工人舎 PA3KX32SAを分解してみました。

本体下のビスをすべてはずし、ツメで隙間をスライドしていくとパカッと開く。
これ以上開くと キーボードのフィルムケーブルが切れそうなのでここでやめておく。
この状態で 自分はキーボードのフラットケーブルを留めているマザー側のコネクターノッチをスライドさせ ケーブルを抜いた。
向かって左、キーボード手前に接続されている光学ポインターのフイルムケーブルをマザー側のコネクター部分ではずした。
これで上部のカバーが分離できる。
本来、本体を割る前に キーボードを先にはずすのが正解っぽい。
キーボードははめ込んであるだけなので、隙間に薄い板状のものを差し込んでノッチからはずせば簡単に本体からはずせる。
キーボードの下側(スペースキー側)が溝に入り込んでいるので 上部側が浮くように引き上げるようなはずし方をしないといけない。
一気に持ち上げるとキーボードのフイルムケーブルを切断しかねないので注意が必要。

これがキーボードつけっぱなしで分離した上半身。
上になっているほうが キーボードのスペースキー側。
シルバーの穴の開いた部分がキーボード裏側。
よく見ると上の方で3箇所 差し込まれているのがわかるかな?
なのでこの状態で下側を押し込むとキーボードがカバーから分離できます。
組み立てる時は キーボードを分離してから組み立てました。

これがSSDやメモリー、CPU、WIFIが全部のっかた マザーだ。
向かって左上がワンセグチューナー。
その下がWIFI&BlueTooth
中央の黒い部分がCPUの放熱板にシールが貼られている。
このシール なんか特殊なのかな?と思いそっと剥がしてみると 下にはヒートシンクとは言えないが 単なるアルミダイキャストの板がCPUとドッキング状態。
もっと面積がおおきければ放熱効果も期待できるが 一度熱がたまれば ハイそれまでよ!っていう気休めな感じ。
負荷の多い作業をすると 突然ブラックアウトでPCが落ちるのは熱暴走によるものなんですね。

ピクセラのワンセグTVチューナー。
感度悪いですね~ww
一応 アンテナ部分に同軸ケーブルでしっかり接続されているのに あの感度は悲しい。
韓国のワンセグの周波数帯なら マッチングがよくってもっと感度がいいのかな?
価格COMでのクチコミで日本と韓国ではワンセグの互換性がないとの報告あり。
完全な日本仕様のチップ構成なのでしょう。
ウィルコムのW-ZERO3ESにオプションで用意されてたワンセグチューナーもピクセラ製で感度最悪だったもんなぁ。
似たり寄ったりですね。

とりあえず アンテナへ どのようにつながってるのか見たくてワンセグボードをはずした状態。

アンテナへ一応ケーブルつながってますけど。

マザーをはずすのには 矢印で示した部分に下部の筐体からツメが出ているので そこを左にグッと押さえ込むとマザーが本体ケースからはずすことができる。

キーボード分離。

キーボード 死んだら 交換簡単ですね~ ってかキーボードだけ売ってくれるの???

左が外部モニター回路部分とステレオヘッドホンジャックとUSBと電源端子。
USBコネクターに無理な力かけると マザーボードごとボキッていっちゃいそうで怖い。

これが今回の一番知りたかった部分。
そうそう WIFIのアンテナどうなってるんだよ??って思い、分解に至った訳でして。
どんだけ WIFIの感度悪いんだよ。
実は今回バリ島へ旅行にもって行って レストランなどのHOTスポットでネットをすることが多かったのですが お店の電波がギリギリまで弱くされていて、お店以外からのアクセスを防止するような電波状態な訳でして、 他の方が同じ場所で余裕でネットできている状況なのに 自分のこのPCでは電波ギリギリで接続すらできない。
アクセスポイントのかなり近くで一度接続してから 席まで戻るような状態。
アンテナ付いてるのか?と思うほど悲惨でした。
そこで どうなってるのか分解しちゃったわけです。
WIFI&BlueToothのチップWi2Wi(2CBW003)が載ってます。
そのチップからいきなりセラミック(MEB9ET)のアンテナがダブルでつながっております。
一応 ダイバーシティになっているのでしょう。
ノート用のMiniPCIカード型WI-FIユニットを他の所有PCで改装したことがあるのですが それもアンテナ2本ダイバーシティで接続できるようになってましたから それと同じ感じでダイバーシティアンテナになっているのでしょうかね?

たったこれだけのマザーでSSDやメモリーやCPUが載っているのには参りますね。
昔のラジオの基盤より小さくて薄いのですから 技術の進化は凄い。
結局 WIFIのアンテナはちゃんと付いていたので これを1/4波長のアンテナとかに改造しちゃうと電波法がなんだらかんだらって言い出す人もいるのでヤメておきました。
電波法に引っかからない 反射板を取り付けることで 多少の感度UPを思いつき、いろいろとやってみました。
まずは リアルタイムに電波の状態がわからないと意味がありません。
WIFI SiStrっていう ワイヤレスLANの電波強度をリアルタイムに感度表示できるソフト がありまして、これで電波の感度を見ながら リフレクター(反射板)を下部に貼り付けました。
このソフトMicrosoft .NET Framework Version 1.0が入っていないと動かないのでインストールしないといけません。

上の白い紙はプロダクトキーを隠してますww。
ネジ穴上の四角いのが今回の実験のアルミシール。
アルミテープっていう 風呂場の煙突の継ぎ目に貼るテープを1/4波長(3cm角)に切って
感度の変化をみたのだが いまひとつ。
今度は1/8波長の1.5cm角に切って本体裏をまさぐったら この場所で感度に変化がでた。
いろいろやって 四角になっているが このまえにも棒状のものやサイズの違うものも試したが この1.5cm角に落ち着いた。
アルミホイルに薄い両面テープで貼っても応用は利くと思います。
本体に貼れるリピーターみたいなものや、この手のリフレクターなど、なんかいい情報があれば教えて欲しいですね。
そうそう 無線LANのリンク状態が安定しているのに いきなり回線切断する状態が何度もあったので デバイスマネージャーで無線LANの詳細設定を見たら、パワーセーブモードが有効になっていました。
これをディセーブルにして無効化したら しばらく通信がない場合でも 回線切断はなくなりました。
それによりバッテリーの持ちがどうなるかは知りませんが 無線LANを有効、無効にできるのですから 有効にした以上、切断されては困りますからね~。
ここに記載した分解方法や、リフレクターの実験はすべて自分の研究のために行ったものです。
マネしちゃだめですよ。
なにがあっても当方責任取りません。

この手のUSB無線LANのほうが よっぽど感度いいですよね!
外出時や旅行の際は最悪の場合に備えて これ持って行った方がよいですね。
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