turbo717's Activity 

turbo717's Activity 

Vienne_St.Stephane

St.Stephane
旅の絵をもとに随想しています。
本日は、ウィーン中心部です。旧市街地などウィーン歴史地区がユネスコの世界文化遺産に指定されています。

本日、19:00からウィーン国立歌劇場では、小澤征爾指揮で、モーツァルト:「フィガロの結婚」が演じられています。

そうです、本日1月27日は、モーツァルトの誕生日です。生誕249周年(1756~1791)。(来年はモーツァルトの生誕250周年です。)


さて、ウィーンの中心にあるのは、オーストリア最大のゴシック建築物・シュテファン寺院(Stephanskirche)です。

あまりにも大きいので(尖塔は136.7m)、絵がゆがんでしまっていますが・・(・_・;)

北塔は60.6m。南塔は136.7m(72mの高さの箇所に物見台があり、343段の急ならせん階段で登ることができます。(現在は改修中で登れません。))

絵は、もっとも国際色豊かなシュテファン広場から北を向いて描いたものです。

絵の左側は、異教の塔と呼ばれる正面左右の塔(65m)とリーゼントアー(巨人(riesen)門(Tor):Riesentor、正面入り口)です。この部分は、現存する最も古い部分で13世紀に建てられました(実際は1137年の建設開始ですが、この間建造を重ねています。) 巨人門の巨人の名の由来は、北塔建設時(1443年)にここでマンモスの大腿骨が発見されたことからです。
異教の塔とは、この塔がイスラム教の祈りの塔のような形に似ていることから。1450年以来の名前となっています。

この大聖堂で見るべきものは数多く、
 「神聖ローマ皇帝フリードリッヒ3世の墓」(1467年~1513年の作)、 「説教壇」(1514年~1515年)、ゴシック様式の「ウィーナー・ノイシュタットの祭壇」1447年などが有名です。

 北塔にはオーストリア最大の「プンメリン」という名で知られる、鐘が収められています。

ここからすぐのところに、モーツァルトゆかりのフィガロハウス(Mozart Figarohaus)があります。(来年の生誕250周年にむけて2006.1まで閉館されています。)自筆の手紙や楽譜などが展示されています。

フィガロハウス・・モーツアルト(1756年にオーストリアのザルツブルグで生まれました)は、5歳で作曲をはじめ、6歳(1762年)で、シェーンブルン宮殿ー鏡の間において、オーストリアの女帝マリア・テレジアに御前演奏しました。母の死をきっかけに、ウィーンに活躍の場を求めました。

モーツアルトは、ウィーンの中で何度も住まいを変えています。

フィガロハウスには、1784年から88年まで住み、ここでオペラ「フィガロの結婚」が作曲したことから「フィガロハウス」と呼ばれています。モーツアルトがもっとも華やかで経済的にも満ち足りた時代でありました。本日その「フィガロの結婚」が小澤征爾の指揮で、演じられているのです。感慨深いものがあります。

バスクァーラティハウス、クンストハウス、ベートヴェン記念館、芸術史博物館、近代美術館、アルベルティーナ美術館(版画)、市立公園・・シュトラウスの黄金像、ブルックナー像、シューベルト像・・・沢山の音楽ゆかりの建造物がありますので、リンク内は、札幌市の中心街と同じ大きさながら、全部見るのに、1週間かかるでしょう。

ザーハートルティ、ウィーンケーキ、メレンゲ・・甘~いもので、エネルギーをつけ、精力的にまわってください。


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: