新プチデカわんこ テディたんがゆく!!

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2025/10/03
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気が滅入るので読まないようにしているんですが、

「チ。-地球の運動について-」という漫画は、




気持ちはきつくなるのですが、

地動説というものに多くの人が飛びつきました。

知ることの探求心は誰にも止められないという意味で、

表現方法に目をそむけたくなりながらも、

見てしまう漫画です。


地動説と言ったらガリレオ裁判しか知らない私。

哲学というものは私の辞書にはないので、

勉強をしてこなかったことを、

「チ。」という漫画で考えさせられました。


現在も宗教による問題は大きいですから、

私はそこに触れることは避けています。

人によって宗教の考え方、捉え方は様々だからです。

その哲学の流れでちょっと気になったのが、

文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロース氏の言葉です。

「日本人は極めて特殊な民族だ。悔しいが、日本には比類がない」

彼は親日家であったそうで、

西洋人から見た日本人について語った本がありました。

「月の裏側」「野生の思考」

​​


私が思う日本人は、

争いごとを避け、空気を読み、

曖昧な表現を用いて波風立てずに周りに合わせる、

そんなイメージです。

自分もそうなのかな………

震災で火事場泥棒がいたとしても、

海外に比べ事件が少ないのは、

日本人のモラルという性質の他に、

他人の目という古来からの日本社会の動きが、

そこにある気がします。


クロード・レヴィ=ストロース氏の事を調べていたら、

YouTubeで多くの動画が紹介されていたので、

ちょっと気になるぞと思った方はご覧になってください。

西洋の学者から見た日本が面白かったです。


中の一つにノコの挽き方があり、

西洋は押す文化で日本は引く文化だという話。

日本は西洋と真逆にあります。

そこには日本人の細やかな技術というものが存在します。

ノコをより細く繊細に作り上げ、

挽いて押す。

力任せではない日本文化がここにある気がしました。


クロード・レヴィ=ストロースが登場する前までは、

サルトルが唱えた構造主義が、

最高の哲学とされてきたそうです。

人類が進化すれば社会構造も進化するわけで、

哲学が新たに生まれ変わっても不思議ではないです。

哲学はそれを提唱するものに、

人が乗っかるか乗っからないかなのでは?

なんてチコちゃんではありませんが、

哲学の何たるかもわからない私は思ってしまいます( ̄∇ ̄;)ハッハッハ


サルトルは人間は自由の刑に処されていると言いました。

クロード・レヴィ=ストロースとは主義が違ったことで、

この二者は何かと取り上げられています。


この自由とは選ぶ自由、選ばない自由であり、

自己責任を負う自由が嫌なら歴史に参加し、

そのトップを目指す?

そんな事なのかな?

それに対し、クロード・レヴィ=ストロースは、

その自由には文化や文明などが抜けていると考えたんですね。

ほぉほぉ(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)

哲学には西洋人の考え方が強くは反映され、

そこに当てはめて答えが導き出されることが多い?

私の中ではそんな感じで考えていました。

クロード・レヴィ=ストロースの言葉はそれに近いのかな?

いま日本が世界が抱えている人種による共生問題。

レヴィ=ストロースの話でいくと、

自由の考え方の裏には人種や文化がある。

人の数だけ答えはあり、

どれが正解とも言えない。

哲学と考えると難しすぎて私の理解を越えてしまいますが、

二人の構造主義の話を見ていたら、

いま日本が抱えている問題に似ているなと思いました。


この社会構造は何を見て言っているのか。

世界を見ていると西洋文化を中心とした社会構造から、

多くの世界を見ています。

でもレヴィ=ストロースの考えでいくと、

その裏側の社会構造を見ていないとなります。


日本の場合で考えると、

日本という社会構造からその裏側の構造を知り、

共生とは何かを考えるのが正しいのかな?

私も含め人間はズルい生き物です。

一つ穴を見つけてそこをうまく通り抜けられたら、

どんどんと要求はエスカレートしていきます。

そうなったときに誰が責任を取るんだろう?

日本が地図から消えたら?

そこまで来たらきっと誰も日本を知らなくなり、

消えた文明として未来の教科書に載るのかもしれない。

そんな先まで考えたら、

ちょっと怖くなりました。


「世界は人間なしに始まったし、人間なしに終わるだろう」

レヴィ=ストロースの名言です。

これをどう考えるのか。

生より死への時間の方が早い年になってくると、

こんなことも色々と考えてしまいます。









いつも

テディは2020年にお星様となりました。

今までテディを可愛がって下さり、

本当にありがとうございました。

テディの歴史に、

ふらりと立ち寄って、笑っていただけたら嬉しいです。








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最終更新日  2025/10/03 06:47:52 PM
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