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ホームレスの街「寿町」

ホームレスの街「寿町」



 一泊二日で行って参りました。寿町での体験について書きます。

 中華街だの、元町だの、金持ちがいっぱいいそうな石川町。
石川町を降りて北口から中華街とは逆方向に行くと、駅前は第三京浜がはしっております。
その下をくぐって、大通りを関内方向にしばらく進んで行った。
あらかじめ、地図をもらっていたけれどイマイチその地図は、デカイ道も細い道も同じ太さで書いてあるしわかりにくく。
どこで曲がるのかわからないまま、進んで行ったら関内駅に着いてしまいました。

アレ?
で、あまりにわかんなかったのでコンビニで聞く。
けど、イマイチ皆知らなくて、
奥から出てきたオバチャンが説明してくれた。
「この地図だと、あっちで二個目の信号を右に行って・・・。
ケド、ちょっと治安の悪いトコロっていうか女の子が一人で歩くようなトコじゃないんだけれど、あってるのかなぁ。。」
って言われたから、炊き出しの手伝いに行くんですって言ったら、
「あ。じゃぁきっとアソコだぁ。
角曲がったら、うっそうとした感じでスラム街ってイメージよ。でも、女の子一人じゃなぁ。。ほんと気をつけて。
ほんと気をつけて。」
って、何回も言われ。

そうだよなぁ、夜集合で寿の真ん中にある教会に来いってヒドイよなぁ。
そんなに危ないのかよ。
コワイなぁ。。
ホームレスが道にゴロゴロ転がってんのかなぁ。
とちょっとビビリつつ、角を曲がる。

車がまぁ、普通にすれ違えるカナくらぃの道をまっすぐ。
これまたどこに教会があるのか分からなず。
この道が本当にあっているのかしら?
と思いつつ、ひとけのナイ道を一人早足で歩く。
と、フツーないだろっつーよーな工事現場で使うプレハブの居酒屋だったり、
年期の入った看板、さらには看板手書きかよっつー店。
あ、そろそろここが寿町なのかしら?
と思いつつ、歩いてたら気がついたらまた石川町だった。
あれ?
で、またUターン。
戻ってきたアタシに、プレハブの前で立ってたお兄さんが「どうした?」
って声をかけてくれたので、
「××××って所に行きたいんですけれど。。」
って行ったら、
あ、ココだよ。って目の前でした。
だって、教会を想像してたから。
ちょっと古めの普通のビルなんですもの。

「すいません、迷ってしまいまして。。。」
って、よく考えたらあたし30分歩いて迷ってたから。
中に入ると普通のお家てかマンションだった。

中には、今日参加する人がいっぱぃ。


 とりあえず、輪になって自己紹介でも。。
なんか、たぶんボランティアとか行ったことある人にしかわかんないだろぉケド。なんともマニアックな空気。
笑いにひきつる。

 で、元路上生活者ですけどって人に色々お話を聞いた。
寿町は、横浜市中区にあります。
横浜市の政策によって、路上生活者や特定な住居を持たない人には一日に680円分の「パン券」と宿泊券「どや券」が支給されるそうです。
パン券は、特定の食堂で食事ができる金券。
どや券は、特定の宿、一泊2200円以下の宿に泊ることができる金券です。

 ここで問題なのは、「どや券」「パン券」は横浜市の政策なんですけれど。何故か中区の中の二箇所でしか配布していないのです。

で、初めて行った人はまず
「昨日は、どこで(どこの道端で)寝てたぁ~?」
て面接から始まるらしぃのですが、
「横浜の駅で。。」
って言うと、
「あ、横浜駅は西区だから。西区役所行って」
ってなるそうです。
けれど、金券の配布があるのは中区だけ。
もっと言えば日本では横浜市中区だけ(一時期は川崎もやってたらしぃ)なのです。

なので、中区以外で寝てたらパン券制度を受けられなくなるのです。
というわけで、おじさん曰く
「横浜市は、ホームレスを中区だけに集めて隔離しようとしている」
そうです。

