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Chinon城

Chinon
Loire_Chateau de Chinon
本日はシノン城(Chateau de Chinon) です。

Paris南南西100kmにあるオルレアン(Orleans)からさらに、ロワール(Loire)川を河口方向へ南西に110kmのトゥール(Tours)からさらに南西方向60km。支流のヴィエンヌ川(Vienne)河畔に立ちます。
シノンは一時期英国の領土でした。12世紀、フランスから英国に渡って王となったヘンリー2世が所有しており、シンノ城は彼と、その子リチャード1世によって建てられました。
英仏百年戦争(1337-1453)の終盤、1429年、敗戦色濃いフランスにおいて、救国の乙女ジャンヌ・ダルクと王太子シャルル7世が会見した場所として知られます。

ジャンヌダルクは故郷ドンレミを出発した11日後にシノンに到着。接見は成功裏に終わり、ここから軍勢を率いて、オルレアンへと向かいました。フランスの王位継承権を主張する英国王を退けて無事シャルル7世を戴冠に導きました。

城としては、現在、接見の大広間や塔、城壁などが残っているだけですが、庭園は、よく整備されています。城からのヴィエンヌ川とシノン村の佇まいの風景が素晴らしいです。

絵の塔は、時計塔で、この中の4つの部屋に、ジャンヌダルクの生涯の節目節目の記録が展示されています。

ロワール川水系には数多くのお城があり、一般公開されています。

 馬術の町:ソーシュール城
 跳橋のあるランジェ城(Langeais)、シュノンソー城(Chenonceaux)
 新旧両教徒の抗争が展開されたアンボワーズ城(Amboise)
 その他、
 ブロア城(Blois)、
 シェヴェルニー城(Cour-Chverny)、
 ユッセ城(Uses)、
 アゼー・ル・リド城(Azay-le-Rideau)、
 ヴィランドリー城(Villandry)などですが、
 歴史的圧巻は、アンジェ城(AnAngers)です。
 支流のマイエンヌ河畔に立ちます中世の城塞の面影をよくとどめています。
 『黙示録の壁掛け(ダンチュール)』が有名です。


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