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紫式部






本日は、ムラサキシキブ(紫式部)についてのお話です。


murasakishikibu



絵は、 湿地に生えるムラサキシキブ
庭の湿地の部分に生え、秋にはきれいな紫色の果実をつけるので、好きな植物です。
草のように見えますが、樹木です。

紫色の小さな果実を互生する葉の脇から20つぶくらいつけます。冬になると、落葉しても実だけがのこり、風情を添えます。




事典:
ムラサキシキブ(Callicarpa japonica Thunb)

幹はまっすぐ伸びて、しかも強靭。げんのうなどの道具の柄や杖によく用いられ、また箸の材料としてはミツバウツギとともに古くから有名であった。
特殊な用途としては、火縄銃の銃身掃除や弾丸込めに使った唐子棒には最良の材料であった。
木曽地方ではヒモミと呼び昔は火を起こす錐に用いていた。
また昭和の始め頃までは、洋傘の柄にするため各地で買い集められた。

ムラサキシキブ属(Callicarpa)
世界の熱帯、亜熱帯を中心に約100種があり、日本には10種あまりが野生する。
学名(:Callicarpa)も「美しい果実」という意味である。

ムラサキシキブ(Callicarpa japonica Thunb)・・北海道の西南部から九州まで温帯及び暖帯の山野にふつうに生えている高さ2mくらいの落葉低木。
葉は長楕円形で長さ5cmから13cm。6,7月頃集散花序をつくって多くの小さい淡紫色の花をつける。がくは浅く4裂し、花冠は4裂、4個の雄しべは花冠から飛び出している。
花序と葉の大きい変種をオオムラサキシキブ(var.luxurians Rahd.)といい、伊豆半島、南四国、南九州、琉球列島など南日本の沿岸と台湾に分布。果序は見事。

コムラサキ(C.dichatoma K.Koch)は本州、四国、九州、台湾、朝鮮半島、中国と暖帯に広く分布。樹木で、湿地に生える。

ヤブムラサキ(C.mollis Sieb. et Zucc.)は宮城県以南の本州、四国、九州、朝鮮半島の温帯下部から暖帯に分布し、枝葉に星状毛が多く、がくは有毛で深く4,5裂する。


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