つるの部屋
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テレビ朝日 「池上彰が伝えたい実はみんな知らない日本戦後70年だからこそ・・云々」というような題名の解説番組を見ましたが、そこでは、大勢の神様が祀られている靖国神社の参拝は他国にはあまり理解されない日本独自の文化なんだというようなことが言われていました。よその国では一神教がほとんどで、日本のように八百万の神さまが信じられているような文化はあまり理解されにくい、故に他国に対する宣伝が足りないのが問題とでも言いたいような?そして私が一番問題にしたいのは(「靖国」と聞いたら何か言いたくなるという病気の持ち主なので)何と言ってもよその国の人に理解されないことが問題、としか言っていないこと。宣伝が足りないから理解されないので、宣伝さえ上手にやれば何の問題もない、ってこと?日本の国内にはまるで反対意見などないかの、あっても取るに足りないかの扱い方。「中国・韓国は最初A灸戦犯の合祀に対して批判していなかった、後から批判し始めた」と言いますが、国内ではA灸戦犯の合祀がされる以前から公人の靖国参拝には反対意見があったことを無視した取り上げ方で、これはいかがなものか?とテレビに向かって悪態をついてしまいました。本質的なことを何も言っていない、と言わざるを得ません。国のために命を捧げた人を祀るということの本当の意味を。何度でも強調したいのは、靖国神社の役割はこれからの若者に国ために命を捧げてもらうために!存在するのだということ。国のためなら無条件に命を捧げよ!という命令を下しやすくするために。こういうところがあるから、安心して国のために死んでくれというために、ある種の選良たちはこぞって参拝しているのだということ。中曽根さんは当時正直にそうのたまいましたが・・国はいつも正しいのですか?間違った戦争に突入したとき、あるいはそう思ったとき、反対してはいけないのでしょうか?「靖国で会おう」と言って戦死した人たちがいるのだから靖国に参拝せねばならない、という意見がありますが、ではその亡くなった方達は自分達と同じように戦争に荷担させられるような若者がこれから先、どんどん出てくるようにと願っているでしょうか?しかもあの戦争を間違った戦争だとは思っていないらしい為政者の元ではいつそんな恐れが降ってわいてくるかわかったものではありません。よその国が反対しているから、という理由は二の次です。侵略戦争を推し進める道具にされた歴史を言わないで、真実を語ったことにはなりません。よその国と文化を認めあうというような話ではない、と声を大にして言いたいです。
2015年06月06日
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