ロードオブザリング


大作映画の3部作。
ついに完結しましたね。

よかったです。映像も綺麗ですし、演出なども1級品。

■内容は知ってますよね?
知らない人のために。
世界を滅ぼすという指輪を
平和ボケした(笑)戦う力などないホビット族の若者が
捨てに行く話。

■この映画をみていてちょっと怖くなりました。

この世界を滅ぼしかねない指輪って『お金』のことじゃいかな?と。
『指輪』には魔力があって、それに魅せられると自分を失ってしまう。
『指輪』を持っていると、年もとりにくくなり、力もつく。

その『指輪』の魔力に魅せられてしまったら最後、その『指輪』に
執着してしまって、心血を注いで『指輪』を取られないようにする。。
そして、その魔力はどんな高尚な人も欲しくなってしまい、耐えるのがすごく難しい。

■その指輪の主、サウロンは世界をみとおす目で『指輪』をみている。
そのサウロンの目ではないけど、
お札には『目』が入っているって知ってます?

手持ちにお札があれば見てください。
1万円なら表(キジが描かれている)側の左上、NIPPONの文字の左に
目がついている。

他のお札にも『目』が入っている。
ドルなんかにも『目』が描かれている。。
怖っ。。

■そのサウロンの部下たちはオーク。
死肉をくらい生きるオークたち。
かれらはお互いですら殺しあい、いがみあい、傷つけあう。

サウロンに魅せられてしまったものはオークと化す。

■物語をみていて、でてくる高慢な人間の王様。
部下たちが未来をかけて戦っているのに、
のんきに無慈悲に食事をとっている。

多分、見られた方ならわかると思いますが、
かなりいや~な感じです。

でも、はっと気づいてみると、私もあんまりかわらない!?

他の国で起こっている戦争はどこ吹く風。
自衛隊が命をかけて派遣されているのに他人事。

あ~、あんまりかわらないのかも・・。

■『指輪』(お金)を人は捨てることができるのか?
ちょっと、だけネタばれになりますが、
結局、捨てに行ったホビットも最後、自分の意思では
指輪を捨てられなかった。

指輪(お金)を火口に捨てるときがくるんでしょうか?

まあ、ともあれオークにならないようには気をつけようと
思った今日このごろです。


© Rakuten Group, Inc.

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: