turbo717's Activity 

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Scotland skech_3



2006.9.6 親王誕生 本当におめでとうございます。

本日は、Fraser(フレーザー城)


 Dunnottar(ダノッター城)からは運転を変わり、家人の運転です。ウインカーを出すと、まず水が出てくるわ、ワイパーが激しく動き出すわ 事件がづっと続いた車の旅でした。
ウインカーとワーパーが日本車と左右が逆になっているためです。複雑な道のりを地図から距離を読み取り、素早く現在の車のマイルカウンターと加算をし、その距離まで車を走らせ、磁石をにらみながら正確な指示を矢継ぎ早に出すというのが小生の仕事です。

が、500mも走らないうちに、早くも道に迷う。 どうして? Stonehaven町であった、Roundaboutに(ロータリー)の箇所で、農道に入ってしまった。A90という高速に入るも結局わき道が発見できずAberdeenまで戻る。気を取り直し、しっかりマイル計算と磁石をしながら道を急ぐ。
 曲がる度に、ワーパーが動くのは勘弁して欲しいと思いながら、ふと横を見ると、ハンドルにしがみつく直角に座った家人の必死の形相。
 ガソリンスタンドを捜し給油。この後は安心してFraser城までドライブできました。



Fraser Castle
Fraser Castle



 この城、1575年に起源をさかのぼる豪華なお城です。ホールには17-18世紀に使用されていた四角いピアノが置かれていました。ピアノ線が水平に矩形の箱の中に斜めに張られ、それをつまびくという形になっています。
図書館はとくに立派で、アバディーンの建築家ジョン・スミスが設計したもので、本を静かに読むスペースが出窓のようなすこし凹んだ空間で、これが室内に4,5箇所あるという特徴がある建物です。
こうした部屋の凹みはすべての部屋でもみられ、住空間を工夫した居城となっていました。要塞のための城ではなく、別荘とういう感じのお城で、周囲には広大なグリーンがあり、道からは見えないというお城です。

 螺旋階段部分は木が貼ってあり優しい感じがしました。
ホールにはリサイタルなども行える空間で、現代のピアノが置かれていました。
受付で、沢山のシャンペンが用意されていました。もうすぐ結婚式がここで執り行われるということです。バスが到着し、着飾った人のなかに、タータンを着た人が数人いました。スコットランドの風景です。このようなときも、城を開放して全部を見せていました。

 1階は子供たちの教育のためのホールや、厨房などです。フレーザー家が実際使用していた什器が並べれていました。家庭教師の部屋なども、のっぺりとした部屋ではなく、適当な窪みがあり、プライバシーを守れるようになっていました。
緑の部屋、ピンクの部屋など敷かれているカーペットの色で呼ばれていました。ダイニングルームには18世紀の家具調度が並べられていました。
厨房の壁には、100枚くらいの大皿が縦に1枚づつ並べられる棚などが置かれ圧巻でした。
日本語の説明書もあり、丁寧な記述に驚きました。お土産屋さんや、サンドイッチなどのレストランが建物の中にしつらえてありました。

 絵は Fraser Castle裏手の広場の真ん中から城を見上げたもの(南向き180° pm1:50)
よく写真にある角度の景色ですが、実は裏口です。
この反対側は正面入り口になっており、森の中を歩いて、正面に出ます。




・Dunnottar(ダノッター城)からFraser(フレーザー城)への行程
Dunnottar→A92→Stonehaven→(A957→A93→・・と行く予定が早くもStonehavenで道を失う)→B979→A90→なんと再びAberdeen!→B9119→A944→B977→Lyne of Skene村→農道をCastle Trail(看板)にそってFraser城へ

広大な森のなかをさらに数百メートルも進むと、駐車場が。70mほどの間隔で植えられた大木の列が数百メートルも続く。芝生になっており、中央よりすこし東寄りに大木に沿ってお城の正面まで砂道が続き、車の乗り入れが可能となっていますが、一般者は駐車場を利用し、そこからこの道を歩くというスタイルです。
絵はこの長い道をあるき城に到達したまさにその瞬間を描いたものです。

実はこれが裏口です。




・Kildrummy(キルドラミー城:NTS)に続く。


青字がScotland、赤字がEnglandです。
太字の部分が、本日の掲載部分です。
NTSはNational Trust for Scotland property(スコットランド遺産を保護するナショナルトラスト運動の拠点)
NTはNational Trust(イングランド遺産を保護するナショナルトラスト運動の拠点)
Lochはスコットランド語で「湖」

Aberdeen(アバディーン)→Stoneheven→ Dunnottar(ダノッター城)→Fraser(フレーザー城:NTS)→Kildrumy(キルドラミー城)→Dufftown→Elgin→Niarn→Inverness(インヴァネス=ネス河の河口)


全コースは、2006/8/23の 日記 を参照ください。


Kildrummy(キルドラミー城) スコットランドお城めぐり_その9_story(605) 2006.8.31


本日は、Kildrummy(キルドラミー城)

