悪性リンパ腫になっちゃった!!!

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PET検査について



【PET検査とは】http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/diagnosis/010605.html
 ガンセンターの中央病院にはPETの施設がないので、千葉県の柏にある東病院へ行くことになります。PET検査のPETとはPositron Emission Tomographyの略語で、「ポジトロン断層撮影」、「ポジトロンCT」と呼ばれている新しい検査法の一つです。x線CTのような装置で人体を断層画像としてとらえ病気の原因や病状を的確に診断する新しい検査方法です。

 この検査では、ポジトロンを放出する薬を静脈から注射したりして体内に吸収して、薬が体の中を移動していろいろな器官に集まる様子を撮影し、がんなどの診断が出来るものです。

【PET検査の特徴】
 ○ミリ単位のがんやリンパ節転移の診断が可能です。
 ○臓器ごとの検査ではなく、一度に全身のがん検査ができます。
 ○腫瘍の良性・悪性の判定ならびに悪性度の診断に役立ちます。
 ○苦痛や不快感が伴わず、着衣のまま短時間で検査できます。

【検査の信頼性】
 FDG-PETを用いたがん検診では、見つかりやすいがんと見つかりにくいものがあります。見つかりにくいものとしては、尿に出てくるFDGと紛らわしい腎臓や膀胱にできるもの、勝胱の近くの前立腺や子宮の小さいもの、原発性肝癌の一部、消化管の粘膜内がんなどが挙げられます。この種のものは見逃される可能性があるそうです。しかしがんの存在の有無や病巣の大きさなどがわかり治療法や治療範囲を決めるのに役立つのです。結局万能な検査ではなくエコーや内視鏡検査の方が有効な場合もあります。

【PETを受診して】
 この検査は、フッ素・18(18F)という放射性同位元素で標識されたフルオロデオキシグルコース(FDG)の100~200MBq(2cc程度)を注射し、一時間の安静後約40分間体を動かさないように固定されて、全身の断層画像を撮影します。検査は撮影中に安静に寝ているだけで終了しました。MRIみたいに音はしないし、40分間体を動かさないようにしている事を除けばとても楽な検査です。検査の危険性として放射線被爆がありますが、放射線量は、一回あたり約2~4mSv(ミリシーベルト)でx線CT検査よりも少ない量です。この線量で放射線障害が起こることはないそうです。

【検査結果】
1.左上腹部の集積 
2.左中咽頭の集積 
3.骨髄へのとりこみ
 腹部はそのあたりに穴があいて原発だったのでわかる。喉は転移なのかわからない。骨髄へはどの場所でどれくらいかわからない。結局しばらくしてもう一度やってみないとわからないという事みたい。明確に認められるよりは良かったけど、なんか後味が悪かった。なんでもない人には「問題ありません」と言うはずだけど。


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