 それは良いか悪いか別として、そうかもしんないね。


 また、路上生活は免れている人たちが住んでいる「どや券」で泊れる「どや」っていうのも、寿地区にあります。
寿地区とは、中区寿町・松影町・扇町の三つの町のことらしぃ。
「どや」というのは、もともと「宿(やど)」のコトなんですけれど
人間が住むトコロじゃねぇ。
ってことから、逆に読んで「どや」と呼ばれるようになったそうで。

 翌日、どやに住んでるおっちゃんにお宅訪問したのですが。
入り口の廊下はこんな感じ。
どや
中国とかのスラム街っぽぃ感じ。。ある意味、こんなオシャレもあるかもしんないっつー空気で。。。

そうだ、寿町は基本的に皆様いろいろな事情の方がいらっしゃりますので「撮影禁止」でございます。
なので、撮った写真は命がけな隠し撮りなのでボケてることが多いですが以下あしからず。

 それでも上の廊下は、床にカビが生えててちょっとカビ臭いくらいのハナシで大したことありません。
この後、どやの中がこの2日間の中で一番カルチャーショックを受けました。
 確かに
「人の住むところじゃねぇ」
でした。
 さすがに人んちの中で隠し撮りは出来ませんので画像はありませんが。
入ると三畳ぐらぃの細長いスペースに、「こんな畳見たことないわ」ってぐらぃ真っ黒で湿った感じの畳が敷いてあるのです。
訪問したおっちゃんは、キレイ好きなようでその畳の上にゴザを敷いてました。
てか、ゴザ敷いてなかったら靴を脱ぐのも抵抗あったかもしんない。

 壁にはやっぱりカビが生えていました。

ふと畳を見たら、畳から「よく古い本あけた時に出てくるようなちぃっこい点みたぃな虫」が出てきました。

かろうじて、冷蔵庫(私物?)があったけれど確実に昭和製造だろうゴミ置き場にありそうな感じでした。

そして、ショッキングなことに
「こないだコタツ買おうかと思ったんだよぉ。そしたら、電気がそんなに通ってないからブレーカー飛んでしまうからカンベンしてくれって言われてよぉ」
って。どんだけ細いブレーカーですか。

隣のビル(どや)とは窓から行き来できるくらいの幅しかないので、当然ながら日なんか当たりません。
なので昼間から布団を敷いて布団に入っているそうです。

 ちなみに、「どや券」は誰でも貰えるけれど誰でも貰えるわけでもありません。(いろいろありまして)
もし、どや券ではなく現金で宿泊した場合。
1泊2200円だそうです。
一見、安く感じますが。
どやは、どや券があるのでまとめて支払い何ヶ月も同じ部屋に泊まる人が多いために「住居」のようになっていますが法的には「簡易宿泊施設」なのだそうです。
よって、どやに住んでいる人たちは扱いとしては「住所不定」さんなんです。
そして、宿泊施設なため「どや」には長期割引など存在しません。
つまり、どやに1ヶ月住むと現金なら
66000円かかるワケです。

 カビてる三畳に冷暖房・風呂なしトイレ共同でデス。
身元がハッキリしない、身内と縁を切っているというダケでものスゴイ扱いですわ。

住所が無いと、定職(日雇い以外のたとえバイトでも)にも就けないし生活保護さえも受けられない。
なので、最近ではなんとかやっと「どや」を「住所」として申請することは認められたようですが。



 さて、話は戻って、
初日の晩は、夜のパトロールに行きました。
横浜の夜はハンパなく寒いです。
こやじは寒さを予想して、ボードウェアのジャケットを着て行きましたがそれでも立ち止まると寒くて、ありえん。

 寿町でどやに泊まれなかった人々は、寒いので桜木町や関内方面の地下鉄や公共施設の階段、地下通路などで寝ています。
寿町から野毛山公園の図書館まで歩く途中、小さな公園で何やらお回りさんが二人でホームレスのおじさんに職質していました。

 職質したって、「いや、ここで寝てるんです」って話だけど。
で、真っ暗な公園の中で
ピカっ
とフラッシュがたかれました。
 先日、野毛山公園でホームレスのおじさんが殺されたんだって。
それを理由に、おまわりさんはホームレスのおじさんたちに本籍と名前と指紋と顔写真を採って回ってるんだって。

 へぇ。
って思った。別にフツーかな。と。
けど、よくよく考えたら近所で人が殺されて、別の日にそこを歩いてたらおまわりさんに
「身分証と指紋と顔写真をお願いします」
って言われたら、ムっとする。

ホームレスのおっちゃんは、
「警察は、犯人は俺ら仲間(路上生活者のことをそう呼んでる)の中にいると思ってんだろ。
そのついでに、アイツらはどこにいて何するかわからんから保安対象として把握しとこう。って魂胆なんだよ。
家が無いってダケで、人権もないんだよ」
って言っていました。

けど、考えてみれば。
隣のお家で泥棒が入ったら、
「指紋とっていいですか?」
って言われるのも当たり前かもしれない。
そんで、
普通にお家に住んでいるソトブキ(ことぶきに住んでいない人のことを言うんだって)の世界でも、
一年に一回、おまわりサンがお家に来て、
家族は何人、どこに勤めててどこに通ってる。
って調査票を書く。(うちの地域だけ??)
普通の家に住んでいたって、おまわりサンに把握されて生きているんだと思う。

その言い方が「ちょっとお願いできますか~?」じゃなくて「ちょっとちょっと、こっち来てコレ書いて」って言うだけで。その点については、みんな過敏になりすぎなんじゃ?とも思った。
確かにソトブキには、歩いてるだけで職質したりはしないけれど、それは家で把握出来ているからなんじゃ??

逆に言うと、おまわりサンは思ったよりお仕事熱心なのねと思った。
おまわりサンは事件の大きさによって冷たい。
人に対しても、道を聞く人へと補導する人への対応は二重人格だ。
ホームレスが一人死んでも、「ま、いーか。どーせ捜索願とか出ないし」って言いそうなのに、
あ、ちゃんと捜査してるんだナと。
 翌日、炊き出しのときもコート(ホントはぐれ刑事みたぃなトレンチ着てた!!)の刑事さんが見に来ていた。


 駅に着いて、階段を降りると昔の新宿西口みたぃにダンボールと新聞紙を巻いたおじさんたちが壁際にずーっとゴロゴロ転がっていた。

 小さい頃、親に
「見ちゃイケマセン」
って言われたよなぁ、的な光景。
ホームレスといえば、一人でいる印象が強かったけれど、ココはある意味集団生活してます。
一人一人、ダンボールのお家に
「トントン」
して、差し入れにミカンとホッカイロ。
体は具合悪くないか、シゴトは最近したか、
今度はいつ炊き出しがあるよ、区役所にはこんな制度があるよって、情報を流したり。
寒い人には、ボランティアから集められた毛布をあげる。
みんな、ダンボールにくるまって、どう考えたって寒いカッコで寝ているんだけれど。

毛布持ってきましょうか?

って、言うと。みんな
「明日仕事に行けなくなるから、いらない」
って言う。
ホームレスといえば、働いてないって思っていたけれど。
みんな実は、日雇い労働をしている、しようとはしている人が多い。
確かに、夜になるとうじゃうじゃいるのに昼間ホームレスってあんま見かけないじゃない。
それなりに、働いてるんです。みんな。

日雇いの仕事をしに行くときは、当然ながら大きな荷物を背負って行くわけにはイカナイ。
だから、昼間はダンボールをどこかに隠して、他の荷物はコインロッカーに入れて生活している。
毛布があれば、余計にコインロッカーを借りなければいけなくなる。
移動もしにくくなって、体力を消耗する。
だから、寒くても毛布はイラナイらしい。