 13世紀に建てられた石造りの城。ジャバイト軍の本拠であったことから、1715年に決起後の破壊され、そのご廃墟に。
 ホールやチャペルは原型を留めている。廃墟ながら周囲から見えないように道路や垣根が巧みで、外から見たいと思う思いはかなわず、入城券が必要。
このあたりを指摘すると、受付の親切な女性が爆笑していた。堀は埋められたものの、窪みはのこっており、現在は芝生があたりを覆っていた。
小さな丘の上には、いくつかベンチが置かれ、眼下に広がる広野を眺められる趣向。

 このKildrummy(キルドラミー城)はCastle Trailのうちでも最重要なお城らしく、どの説明書にもまずこの城が出てくるのは歴史的背景が重要なものと思えます。
 しかし、観光客はすくなく、駐車場に2台でした。



Kildrummy
Kildrummy Castle



絵は Kildrummy(キルドラミー城)(東向き 100° pm3:10)
右が、Snow Tower。左にElphinstone Towerがあり、奥のGreat Hallにつながっています。
正面にはGateHouseの廃墟。奥左側はSout-East Towerがあり、
円Totwerを5つ持ち、全体形状は5角形の特徴をもった城です。
周囲何kmと家がなく、広野です。

すばらしい景色です





Fraser(フレーザー城)からKildrummy(キルドラミー城)までの行程
Fraser→農道→Grdhead村→A944→Mossart→A97→Kildrummy(キルドラミー城)



・Inverness(インヴァネス)に続く。


青字がScotland、赤字がEnglandです。
太字の部分が、本日の掲載部分です。
NTSはNational Trust for Scotland property(スコットランド遺産を保護するナショナルトラスト運動の拠点)
NTはNational Trust(イングランド遺産を保護するナショナルトラスト運動の拠点)
Lochはスコットランド語で「湖」

Aberdeen(アバディーン)→Stoneheven →Dunnottar(ダノッター城)→Fraser(フレーザー城:NTS)→Kildrumy(キルドラミー城)→Dufftown→Elgin→Niarn→Inverness(インヴァネス=ネス河の河口)


全コースは、2006/8/23の 日記 を参照ください。




Inverness スコットランドお城めぐり_その10_story(606) 2006.9.1


本日は、Inverness(インヴァネス=ネス川の河口)レンターカーの旅を続けています。

 Kildrummy(キルドラミー城)の近辺は広野であるが、農道というべきA97に沿って北上を開始した。
 山道であるものの、小川や刈り入れ中の麦畑や、丸くわらを束ねたロール(直径1.5m、幅1mくらいに丸く束ねた藁束)が畑のあちこちに転がり、のんびりとした風景が延々と続く。
 道から見下ろす低地部分に川が流れ、潅木が少ないながら適度に茂っており、遠くの山々の重なりとあわせると、そのまま絵になる光景である。
 このあたりは、モスクワよりも緯度が高いため、うっすらと紅葉が始まったようだ。緑の色が薄く抜け始めている。

難なくInverness(インヴァネス)市街地まで到着したが、ここで、北アイルランド地方へ向うA9と合流する。間違ってA9に乗ってしまわないように、最新の注意をしつつ市街地に入る。、例のごとく、市中は一通などがあり、分かりにくい。
 目抜き通りがハイ・ストリート。車乗り入れ禁止になっている場所で市内が分断されている。やたらと、道がくねくねと曲がる。たまたま聞いた人が「地図屋」のあるじであったが、「AAタイプのGreat Britain Road Atlas 2004版」を見せるも、これではわからんといいつつ、親切に道を教えてくれる。ネス川を渡らず、南の堤を上流方向に行けと。
back2回で、Hotelに到着。まずまず運転は成功。


 ネス川の中州が「ネス島」と呼ばれており、橋でつながれている。河口近くにInverness市があるため、潮の満ち干きの影響を受ける。引潮では、川が浅くせせらぎのようになる。そこへ沢山の水鳥やカモメがつどい、なんとも西洋な、雰囲気である。対岸(北側)の一角は、古風な3階建てのホテルなどずらっと並んでいる。

Inverness Castle(インヴァネス城)は1846年に再建されたため、いままでの城と違って、近代建築のような明るさ。これでも築160年たつというのに!
hotelはこの城の真下にあるため、登っていった。夕焼けを眺めるためしばらく、立ち止まった。
やっと、ゆっくりできるスケッチタイムである。


翌日の走行距離は140kmであるので、昼近くでも出発可能。郵便局や、タータンの服を買うための時間が取れる。なにせ日曜日なので、店の開きはam11::00と遅い。


Inverness_sunset clouds
Inverness_sunset clouds


絵は Invernessの西側の山々に日が落ちる 午後8時の風景(西270° pm8:01)
Inverness 城からの眺め。手前が、左(西)から右に流れるネス川。


