達人のひとりごと(JKLab)

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2024.12.05
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カテゴリ: 真空管試験器
出力管差し替え可能アンプのデータをきちんと測って、資料にして残しておこうと思って、作業を開始したのだが、どうも様子が変だ。
1本の出力管のカソード電圧の値が、安定しないでふらふらしている。
出力管を差し替えてみると、その球に特有な現象とわかった。
真空管が不良になったのではないか。ピンと来たのは、このアンプは以前、​ 机から落下させたことがあって ​、真空管に衝撃が加わっていたことである。
その時はしばらくして、​ 1本の出力管が不良になった ​のであった。

問題の球を真空管試験機にかけてみる。試験機はHickok 600Aである。


問題の出力管は6CA7なので、ガイドに従ってセレクターを、6.3 JR-5347-2とセットする。



これは、第3グリッドとヒーターがショートしているときの症状だ。


ところで試しに、以前、第1グリッドとカソードがショートしてしまった球をテストしたところ、ショートは直っていた。GmをチェックしてみるとGood! である。


まあ、よくわからないのだが、一度強い衝撃を受けた球は、その後不良になったり、また直ったり、不安定な動作となるようだ。





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最終更新日  2024.12.12 15:02:59
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