ランチタイム


 「ふ~ん ふふふん ふ~ん♪」

奇妙な口笛を吹きながら猿野天国はろうかを歩いていた。
今は学校。そして、お昼だ。
なぜろうかを歩いているのかというと・・・

(昨日見つけた穴場は俺しか知らないだろv
 あ~v昼飯食べんのが待ちどーしーぜ☆)

っと思っていた。
だから片手に弁当箱までぶらさげて歩いていたのである。

(でもあそこまで歩いていくのって疲れるんだよな~・・・)

そんな事を考えながら歩いていると・・・
窓が見えた。
そして窓の向こうにはお目当ての場所があったのだ。

(そうか!ココから行けばいいのか!!)

そして猿野は考えつくと同時に窓の外を目指して飛び降りた。


――――――――

とりあえず・・・ 今日も天気いーな・・・」

犬飼冥はそう思った。
暖かい日差しに思わず目をつぶっていたくなる。
うっすらと肌に汗を浮かべながらパンを食べている。

(ココは静かでいいよな・・・ とりあえず・・・)

犬飼はさっき女の子たちを撒いて来た後である。
ここはずいぶん前から犬飼はお昼を食べる時の穴場として使っていた。
ここなら人は少ない(って言うか居ない)し。
なにより景色がいい。
皆がここに気がつかなかったのは多分教室から遠くて、解りずらい校舎裏に有るからだろう。

(・・・?)

なにか座っていた所の上の窓から騒がしい声がした。

(この声は・・・)

そう思って上を見上げた時だった・・・―――


――――――――――――――


「どわぁあぁぁあぁぁぁぁあぁあぁぁあぁッッッッ!?!」

猿野は足を踏み外してそのまま地面に・・・

ドンッ  ぺしゃっ

(・・・?)

思ったより衝撃はなかった。って言うより全然痛くない。
それより気になるのは・・・感触だ。
なにか地面とは別の感触。

「  とりあえず・・・ どけ。」

猿野がいるところは犬飼冥のひざの上だった。



「って犬――――!?何でこんなとこにいんだよ!!!」
「 とりあえず・・・それはこっちのセリフだ。 そして早くどけ。重い。」
「解ってるよ!!」

そう言うと猿野は犬飼のひざからどいた。

「・・・なんでここにいるんだ?」

猿野は聞いた。
なぜならここは自分だけしか知らない最高の場所だと思っていたからだ。
だからなぜ人が・・・っていうか犬飼がここにいるのかっという事が不思議だった。
こいつなら恩などもに今ごろ追いかけられていそうなのに・・・

「・・・ 静かだから。
「・・・はぁ?」
「静かだからって言ってんだろうが。バカ猿!」
「んな!? バカ猿は無いだろう!!バカ猿はッッ!!」

こんな大声を出しても犬飼ファン(!?)の女の子達がこない。
ここはそーとー皆に知られていない所なのだろう。
そこで去り野は気がついた。
いっつも犬飼といしょにいる奴がいないことに。

「おい!もみはどうしたんだ?」
「辰のことか・・・?」
「当たり前だろ~ お前等いっつも一緒にいるじゃん!!」
「・・・別に、いつも一緒ってわけじゃない。」

淡々と犬飼ははなした。
そしてさっさと弁当を取り出して口に運んだ。
もちろんパンと牛乳だ。

「ゲッ!お前パンかよ!?」
「・・・」
「聞いてんのか?」
「・・・」
「お~い!」
「・・・っ」
「め~いちゃ~ん?」
「・・・ッ  うるさい。 黙れ。」
「!? お前なぁ!パンだけじゃ栄養とれんぞ!!」

犬飼は何言ってんだ?っと言う顔をしてそのままパンを食べていた。
猿野は犬飼を見て気がついたように自分の弁当を取り出した。

パカッ

猿野の中身は三食弁当だった。
それに卵焼きやらなにやら色々入っている。

「ほれ見ろ!俺様のはこんなに豪華だ!!」
「ふ~ん」
「ってそれだけかよ!!」

しばらく猿野と犬飼は口喧嘩をしていたが少し時間がたつと2人でいろんなことを話していた。

「それでよ~その時子津がさ~」
「へ~」

その時お昼終了の鐘が校内に鳴り響いた。

「おっ!鐘がなったな!」
「ああ。もう行くか?」
「おお!間に合わなくなるからな!早くいこうぜ!」

2人は弁当(パンの袋)を片付けて窓から校内に入っっていった。
今からだと玄関まで行っている時間がないからだった。

「今日は珍しい体験をしたな!!まさか犬と弁当食うとはよ~」
「俺もだ。まさか地球外生物と食べることになるとはな・・・」
「なんだとぉ~!!!?やるか犬っころ!!」
「嫌だ。疲れる。・・・でもまぁ、たまにはこんな奴とお昼ってのもいいかもな♪」
「・・・」

その時犬飼が普段は見せない笑顔を見せた。
猿野はビックリしてその顔から目がはなせなかった・・・

「? どうした?馬鹿猿。」
「いや、別に・・・お前でも笑うのな~」
「当たり前だろ。」

そんな会話をしながら猿野と犬飼はろうかを走っていった。
野球部の誰かが見たらどういう組み合わせだ!?って驚いていたかもしれない妙なコンビだ。

「じゃ!部活でな!」
「ああ。」

そして猿野と犬飼の奇妙なランチタイムは終わった。
  だけど・・・
明日のからあの場所では昼に2人が来ていつも一緒に食べることになるなんて事は2人とも知らなかった――


――――――☆コメ☆――――――――

やっとで出来ました・・・犬猿(!?)です~vv
いや~意味がわかんないギャグ?話になってすいません(汗
提案してくれた未季さま~ありがとうv
こんな話になってごめんねv
誰かから文才を分けてほしい今日この頃でした~(笑



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