Inverness_High Street
Inverness City High Street


絵は 雨のInverness市街。ハイ・ストリートからNess橋を眺望した(南西 210° am10:30) もの。
手前の遊歩道の車止めは、許可した車は通れるようになっている。柵がオートマッチックで上下する。上がっていくとき、これにのって遊ぶ中学生がいた。

遊歩道からは、坂になる。下りおりると、ネス橋につながる。
この道を左に曲がると、Inverness城。
フラワーボールは、スコットランドどこでも見かけたもの。かなり大きく、背景が隠れるほど。ペチュニアの紫が目立った。
通りの右側(北)の橋の袂のビルは建設中で大きなマーケットになりそうである。新旧がうまく入り混じった街であった。




Kildrummy(キルドラミー城)からInverness(インヴァネス)までの行程(Averdeenから160マイル=256km )
Kildrummy(キルドラミー城)→A97→(Mossat)→Rhynie→A941→Elgin(エルギン)→A96→Nairn→(B9091→Culloden Castle(NTS)→Culloden(カローデン 古戦場)→A96→Inverness(インヴァネス)→B862→hotel



・Inverness(インヴァネス)朝ぼらけ に続く。


青字がScotland、赤字がEnglandです。
太字の部分が、本日の掲載部分です。
NTSはNational Trust for Scotland property(スコットランド遺産を保護するナショナルトラスト運動の拠点)
NTはNational Trust(イングランド遺産を保護するナショナルトラスト運動の拠点)
Lochはスコットランド語で「湖」

Aberdeen(アバディーン)→Stoneheven→Dunnottar(ダノッター城)→Fraser(フレーザー城:NTS)→ Kildrumy(キルドラミー城)→Dufftown→Elgin→Niarn→Inverness(インヴァネス。インヴァ=河口)
→Inverness(インヴァネス)→Ness Island(ネス島)→Loch Ness(ネス湖)→Drumnadrochit(ドラムナドロヒト)、Urquhart(アーカート城)→Loch Cluanie→Loch Duich→Eilean Donon(アイリーン・ドナン城)→Kyle of Lochaish→Isle of Skye(スカイ島)→Broardford(ブロードフォート)



全コースは、2006/8/23の 日記 を参照ください。



Inverness-朝焼け スコットランドお城めぐり_その11_story(607) 2006.9.2


本日も、Inverness(インヴァネス)

早朝のRunのみが自由なスケッチタイムであるゆえ、毎日4時起きが続いています。しかし、6時までは真っ暗ですので、少し明るくなるのをまって、Hotelを飛び出します。
Runをしながら汗をかきつつい、スケッチポイントを捜すという感じですが、このインヴァネス。
Hotel前から、すでにView Pointですので、楽なものです。走らなくてもよいからです。
町の詳細な地図をもらうのを忘れていました。河口に行くためには相当のエネルギーが必要な筈ですが、この町、依然どこかで見た感じの町と似ていて、初めての町とは思えません。
川がたゆたゆと流れるという安心感から、川に沿ってさえいれば、いつも戻れますので、そういう気安さがあります。
うろうろしている間に、刻一刻と、日の出の瞬間が迫ってきました。
この場合のBest Positionは、道路の真ん中。しかし早朝は交通量が少なくすこし失敬してスケッチさせてもらう。

 城も浮かび上がってきました。
 街頭はまだ点灯しています。




Inverness_sunraise
Inverness Sunrise



Inverness Castle
Inverness Castle



上の絵は Inverness Sunrise High Streetの日の出(東向き 100° am6:20)
ネス橋からの眺望。

下の絵は Inverness Castle(東向き 60° am6:32) ネス川左岸(西側)から城を見上げる。


事典:インヴァネス城:1746年 イギリス政府軍の手に落ちることを恐れたチャールズ・エドワード率いるハイランダー(スコットランド戦士)ジャコバイト軍によって破壊された。
1834年から12年かけて再建された。内部は裁判所。
出展:ワールドガイド ヨーロッパ10 イギリス 2005年版








・Inverness(インヴァネス) 河口風景 に続く。


青字がScotland、赤字がEnglandです。
太字の部分が、本日の掲載部分です。
NTSはNational Trust for Scotland property(スコットランド遺産を保護するナショナルトラスト運動の拠点)
NTはNational Trust(イングランド遺産を保護するナショナルトラスト運動の拠点)
Lochはスコットランド語で「湖」

Inverness(インヴァネス)→Ness Island(ネス島)→Loch Ness(ネス湖)→Drumnadrochit(ドラムナドロヒト)、Urquhart(アーカート城)→Loch Cluanie→Loch Duich→Eilean Donon(アイリーン・ドナン城)→Kyle of Lochaish→Isle of Skye(スカイ島)→Broardford(ブロードフォート)



全コースは、2006/8/23の 日記 を参照ください。




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