格好良い・・。」

独り言をポツリとこぼす。



家族はモチロン居る。


が、ごあいにくさま母は忙しく、弟はゲームに夢中、父は出張。

ラッキーとでしかいえない。



「んー・・?」

寝返りを打つ。

気持ちよさそうに寝てる。

ズ ル イ ッ 。



マジマジを顔を見つめてみる。

牙は全然目立たなくて、髪の毛も普通の男性みたい。

だけど・・

この服装とマントが目立ち・・吸血鬼の印象を深くする。

瞳は、青く深い。


瞳・・?


「おっ、おきてたの!?」


「うん。今たった今。」


顔を見つめていた事に少々顔が赤くなる。


「ココ何処?」

「私の部屋・・だけど?」

そういうと、じーっと部屋を見つめる。

「なっなによ、恥ずかしい!」

「いや、女の子な「五月蝿い」

途中で言葉をさえぎられる。


「けど・・いいの?俺なんてあげて。」

「当たり前。吸血鬼がどーとかこーとかじゃなくって・・私の責任だし。」

うんうんと、自分で頷く。


くすっ。

「そ、ありがと。」

綺麗な笑顔で笑う。

だから、顔をみずただ「別に」とゆうだけにした。



「あ、話してよ!優希高校のキャプテン貧血起こさせたのアンタでしょ?」

「アンタってのやめて。名前はサテン。」

サテン?ジャパニーズ人じゃない?

あ 吸血鬼か。


「私は、光永 葵。」

そう自己紹介をしあった。


「で、サテンなの?優希高校の人を重症な貧血おこさせたのって・・。」

「そこまでやらない。俺は相手に症状が起きない程度にしてる。」


やっぱ血すうのか・・。


「一人一人回っていくんだよ。少しずつ集めてく。」

そう付け加えてサテンは言った。

じやぁ・・

「誰なの?夜の道にっていったら・・吸血鬼しか・・。」

ウーンと考え込む、サテン。

「確かに、その可能性大。でも葵じゃないんだし・・やすやす信じないよ、誰も吸血鬼なんて。」


確かに・・って葵じゃないんだしって・・あきらかにおかしい。

でもツッコムのも忘れて話を続けた。

「でも、私が信じてる。それじゃ、駄目?」

そう聞くと、目を丸くしてみている。そしたら少し声を張り上げて・・

「それって、信じていいんだよな!」

そう笑顔で。

勢いなのか、コクリと頷いた。

やったねと、叫んでいる。

すると階段を上ってくる音が聞こえた。


トコ トコ トコ


「やばいっ、隠れて!!」

「なんで?」

「なんででもっ!!」

「はぁ?」



その時・・




「騒がしい。誰かきているの?」

愉快な不機嫌な、よくわからない母の声が響いた。





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