つれづれ堂

つれづれ堂

台湾旅行記2


 ちょっと眠い。深夜に雷が鳴って起こされてたからです。外は・・・・・・ああっ、すごい雨!!道理で雷もなってたわけだ。今日は国内線に乗って花蓮と太魯閤(タロコ)渓谷に行くって言うのに・・・・・・。とりあえずバイキングの朝食を済ませ、集合時間までホテルのロビーにて待機。
 渋滞中の道路をかき分け、台北市内にある国内線空港の松山空港へ到着(私たちが台湾に入国したときのは中山空港です)。結構時間ぎりぎりでした。間に合ってよかった。
 ここから花蓮空港まで35分の空の旅。しかし悪天候で機体の揺れること揺れること。瞬間的な無重力状態を何度も体験させていただきました。
 花蓮空港に着くとこちらも雨。こちらのガイドさんも女性の方でした。ガイドさんの運転で花蓮の町を通り(言っちゃ悪いんですが、何となくさびれたような感じがしていました) 、車で1時間ほど走ると太魯閤渓谷に入りました。ここは大理石が名産で、渓谷にも大理石の大岩がゴロゴロしていました。何でも山全体が大理石なのだそうです。岩だらけの河原を逆巻く川が流れる様はすごく壮観でした。ほんと、晴れていたらもっとすばらしい景色を楽しめたろうに、うう、無念じゃ・・・・・・。

太魯閤2.JPG こんな切り立った感じの渓谷が続きます。白黒の縞模様の岩は大理石なんです。

太魯閤1 ちょっとわかりにくいけど、インディアンの顔がおわかりになるでしょうか。

太魯閤の慈母橋蒋介石(あれ、孫文だったったかな?この辺あやふやですみません)のお母さんが作られたと言う橋です。


 2時頃、遅い昼食を台湾版「日光サル軍団」みたいな看板の掛かった、大きな食堂で撮りました。おいしいけど、やっぱり量が多いのです。ごめんね、ご飯を残して。
 余談ですが、この頃雨が滝のように降っていて、私は飛行機がちゃんと飛ぶかとても心配でした。
 昼食後、台湾の少数民族の一つ、アミ族の踊りを見ました。戦いの前の踊りや結婚式の踊り、後は韓国語や日本語で『釜山港へ帰れ』の歌を歌うのを聞いたりしました(あいさつも日中韓と3カ国語なんですよ~)。まずまずおもしろかったです。でも後で踊りに参加している時の写真を大理石の円盤にセットした飾りをセールスしてきました。これは丁重にお断りしました。

アミ族の踊り 歌垣の踊り

アミ族の2 バンブーダンスです。

 アジア一の規模を誇るという大理石工場を見学の後、付属ショップにてお買い物。両親におみやげを買いました。韓国から来たという中国語ペラペラの店員のお姉さんとうち解けちゃいました。「5ヶ月もいればすぐに言葉が上手くなるよ、ここで働いたら?」などと言われました。


大理石工場 こうやって大理石を加工します。

花蓮での猫 工場でかわいい猫ちゃん発見!!

 さて、これで太魯閤渓谷の観光はおしまい。花蓮空港から一路台北へと戻ります。台北着は午後5時半頃でした。
 台北に戻ってきたら雨は上がっていました。でもいつ降ってきてもおかしくない小休止の状態。ガイドさんに頼んで近くのMRT駅で降ろしてもらい、見物と夕食を兼ねて世界一高いビル、TAIPEI101に行きました。

タイペイ101すっごく高いですよ~。何となく中国風の建物です。

 ここはヴィトンやバリー、カルティエなどの超高級ブランドばかりが軒を連ねるおしゃれな場所。私のようなビンボー平民には畏れ多くて手が出ない。でもフードコートはすごく安くて、日本円で500円もあればお腹いっぱいになります。しかもおいしい。ダンナは焼きそば、私は炒めビーフンと豆花(ドウファ) と言うあっさりした豆乳プリンという感じのデザート 、それにお茶(砂糖入りウーロン茶。無糖の方がいいんだけど、注文したらこれが出てきた)を注文して食べました。
 ご飯が済んだら展望台へLet’s Go!! でも展望台のエレベーターは警戒がなんだか厳重なんです。ちゃんと並ぶところが出来ていて、上ろうとする人はそこで待つシステムで、勝手に乗り降りできないようになっていました。しかも空港にあるような金属探知機みたいなところをくぐらされてからです。テロとかの警戒なのでしょうか。
 でもその代わり展望台から眺めた夜景は最高に美しかったです。車がゆるゆると通る様子はまさに光の河。あったかもしれないけど、ぎらぎらするネオンサインは目立たず、幻想的な眺めでした。
 十分に夜景を堪能した後、近くの三越にダンナのパジャマを探しに行ったのですが(ホテルで寝るとき、ちょっと寒いので)、これがた、高い!我が家にはパジャマに2万円を支払う余裕はありません・・・・・・。すごすごと引き下がり、ホテルに帰りました。ダンナにはもう一晩辛抱していただく事になっちゃいました。




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