今まで、100円オジサン(過去の日記参照)以外のホームレスとお話するなんて機会はなかったから、
まったく別の生き物として考えていたけれど。
話てみれば、案外みんなフツーのそこらにいる貧乏なオッサンだった。
ホームレスは、怠け者で働かないって印象がデカイ。
けど、案外みんな「金が欲しい」じゃなくて、本心かわからないけど「仕事が欲しい、働きたい」って言う。
結果としては「お金が欲しい」んだけど、
働かなきゃお金は手に入らないってコトは一応みんなわかってるようで、そこを見れば、
普通の考えのオトナだった。


ここまでで、同情しましたか?
(以下ちょっと休憩して感想。下に体験談は続く)

こやじはあまり可哀想だとは思わなかった。
どんな経緯があっても、そんな境遇になったのは少なからず個人のせいだと思う。
社会復帰しようとしている人に対して、頑張れと応援してやりたいとは思うケド。
なんだか寿の中では
「自分たちは悪くない」
的な空気が流れていた気がして、そこが面白くなかった。

ボランティアのグループの中で、初めての人もみんな初日から
「ココが可哀想だった」
「福祉をもっと充実させるべきだ」
「外の人間が、隔離しているのがヒドイ」
って意見ばかりで、
盛り上がっていたので、あえて水は挿さなかったケド。

みんなで
「ソトブキ(寿以外の人のこと)はヒドイ。」
って言ってたって、それは仲間意識を強めるダケで何も変わらない。

文句を言いながらも、ボランティアの人は結局仕事だの家庭が外にあって、1日が終われば自分たちは普通の生活に戻って行く。
そんなの、ひやかし じゃないか。
「同情してる」って自己満足じゃないか。

こやじがボランティアで出来ることは何だ?
こやじとしては、
ソトブキとして、ソトブキは寿をどう見ているのか。
どう思われてて、何は誤解で、誤解を解くためにはどうしたらいいのか。
寿の人たちが望むことを聞いて、その望みを叶えるためには
「コレを試してみたら?」
と教えてあげることじゃないかと思った。
ソトブキと寿のパイプ役になることと、寄付ぐらいしか、思いつかない。

長くいるボランティアの人は、
寿の人たちに自分を含め「仲間」と呼ぶ。
けど、自分は日雇い労働者でもなければ家もある。
それで、 寿の人 って言うことにちょっと疑問があった。
ソトブキが、寿のフリをしてる。。


ボランティアで、一番みんながやろうとしているコトは、
「寿を隔離させない」
ことに見えた。
外界から、隔たりを無くそうとしていた。
けど、寿の人たちは皆ソレを望んでいるんだろうか?
良くないことかもしれないけれど、
寿の中には、当然ながらホームレスかそれに類似する人しかイナイ。
町の中にいれば、
好奇の目にさらされることも、
見下されることも、
石を投げつけられることもなくて
安心だ。
そんな場所が居心地良くて、なかなか社会復帰出来なくなった人も多いけれど、
その場所にソトブキを入れ、環境を奪っても良いものなのか。

仕事がなくなって、路上生活になる人がゼロになることはまずナイ。そんな人を皆が神の如く優しい目で見る社会なんてあるワケがない。
油田でも掘り当てない限り。
寿を、隔離させることは、そんなにイケナイことなのか。
寿で生活をしている人の多くはどう考えているのか、知るのにはこれからまだまだ長い付き合いが必要そうだ。




話は戻って、体験談。
6時ごろ歩いていた時は、場所がわからなくて通りすぎてしまうくらいのちょっとボロイ普通の町に見えたけれど。
パトロールして戻って来るころには、
なんだか気分がものすごくローになって、
吉野家の明かりがやたらにまぶしく感じた。
別に、食事はしてきたのにふと
「なんかウマイもん喰いてぇなぁ。。。」
と思ってしまった。
ナゼだ?

