つれづれ堂

つれづれ堂

京都日帰り旅行


 朝8時過ぎに自宅を発ち、京都には10時過ぎに着きました(新幹線利用)。
まずは徒歩にて七条通りを横切ってすぐ、高瀬川を渡って川沿いの道を上っていくと(つまり御所の方)間もなく『松井天狗堂』というカルタ類を扱っているお店に着きます。ここは小売りもしてくれるのでお目当ての手刷りの花札をゲットしました。ここのご主人は物腰柔らかく、京都弁がしっくりと来るご年配の男性でした。


 次に向かったのは豊国神社。途中秀吉が朝鮮出兵の時に持ち帰らせた敵兵士の耳を埋葬したという耳塚の前を通りました(鼻もあるようです。耳(鼻)塚と看板がありましたので)。ちょっと雰囲気的に怖かったので写真は撮りませんでした。
 豊国神社をお参りし(ちょっとご挨拶しだけですが)、お隣の方広寺へ行きました。そうです。家康が鐘に刻まれた「国家安康・君臣豊楽」の文字にイチャモンをつけた事で有名なあの方広寺です。一度本物を見てみたかったのですが、今まで行ったことがなくて。で、見てみました。
 すごく大きな鐘ですね。口径2.8m、高さ4.2m、総重量約84t、厚さ28cm、は迫力でした。ちょうど観光客を案内していたタクシーの運転手さんが解説をしていたので(拝観料が要るのも教えて下さいました)、それをちゃっかりと聞いていました。

お寺の鐘

方広寺の鐘。なにげにダンナ登場。

お寺の鐘の文字
白で囲ってある箇所が有名な「国家安康・君臣豊楽」の文字です。

淀君?

 豊臣が滅んだことを悲しんで浮き出てきた「淀殿の幽霊」だそうなんですが・・・・・・わかりますか?実際に見てもよく判らなかったです。白い点々は「淀君の涙」なのだそうです。


 次は清水寺。門前にはおみやげ屋さん、陶器屋さんなどたくさんのお店が並んでいます。そのうちの一件で柿渋を塗った紙を使った扇を買いました。使い心地はいいのですが、柿渋ってちょっと独特の匂いがあるんですね。 しばらくすれば消えるそうですので、それまでは少し我慢です。

清水寺

 清水寺です。


清水からの眺め

清水の舞台から見た京都駅方面です。

 清水寺でお参りを済ませたあと、智積院(ちしゃくいん)で襖絵と庭園を拝観してきました。400年以上前のもので、さすがに色が褪せてはいましたが、絵の気迫は伝わり、美しさを忍ぶことはできました。
あとは京都駅にて両親におみやげを買い、家路につきました。
 たくさん歩いたので足がちょっと痛いです。明日は仕事だから痛まないといいなー。

おみやげ

 戦利品(自分用おみやげ)の柿渋紙の扇と手摺りの花札。地色が金で、すごく美しい花札です。しかも1月(松)、2月(梅)、4月(藤)、5月(カキツバタ)、8月(ススキ)、10月(モミジ)のカス札に短歌が書かれているのです。ゆかしいですよ~。
 ダンナは自分用に扇と帽子を買い、両親にはTシャツをおみやげにいたしました。(2006/08/20旅行)


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