教会に戻って、とりあえず今日は解散。
帰れる人は帰って、泊る人は鍵を閉めて泊ってってね。

「おフロ。入りますか?」
と言われたけれど、全員一致で
「私はイイです。」
なんでかって言うとですね、別に湯垢がついてるトカじゃないんだけれど、
すんげぇ昭和。古い風呂で、ハコみたいなんです。
そして、熱湯と水しか出ません。
&、流し場にトイレがあります。(ユニットバスとはまた違うんだなあ)
場所柄なのか、こんなフロが未だに壊れずよくあるなとビックリした。

お寺はみんなお金持ちで大きな門にキレイな建物。坊主は皆太ってる。
教会といえば、質素な小さなビルでオシャレだけれど貧しそう。

教会
こんな普通のビルの一室が教会です。↑

この違いは、なんなんだ?と思った。
どっちかといえば、金に困ってナイお坊さんに
「お金に執着するのは良くないことです」
って言われるより、牧師さんに言われた方が信じますケド。
人間っぽさを感じるのはお坊さんだけど。
お坊サンには個人的な思い入れがありますので、この話はココまでにして。


教会で3時間ほど仮眠して、翌日は5時半に行動開始。
冬なので外はまだ真っ暗。
早朝はボードウェアでも、やっぱり寒かった。

町の中心にある、
労働センターへ行った。
行く途中、道にはちょっとスローな通勤ラッシュの如く人が大勢。
空はまだ暗いのに。
道では、ドラム缶でところどころに焚き火。
マイクロバスがそこらじゅうに停車中。

え。ホームレスってこんな早起きなんですか???
って、思った。
この時、初めて寿の異空間を味わった。
確かに、スラム街っぽぃ。。
けれど、スラムといえば「ワルな兄ちゃんが喧嘩して、恐喝、麻薬、レイプ」ですが。
なんとも和やかに、
「おはよう」
とみんな言葉を交わす。
そして、年齢層高め。60以上が多い。
人は、かなり多い。昨日の夜は、あんなに人がいなかったのに。。
例えていうなら、今日、祭りですか?

労働センターの前の広場(寄せ場と呼ばれてる)につくと、これまたものすんごぃ人だらけ。
なんかのコンサート会場ぐらぃ、並んでます。
ここでも、寒いから焚き火。
この状況を是非とも写真に撮りたかったけれど、それはデンジャー過ぎるのでヤメタ。

みんな、入り口のシャッターの前で並んでます。
6時ピッタリ。シャッターが上がる。
みんなシャッターが30センチぐらぃ上がるとその隙間から這いつくばるようにして滑り込む。
その光景は、ホントに日本とは思えなかった。

中には、8つほど窓口があって、窓口の上にランプが付いているのが募集中の印。
それぞれの窓口に、別々の仕事が入ってる。
けれど、全ての窓口に仕事があるとは限らない。
並んでいた窓口が、今日は仕事あっりましぇーんだったら、
並んだ意味ナシ。
今日、おしまぃ。
仕事を得ること自体が、この町ではギャンブルなのです。

今日は、4番・5番・6番・7番・9番がランプが付いた。
みんな並んでいたのに関わらず、
年齢制限や、資格の有無で条件に入らずに、仕事を得られない人、
並んでいたけれど、自分の番が来る前にランプが消えた人。
人があぶれる。

途中で放送がかかって、
「ご指名が入ってます。×× ×子さん、×○ ○江さん・・・・」
仕事ぶりが良いと、企業側からの指名もごくまれにあるらしい。
ただ、今日呼ばれた名前は全部女性だった。

ものの10分ほどで、ランプは消えて仕事が無くなったと同時に
「ハイおしまい!!!」
っとシャッターが勢いよく閉められた。

sadf
↑朝8時ごろ、ほとぼりも冷めみんな解散したあとの寄せ場。寄せ場に住んで(?)いる人もいます。


仕事にありつけなかった人たちは、どうするのか。
とりあえず、町の交差点の方へと向かう。
すると、
○模 船舶 とか書かれたマイクロバスの前で、これまた怪しげなオジサンがスカウトをしてる。
紹介所を通さない、
「闇雇用」「青空雇用」
って言うらしい。
紹介所を通さない分、賃金はさらに破格(安い)らしい。
それでも、一円も入らないよりは。とみんなバスに乗り込む。



続きは(2)へ。


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